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臨床研究・治験計画情報の詳細情報です。

特定臨床研究
令和3年9月22日
令和5年1月11日
令和4年5月2日
血液透析患者におけるESAからVadadustatへの切換え後のHb値の推移に関する研究

Challenge V Study
鶴屋  和彦
奈良県立医科大学附属病院
血液透析期のESA製剤治療中のCKDに伴う貧血を有する患者において、ESA製剤からVadadustatへの切換えを実施した際、当該患者のHb値の維持を目指す用量調節を行うことで、治験時に認められた切換え後早期のHb低下を抑制できる可能性の有無を明らかにすることを目的とする。
N/A
腎性貧血
研究終了
バダデュスタット
バフセオ®錠  150㎎、300㎎
奈良県立医科大学臨床研究審査会
CRB5200002

総括報告書の概要

管理的事項

2022年12月26日

2 臨床研究結果の要約

2022年05月02日
47
/ 有効性の解析の主たる解析対象集団として用いる「最大の解析対象集団(full analysis set:FAS)」とは、「本研究の対象として登録・同意取得され、vadadustatを少なくとも1回以上服薬し、主要な評価項目のデータが取得された集団とする。」として定義した。登録した研究対象者(47例)のうち、 主要な登録基準を満たさない、等の理由でプロトコル治療開始前に中止した10例を除く37例がFASとして採用された。
登録時年齢の平均値は66.7歳、中央値は70歳、最大値は83歳であった。性別は、男性が51.4%、女性が48.6%であった。腎性貧血罹患期間は平均9.6年、中央値7年、最大値34年であった。

The full analysis set (FAS) used as the primary analysis set for efficacy analysis was defined as "The study population enrolled and consented to the study, took vadadustat at least once, and the primary endpoint data were obtained." Of the 47 study subjects enrolled, 37 were adopted as FAS, excluding 10 who were discontinued before the start of protocol treatment because they did not meet the major enrollment criteria, etc.
The average age at enrollment was 66.7 years, the median was 70 years, and the maximum was 83 years. The gender was 51.4% for men and 48.6% for women. The average duration of renal anemia was 9.6 years, the median was 7 years, and the maximum was 34 years.

/ 同意取得した患者は47例であった。主要な登録基準を満たさない、等の理由でプロトコル治療開始前に中止した10例を除く37例を有効性の解析対象とした。評価期間中のプロトコル治療を完了した患者は33例であった。本研究は添付文書に基づいた使用を前提に計画され、研究薬を増量する場合は、増量間隔を原則4週間以上とすることとしていたが、実際には予定外の用量調節(投与開始後2週時点のデータを基にした、4週未満の間隔での増量)が,vadadustatの投与を開始した37例中19例で行われた。 Consent was obtained from 47 patients. 37 patients were included in the efficacy analysis except for 10 patients who discontinued the treatment before the start of the protocol because they did not meet the main registration criteria, etc. 33 patients completed protocol therapy during the evaluation period. This study was designed for use in accordance with the package inserts stating that the interval of increase of the study drug should be at least 4 wk in principle. However, unplanned dose adjustments, i.e., dose increases at less than 4 wk based on data from first 2 wk after administration were performed in 19 of the 37 patients who started receiving vadadustat.
/ 安全性に関しては、「安全性解析対象集団 safety analysis set:SAS」(37例)を対象として解析を実施した。SASとは「本研究の対象として登録・同意取得され、研究薬を少なくとも1回以上服薬し、何らかのデータが得られている全ての集団」として定義した。
プロトコル治療との因果関係ありの重篤な有害事象は0件で、プロトコル治療との因果関係なしの重篤な有害事象は2件(左眼硝子体出血、左大腿骨転子部骨折)であった。また、プロトコル治療との因果関係の否定できない非重篤な有害事象は3件(舌のしびれ、大腸毛細血管拡張、大腸毛細血管出血)であり、プロトコル治療との因果関係のない非重篤な有害事象は41件であった。

Safety was analyzed in the "safety analysis set: SAS" (37 subjects). SAS was defined as "All populations enrolled and consented to the study who took at least one study drug and for whom data are available".
There were 0 SAE related to protocol treatment and 2 SAEs (Vitreous hemorrhage in left eye, left trochanteric fracture of femur) not related to protocol treatment. There were 3 non-serious AEs (Numbness of the tongue, colonic telangiectasia, and colonic capillary hemorrhage) for which a causal relationship with the protocol treatment and 41 non-serious AEs that were not causally related to protocol treatment.

/ ・主要評価項目:治療期間各時点のヘモグロビン(Hb)値
各時点のHb推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 10.90 g/dL、2週 10.75 g/dL(-0.15)、4週 10.77 g/dL(-0.13)、6週 10.63 g/dL(-0.27)、8週 10.55 g/dL(-0.35)、10週 10.59 g/dL(-0.31)、12週 10.52 g/dL(-0.38)、16週 10.74 g/dL(-0.16)、20週 10.98 g/dL(0.08)であった。

・副次評価項目:治療期間各時点のHb値が目標範囲内(10.0g/dL以上12.0 g/dL未満)、10.0 g/dL未満及び12.0 g/dL以上の被験者の割合
10.0 g/dL未満及び12.0 g/dL以上
各時点の有効症例数及び割合(( )内が割合)は、治療開始 32 (86.5)、2週 31 (91.2)、4週 22 (64.7)、6週 20 (58.8)、8週 21 (61.8)、10週 18 (54.5)、12週 19 (57.6)、16週 21 (63.6)、20週 18 (54.5)であった。
10.0 g/dL以上及び12.0 g/dL未満
各時点の有効症例数及び割合(( )内が割合)は、治療開始 5 (13.5)、2週 3 (8.8)、4週 12 (35.3)、6週 14 (41.2)、8週 13 (38.2)、10週 15 (45.5)、12週 14 (42.4)、16週 12 (36.4)、20週 15 (45.5)であった。

・副次評価項目: vadadustatの投与量
各時点の研究薬の一日服薬量は、治療開始から2週まで319.4 mg、2週から4週まで356.3 mg、4週から6週まで364.4 mg、6週から8週まで401.8 mg、8週から10週まで417.9 mg、10週から12週まで416.6 mg、12週から16週まで409.0 mg、16週から20週まで416.4 mgであった。

・副次評価項目:Hb上昇速度(g/dL/week)
前の時点からのHb値変化量は、治療開始から2週まで-0.06、2週から4週まで0.01、4週から6週まで-0.07、6週から8週まで-0.04、8週から10週まで0.00、10週から12週まで-0.03、12週から16週まで0.06、16週から20週まで0.07であった。

・副次評価項目:ヘマトクリット値
各時点のヘマトクリット推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 33.93%、2週 33.61% (-0.33)、4週 33.62%(-0.31)、6週 33.14% (-0.80)、8週 32.98% (-0.95)、10週 32.97%(-0.96)、12週 32.83% (-1.10)、16週 33.77%(-0.16)、20週 34.39%(0.45)であった。

・副次評価項目:血小板数
各時点の血小板数推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 19.59×104/μL、2週 18.78×104/μL (-0.81)、4週 18.69×104/μL (-0.90)、6週 18.69×104/μL (-0.90)、8週 19.02×104/μL (-0.57)、10週 19.79×104/μL (0.20)、12週 19.83×104/μL (0.24)、16週 19.29×104/μL (-0.30)、20週 19.85×104/μL (0.27)であった。

・副次評価項目:赤血球関連指標(赤血球数、網状赤血球数、MCV、MCH、MCHC)
(赤血球数)
各時点の赤血球数推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 350.60×104/μL、2週 346.15×104/μL (-4.45)、4週 344.89×104/μL (-5.71)、6週 341.39×104/μL (-9.21)、8週 338.03×104/μL (-12.56)、10週 336.89×104/μL (-13.71)、12週 335.41×104/μL (-15.19)、16週 343.22×104/μL (-7.37)、20週 351.34×104/μL (0.75)であった。
(網状赤血球数)
各時点の網状赤血球数推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 14.58‰、2週 14.49‰ (-0.09)、4週 16.40‰ (1.82)、6週 15.84‰ (1.26)、8週 17.34‰ (2.76)、10週 17.07‰(2.49)、12週 16.85‰ (2.27)、16週 16.76‰(2.18)、20週 16.79‰ (2.21)であった。
(MCV)
各時点のMCV推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 97.11 fL、2週 97.22 fL (0.11)、4週 97.75 fL (0.64)、6週 97.31 fL (0.20)、8週 97.93 fL (0.82)、10週 98.34 fL (1.23)、12週 98.49 fL (1.38)、16週 98.82 fL (1.72)、20週 98.31 fL (1.20)であった。
(MCH)
各時点のMCH推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 31.21 pg、2週 31.14 pg (-0.07)、4週 31.31 pg (0.10)、6週 31.26 pg (0.05)、8週 31.37 pg (0.15)、10週 31.59 pg (0.37)、12週 31.59 pg (0.37)、16週 31.53 pg (0.31)、20週 31.47 pg (0.26)であった。
(MCHC)
各時点のMCHC推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 32.16%、2週 32.04% (-0.12)、4週 32.08% (-0.08)、6週 32.13% (-0.03)、8週 32.03% (-0.13)、10週 32.14% (-0.02)、12週 32.10% (-0.06)、16週 31.89% (-0.27)、20週 32.01% (-0.15)であった。

・副次評価項目:鉄剤投与量
(鉄剤: 静注)
フェジンが投与された症例数及び平均値は、9例 132.9であった。
(鉄含有リン吸着薬)
ピートルが投与された症例数及び平均値は、2例 31000.0であった。
リオナが投与された症例数及び平均値は、7例 35357.1であった。

・副次評価項目:エリスロフェロン
各時点のエリスロフェロン推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 -0.29、2週 -0.33 (-0.04)、4週 -0.32 (-0.03)、6週 -0.23 (0.06)、8週 -0.08 (0.21)、10週 -0.15 (0.14)、12週 -0.09 (0.20)、16週 0.27 (0.56)、20週 0.05 (0.34)であった。

・副次評価項目:鉄関連指標(血清鉄,TIBC,TSAT及び血清フェリチン値)及びヘプシジン(血清フェリチン値およびヘプシジンは,対数変換した値を用いた)
(血清鉄)
各時点の血清鉄推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 66.58μg/dL、2週 83.40μg/dL (16.82)、4週 84.60μg/dL (18.02)、6週 84.19μg/dL (17.61)、8週 91.72μg/dL (25.14)、10週 80.38μg/dL (13.81)、12週 82.66μg/dL (16.08)、16週 83.54μg/dL (16.96)、20週 90.11μg/dL (23.53)であった。
(TIBC)
各時点のTIBC推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 220.42μg/dL、2週 256.63μg/dL (36.21)、4週 268.69μg/dL (48.27)、6週 271.99μg/dL (51.57)、8週 278.69μg/dL (58.27)、10週 279.13μg/dL (58.71)、12週 276.43μg/dL (56.01) 、16週 281.68μg/dL (61.26)、20週 287.52μg/dL (67.10)であった。
(TSAT)
各時点のTSAT推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 30.49、2週 32.64 (2.15)、4週 31.29 (0.81)、6週 31.15 (0.66)、8週 33.24 (2.75)、10週 28.74 (-1.74)、12週 30.05 (-0.44)、16週 29.89 (-0.60)、20週 31.65 (1.16)であった。
(血清フェリチン値)
各時点の血清フェリチン値推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 5.74、2週 5.78 (0.04)、4週 5.70 (-0.04)、6週 5.65 (-0.08)、8週 5.64 (-0.10)、10週 5.59 (-0.14)、12週 5.57 (-0.16)、16週 5.49 (--0.25)、20週 5.36 (-0.37)であった。
(ヘプシジン)
各時点のヘプシジン推定値及びベースラインとの差(( )内がベースラインとの差)は、治療開始 4.79 ng/mL、2週 4.76 ng/mL (-0.03)、4週 4.63 ng/mL (-0.16)、6週 4.57 ng/mL (-0.22)、8週 4.39 ng/mL (-0.40)、10週 4.41 ng/mL (-0.38)、12週 4.48 ng/mL (-0.31)、16週 4.28 ng/mL (-0.51)、20週 4.17 ng/mL (-0.62)であった。

本研究は添付文書に基づいた使用を前提に計画され、研究薬を増量する場合は、原則増量間隔を原則4週以上とする こととしていたが、実際には予定外の用量調節(投与開始後2週時点のデータを基にした、4週未満の間隔での増量)が,vadadustatの投与を開始した37例中19例で行われた。


Primary endpoint: Hb levels (g/dL) at each time point during the treatment period
The estimated Hb at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 10.90 at the start of treatment, 10.75 (-0.15) at 2 wk, 10.77 (-0.13) at 4 wk, 10.63 (-0.27) at 6 wk, 10.55 (-0.35) at 8 wk, 10.59 (-0.31) at 10 wk, 10.52 (-0.38) at 12 wk, 10.74 (-0.16) at 16 wk, and 10.98 (0.08) at 20 wk.
Secondary endpoint:: Percentage of subjects with Hb levels within target range (>=10.0 g/dL and <12.0 g/dL), <10.0 g/dL and >=12.0 g/dL at each time point during the treatment period
<10.0 g/dL and >=12.0 g/dL
The number and percentage of cases at each time point (percentages in parentheses) were 32 (97.0%) at the start of treatment, 31 (91.2%) at 2 wk, 22 (64.7%) at 4 wk, 20 (58.8%) at 6 wk, 21 (61.8%) at 8 wk, 18 (54.5%) at 10 wk, 19 (57.6%) at 12 wk, 21 (63.6%) at 16 wk, and 18 (54.5%) at 20 wk.
The number of patients was 18 (54.5%) at 20 wk.
>=10.0 g/dL and <12.0 g/dL
The number and percentage of cases at each time point (percentages in parentheses) were 5 (13.5%) at the start of treatment, 3 (8.8%) at 2 wk, 12 (35.3%) at 4 wk, 14 (41.2%) at 6 wk, 13 (38.2%) at 8 wk, 15 (45.5%) at 10 wk, 14 (42.4%) at 12 wk, 12 (36.4%) at 16 wk, and 18 (45.5%) at 20 wk.
Secondary endpoint: Dosage of Vadadustat
The estimated daily dosages of the study drug were 319.4 mg from the start of treatment to 2 wk, 356.3 mg from 2 to 4 wk, 364.4 mg from 4 to 6 wk, 401.8 mg from 6 to 8 wk, 417.9 mg from 8 to 10 wk, 416.6 mg from 10 to 12 wk, 409.0 mg from 12 to 16 wk, and 416.4 mg from 16 to 20 wk.
Secondary endpoint: Rate of increase in Hb (g/dL/week)
The change in Hb levels from the previous point was -0.06 from the start of treatment to 2 wk, 0.01 from 2 wk to 4 wk, -0.07 from 4 wk to 6 wk, -0.04 from 6 wk to 8 wk, 0.00 from 8 wk to 10 wk, -0.03 from 10 wk to 12 wk, 0.06 from 12 wk to 16 wk, and 0.07 from 16wk to 20 wk.
Secondary endpoint: Hematocrit levels
The estimated hematocrit at each time point and difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 33.93% at the start of treatment, 33.61% (-0.33) at 2 wk, 33.62% (-0.31) at 4 wk, 33.14% (-0.80) at 6 wk, 32.98% (-0.95) at 8 wk, 32.97% (-0.96) at 10 wk, 32.83% (-1.10) at 12 wk, 33.77% (-0.16) at 16 wk, and 34.39% (0.45) at 20 wk.
Secondary endpoint: Platelet levels
The estimated platelet (/microL) at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 19.59*104 at the start of treatment, 18.78*10^4 (-0.81) at 2 wk, 18.69*10^4 (-0.90) at 4 wk, 18.69*10^4 (-0.90) at 6 wk, 19.02*10^4 (-0.57) at 8 wk, 19.79*10^4 (0.20) at 10 wk, 19.83*10^4 (0.24) at 12 wk, 19.29*10^4 (-0.30) at 16 wk, and 19.85*10^4 (0.27) at 20 wk.
Secondary endpoints; red blood cell-related indices (red blood cell counts, reticulocyte counts, MCV, MCH, MCHC)
(Red blood cell counts)
The estimated red blood cell counts (/microL) at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 350.60*10^4 at the start of treatment, 346.15*10^4 (-4.45) at 2 wk, 344.89*10^4 (-5.71) at 4 wk, 341.39*10^4 (-9.21) at 6 wk, 338.03*10^4 (-12.56) at 8 wk, 336.89*10^4(-13.71) at 10 wk, 335.41*10^4(-15.19) at 12 wk, 343.22*10^4 (-7.37) at 16 wk, and 351.34*10^4 (0.75) at 20 wk.
(Reticulocyte counts)
The estimated reticulocyte counts (per mille) at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 14.58 at the start of treatment, 14.49 (-0.09) at 2 wk, 16.40 (1.82) at 4 wk, 15.84 (1.26) at 6 wk, 17.34 (2.76) at 8 wk, 17.07 (2.49) at 10 wk, 16.85 (2.27) at 12 wk, 16.76 (2.18) at 16 wk, and 16.79 (2.21) at 20 wk.
(MCV)
The estimated MCV (fL) at each time point and differences from baseline (the differences from baseline in parentheses) were 97.11 fL at the start of treatment, 97.22 (0.11) at 2 wk, 97.75 (0.64) at 4 wk, 97.31 (0.20) at 6 wk, 97.93 (0.82) at 8 wk, 98.34 (1.23) at 10 wk, 98.49 (1.38) at 12 wk, 98.82 (1.72) at 16 wk, and 98.31(1.20) at 20 wk.
(MCH)
The estimated MCH (pg) at each time point and differences from baseline (the differences from baseline in parentheses) were 31.21 at the start of treatment, 31.14 (-0.07) at 2 wk, 31.31 (0.10) at 4 wk, 31.26 (0.05) at 6 wk, 31.37 (0.15) at 8 wk, 31.59 (0.37) at 10 wk, 31.59 (0.37) at 12 wk, 31.53 (0.31) at 16 wk, and 31.47(0.26) at 20 wk.
(MCHC)
The estimated MCHC (%) at each time point and differences from baseline (the differences from baseline in parentheses) were 32.16 at the start of treatment, 32.04 (-0.12) at 2 wk, 32.08 (-0.08) at 4 wk, 32.13 (-0.03) at 6 wk, 32.03 (-0.13) at 8 wk, 32.14 (-0.02) at 10 wk, 32.10 (-0.06) at 12 wk, 31.89 (-0.27) at 16 wk, and 32.01 (-0.15) at 20 wk.
Secondary endpoint: Iron dosage
(Iron: intravenous injection)
The number of patients treated with FESIN, and the mean dose was 9 and 132.9, respectively.
(Iron containing phosphate adsorbent)
The number of patients treated with P-TOL, and the mean dose was 2 and 31000.0, respectively.
The number of patients treated with Riona, and the mean dose was 7 and 35357.1, respectively.
Secondary endpoint: Erythroferrone
The estimated erythroferrone at each time point and difference from baseline (difference from baseline in parentheses): -0.29 at the start of treatment, -0.33 (-0.04) at 2 wk, -0.32 (-0.03) at 4 wk, -0.23 (0.06) at 6 wk, -0.08 (0.21) at 8 wk, -0.15 (0.14) at 10 wk, -0.09 (0.20) at 12 wk, 0.27 (0.56) at 16 wk, and 0.05 (0.34) at 20 wk.
Secondary endpoint:Iron-related parameters (serum iron, TIBC, TSAT and serum ferritin levels), and hepcidin. (Serum ferritin and hepcidin levels were log-transformed.)
(Serum iron)
The estimated serum iron (microgramme/dL) and differences from baseline at each time point (the differences from baseline in parentheses) were 66.58 at the start of treatment, 83.40 (16.82) at 2 wk, 84.60 (18.02) at 4 wk, 84.19 (17.61) at 6 wk, 91.72 (25.14) at 8 wk, 80.38 (13.81) at 10 wk, 82.66 (16.08) at 12 wk, 83.54 (16.96) at 16 wk, and 90.11 (23.53) at 20 wk.
(TIBC)
The estimated TIBC (microgramme/dL) and differences from baseline at each time point (the differences from baseline in parentheses) were 220.42 at the start of treatment, 256.63 (36.21) at 2 wk, 268.69 (48.27) at 4 wk, 271.99 (51.57) at 6 wk, 278.69 (58.27) at 8 wk, 279.13 (58.71) at 10 wk, 276.43 (56.01) at 12 wk, 281.68 (61.26) at 16 wk, and 287.52 (67.10) at 20 wk.
(TSAT)
The estimated TSAT (%) at each time point and the differences from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 31.35 at the start of treatment, 33.51 (2.16) at 2 wk, 32.22 (0.87) at 4 wk, 32.04 (0.69) at 6 wk, 34.25 (2.9) at 8 wk, 29.62(-1.74) at 10 wk, 30.92(-0.43) at 12 wk, 30.83 (-0.52) at 16 wk, and 32.53 (1.17) at 20 wk.
(Ferritin)
The estimated Ferritin(ng/mL) at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 319.05 at the start of treatment, 327.35 (8.29) at 2 wk, 307.49 (-11.56) at 4 wk, 298.18 (-20.87) at 6 wk, 296.1(-22.95) at 8 wk, 287.98 (-31.07) at 10 wk, 280.14 (-38.91) at 12 wk, 263.37 (-55.68) at 16 wk, and 248.29 (-70.76) at 20 wk.
(Hepcidin)
The estimated hepcidin levels(ng/mL) at each time point and the difference from baseline (the difference from baseline in parentheses) were 4.79 at the start of treatment, 4.76(-0.03) at 2 wk, 4.63(-0.16) at 4 wk, 4.57 (-0.22) at 6 wk, 4.39(-0.40) at 8 wk, 4.41 (-0.38) at 10 wk, 4.48 (-0.31) at 12 wk, 4.28 (-0.51) at 16 wk, and 4.17 (-0.62) at 20 wk.

This study was designed for use in accordance with the package inserts. When the dose of the study drug was increased, the increase interval was set at 4 wk or more in principle. However, unplanned dose adjustments (dose increases at less than 4 wk based on data from first 2 wk after administration) were performed in 19 of the 37 patients started receiving vadadustat.
/ 本研究は赤血球造血刺激因子製剤(ESA)治療中の血液透析患者において、ESAからvadadustat(VAD)への切換え時、積極的な用量調節により第3相治験で認めた切換え後早期のHb値低下を抑制できる可能性を明らかにすることを目的とした医師主導多施設共同前向き単群試験である。ESA治療中の血液透析患者を対象に、ESAからVADに切換え20週間のHb値の推移を観察した。変薬4週後のHb値をベースライン(BL)と比較し、有意な低下を認めた場合にのみ次の時点の比較を行うことで時点の多重性を調整した。計47名が登録され、設定した条件に基づきVADが投与された37名を解析対象とした。主要評価項目であるHb値の推移は、4週時のHb値のBLからの推定変化量は-0.13(95%信頼区間 -0.47 to 0.21)g/dL (P = 0.453)と有意な低下は認められなかった。6~16週にかけてHb値はわずかにBLを下回ったが治験時のような大幅な低下は認められなかった。しかしながら、本研究では19例で予定外の用量調節が行われたことから、この結果をもって本プロトコルにより切換え後早期のHb値低下を抑制したとは結論できなかった。 A total of 47 hemodialysis patients were enrolled, and 37 patients who were switched from ESA to VAD were analyzed based on predefined conditions. Hb level at 4 wk was not significantly lower than that at BL. Hb levels from 6 to 16wk were slightly below the BL value, but the decrease was not as large as that observed in the clinical trial. We could not conclude that the aggressive dose adjustment prevented Hb levels from early declining because of unscheduled dose adjustments were performe in 19 patients.
2023年01月10日

3 IPDシェアリング

/ Yes
/ 匿名化された被験者のデータは研究代表医師宛に合理的な要請があった場合は共有される見込みである。この方針は全研究データに適用されるが、匿名化しても被験者を特定するリスクがあると判断された場合には提供を差し控えることもある。研究計画書のような関連文書も合理的な要請があった場合は共有されるが、日本語版に限定される。データは2023 年1 月に使用可能となる見込みだが、時期については変更となる可能性がある。データは2027 年12 月まで利用可能である。データの共有対象は、非営利目的の研究者で、メタ解析目的に使用される場合に限り、電磁的記録として提供される。 The individual deidentified participant data will be shared upon reasonable request to the contact for Principal Investigator. This policy applies to all study data, but may be withheld if it is determined that there is a risk of identifying the subject even if anonymized. Related documents such as research plans will be shared if there is a reasonable request, but only in the Japanese version. Data are expected to be available in January 2023, but timing may change. The data will be available until December 2027. Data will be shared with non-profit researchers, and will only be provided as electromagnetic records when used for meta-analytic purposes.

管理的事項

研究の種別 特定臨床研究
届出日 令和4年12月26日
臨床研究実施計画番号 jRCTs051210090

1 特定臨床研究の実施体制に関する事項及び特定臨床研究を行う施設の構造設備に関する事項

(1)研究の名称

血液透析患者におけるESAからVadadustatへの切換え後のHb値の推移に関する研究

A study on the change in hemoglobin levels after switching from ESA to vadadustat in hemodialysis patients
Challenge V Study Challenge V Study

(2)研究責任医師(多施設共同研究の場合は、研究代表医師)に関する事項等

鶴屋  和彦 Tsuruya Kazuhiko
/ 奈良県立医科大学附属病院 Nara Medical University Hospital
腎臓内科
634-8522
/ 奈良県橿原市四条町840 840 Shijo-cho Kashihara-shi Nara,Japan
0744-29-8865
tsuruya@naramed-u.ac.jp
鶴屋 和彦 Tsuruya Kazuhiko
奈良県立医科大学 Nara Medical University
腎臓内科学
634-8521
奈良県橿原市四条町840 840 Shijo-cho Kashihara-shi Nara,Japan
0744-29-8865
0744-23-9913
vaf-study@naramed-u.ac.jp
吉川 公彦
あり
令和3年8月23日
自施設に当該研究で必要な救急医療が整備されている。

(3)研究責任医師以外の臨床研究に従事する者に関する事項

奈良県立医科大学附属病院
竹綱 正典
臨床研究センター
メディカルエッジ株式会社
上田 史郎
奈良県立医科大学附属病院
高島 隆造
臨床研究センター
株式会社リニカル
大谷 智子
育薬事業部
株式会社リニカル
田村 敏昭
監査室 Global QA Head &品質保証部
大阪公立大学大学院医学研究科
吉田 寿子
医療統計学
奈良県立医科大学附属病院
鮫島 謙一
腎臓内科

(4)多施設共同研究における研究責任医師に関する事項等

多施設共同研究の該当の有無 あり
/

吉岡 伸夫

Yoshioka Nobuo

/

医療法人 康仁会 西の京病院

Nishinokyo Hospital

透析センター

630-8041

奈良県 奈良市六条町102-1

0742-35-1121

n_yoshioka@nishinokyo.or.jp

山岡 みゆき

医療法人 康仁会 西の京病院

透析センター

630-8041

奈良県 奈良市六条町102-1

0742-35-1121

0742-35-1160

m_yamaoka@nishinokyo.or.jp

吉岡 伸夫
あり
令和3年8月23日
自施設に当該研究で必要な救急医療が整備されている。
/

田中 賢治

Tanaka Kenji

/

医療法人 翠悠会 翠悠会診療所

Medical Corporation Suiyukai Suiyukai Clinic

院長

634-0007

奈良県 橿原市葛本町676-1

0744-26-2222

enjik_01@icloud.com

田中 賢治

医療法人 翠悠会 翠悠会診療所

院長

634-0007

奈良県 橿原市葛本町676-1

0744-26-2222

0744-25-4957

kenji-01@cotton.ocn.ne.jp

田中 賢治
あり
令和3年8月23日
奈良県立医科大学附属病院
/

金子 佳照

Kaneko Yoshiteru

/

医療法人 翠悠会 高田診療所

Medical Corporation Suiyukai Takada Clinic

院長

635-0096

奈良県 大和高田市西町1番26号

0745-23-1553

kaneko-y@suiyuukai.or.jp

金子 佳照

医療法人 翠悠会 高田診療所

院長

635-0096

奈良県 大和高田市西町1番26号

0745-23-1553

0745-23-3038

kaneko-y@suiyuukai.or.jp

金子 佳照
あり
令和3年8月23日
高田市立病院
/

中辻 史好

Nakatsuji Fumiyosi

/

医療法人 桜翔会 中辻医院

Nakatsuji Hospital

院長

638-0812

奈良県 吉野郡大淀町桧垣本104-2

0747-52-8586

mail@nakatujihp.com

南  喜代美

医療法人 桜翔会 中辻医院

透析室

638-0812

奈良県 吉野郡大淀町桧垣本104-2

0747-52-8586

0747-52-9006

mail@nakatujihp.com

中辻  史好
あり
令和3年8月23日
南奈良総合医療センター
/

丸山 直樹

Maruyama Naoki

/

宇陀市立病院

Uda City Hospital

内科

633-0298

奈良県 宇陀市榛原萩原815番地

0745-82-0381

naoki421@m4.kcn.ne.jp

丸山 直樹

宇陀市立病院

内科

633-0298

奈良県 宇陀市榛原萩原815番地

0745-82-0381

0745-82-0654

naoki421@m4.kcn.ne.jp

仲川 喜之
あり
令和3年8月23日
自施設に当該研究で必要な救急医療が整備されている。

2 特定臨床研究の目的及び内容並びにこれに用いる医薬品等の概要

(1)特定臨床研究の目的及び内容

血液透析期のESA製剤治療中のCKDに伴う貧血を有する患者において、ESA製剤からVadadustatへの切換えを実施した際、当該患者のHb値の維持を目指す用量調節を行うことで、治験時に認められた切換え後早期のHb低下を抑制できる可能性の有無を明らかにすることを目的とする。
N/A
実施計画の公表日
2022年12月31日
50
介入研究 Interventional
単一群 single arm study
非盲検 open(masking not used)
非対照 uncontrolled control
単群比較 single assignment
治療 treatment purpose
なし
なし
なし
1. 同意取得日に20 歳以上の患者(性別は不問とする)
2. 同意取得日までにエビデンスに基づくCKD 診療ガイドライン2018(日本腎臓学会編)に基づきCKD と診断されている患者
3. 同意取得日前12 週以上、週3 回の血液透析又は血液透析ろ過のいずれか一方を受けている患者。ただし,在宅血液透析を実施している患者及び腹膜透析を併用している患者を除く。
4. 同意取得日8 週前から同意取得日まで、同一のESA 製剤を同一の経路、同一の間隔,規定の用量で投与を受けている患者。
5. 同意取得日前直近の平均Hb 値(最新2 回の平均値)が9.5 g/dL 以上12.0 g/dL 以下の患者。
6. 同意取得日前直近の2回のHb値の差が1.5 g/dL未満の患者。
7. 同意取得日前の血清フェリチン値が100 ng/mL 以上、かつ トランスフェリン飽和度(以下、TSAT)が20%以上の患者。または血清フェリチン値が100 ng/mL 未満、またはTSATが20%未満の患者は再度測定し、血清フェリチン値が100 ng/mL 以上、かつTSATが20%以上であることが確認できた場合は研究に参加可能とする。
1. Aged 20 years or older at the time of obtaining consent (irrespective of sex)
2. Diagnosis of CKD based on evidence-based clinical practice guidelines for CKD 2018 (edited by the Japanese Society of Nephrology) by the time of obtaining consent
3. Receiving hemodialysis or hemodiafiltration 3 times a week for more than 12 weeks prior to the time of obtaining consent, excluding receiving home dialysis or combination of peritoneal dialysis
4. Receiving the same ESA by the same route, at the same intervals, and at the prescribed dose within 8 weeks prior to the time of obtaining consent
5. Mean of the two screening Hb levels closest in the time of obtaining consent (average of the latest 2 times) is 9.5 g/dL or higher and <12.0 g/dL
6. Fluctuation between the two Hb levels closest in the time of obtaining consent during the screening period less than 1.5 g/dL
7. Serum ferritin level of 100ng/mL or higher and transferrin saturation level (TSAT) of 20% or higher before the time of obtaining consent (If the serum ferritin level is less than 100ng/mL or the TSAT is less than 20%, these parameters are measured again. The patients can enter the study after confirmation of serum ferritin level is 100 ng/mL or more and the TSAT is 20% or more.)
1. 同意取得日以降にCKD 以外(鎌状赤血球症、骨髄異形成症候群、骨髄線維症、造血器悪性腫瘍、骨髄腫、溶血性貧血、サラセミア及び赤芽球癆等)が主因の貧血を呈した患者
2. 同意取得日8 週前から同意取得日までに活動性の出血又は失血があった患者。
3. 同意取得日8 週前から同意取得日までに赤血球輸血を受けた患者。
4. 同意取得日8 週前から同意取得日までに、テストステロンエナント酸エステル又はメピチオスタンの投与を受けた患者。
5. 研究薬投薬開始日以降、すぐに救済治療や研究薬の休薬等の処置が必要になる可能性があると研究責任(分担)医師が判断した患者。
6. 腎機能が回復し、血液透析又は血液透析ろ過を必要としなくなることが予想される患者。
7. 同意取得日前のAST (基準値: 10~40 U/L),ALT (基準値: 5~45 U/L) 又は総ビリルビン(基準値: 0.2~1.2 mg/dL)が基準値上限の2.5 倍を超えた患者。ただし、ジルベール症候群の患者はこの限りでない。
8. コントロール不良の高血圧(収縮期血圧が180 mmHg 超又は拡張期血圧が110 mmHg 超と定義する)を有する患者。
9. 重度の心不全{ニューヨーク心臓病学会(NYHA)による心不全の重症度分類でクラスIV}を有する患者。
10. 同意取得日12 週前から同意取得日までに脳血管障害又は急性冠症候群(不安定狭心症又は心筋梗塞のための入院等)を発症した患者。緊急の冠動脈再建、心不全のための入院が必要となった患者。
11. 悪性腫瘍を合併している患者又は悪性腫瘍の既往がある患者。ただし,悪性腫瘍の既往があっても5 年以上再発が認められない患者(抗がん剤を投与していた場合は最終投与から5 年以上再発が認められない患者)は除く。
12. 同意取得日12 週前から同意取得日までに深部静脈血栓症又は肺塞栓症を発症又は再発した患者。
13. ヘモジデリン沈着症又はヘモクロマトーシスの合併又は既往を有する患者。
14. 臓器移植の既往又は予定がある患者(腎移植待機リストへの登録はこの限りでない)、又は造血幹細胞又は骨髄移植の既往を有する患者。
15. 本研究以外の介入試験(治験を含む)に参加している者。
16. HIF-PH 阻害薬に対する忍容性がないことが判明している患者。
17. 妊娠中、授乳中、妊娠している可能性のある女性患者。
18. 葉酸及びビタミンB12の値が基準下限値未満の患者。(葉酸基準下限値: 3.6ng/mL、ビタミンB12基準下限値: 233pg/mL)
19. 脳梗塞や、心筋梗塞、肺塞栓等の合併症や既往歴のある場合で、医師のリスク評価で不適格と判断した患者
20. その他、研究責任(分担)医師が本研究の対象として不適格であると判断した患者。
1. Anemia due to a main cause other than CKD (sickle cell disease, myelodysplastic syndrome, bone marrow fibrosis, hematologic malignancy, hemolytic anemia, thalassemia, or pure red cell aplasia) after the time of obtaining consent
2. Active bleeding or recent blood loss within 8 weeks prior to the time of obtaining consent
3. RBC transfusion within 8 weeks prior to the time of obtaining consent
4. Received testosterone enanthate or mepitiostane within 8 weeks prior to the time of obtaining consent
5. Patients who are judged by the principal investigator (or sub-investigators) to require treatment such as salvage treatment or withdrawal of the investigated drug after the start of the investigated drug
6. Patients who are expected to eliminate the need for hemodialysis or hemodiafiltration due to recovery of renal function
7. AST (standard value: 10 to 40 U/L), ALT (standard value: 5 to 45 U/L), or total bilirubin (standard value: 0.2 to 1.2 mg/dL) before the time of obtaining consent >2.5 x upper limit of normal; does not apply to patients with Gilbert's syndrome
8. Uncontrolled hypertension (systolic blood pressure >180 mmHg or diastolic blood pressure >110 mmHg)
9. Severe heart failure (New York Heart Association Class IV)
10. Cerebrovascular disorder or acute coronary syndrome (hospitalization due to unstable angina or myocardial infarction), requiring hospitalization due to urgent percutaneous coronary intervention or heart failure within 12 weeks prior to the time of obtaining consent
11. Current or past history of malignancy. History of malignancy with no recurrence for the recent 5 years (or no recurrence for the recent 5 years after the last administration of anticancer drugs) is not an exclusion criterion
12. New onset or recurrent event of deep vein thrombosis or pulmonary embolism within 12 weeks prior to the time of obtaining consent
13. Current or history of hemosiderosis or hemochromatosis
14. History of prior organ transplantation or scheduled organ transplant, or prior transplantation of hematopoietic stem cell or bone marrow; does not apply to patients scheduled to be enrolled in the kidney transplant waiting list
15. Patients participating in interventional trials (including clinical trials) other than this study
16. Patient with intolerable for HIF-PH inhibitors
17. Female patients who are pregnant or breast feeding, or are predicted to be pregnant
18. Patients whose folic acid and vitamin B12 are deviated from the minimum value( folic acid:3.6ng/mL and vitamin B12:233pg/mL)
19. Patients who are judged by the doctors to be ineligible for complications or medical history such as cerebral infarction, myocardial infarction, or pulmonary embolism
20. Patients who are judged by the principal investigator (or sub-investigators) to be inappropriate as subjects in this study
20歳 以上 20age old over
上限なし No limit
男性・女性 Both
(1) 有害事象・疾病等が発現し、研究責任(分担)医師が中止すべきと判断した場合(過粘稠度症候群が認められた場合や、Hb 値を目標範囲にコントロールすることが困難な場合等、研究責任(分担)医師が研究の継続が妥当でないと判断した場合を含む)もしくは被験者より中止の申し出があった場合
(2) 血液透析又は血液透析ろ過を必要としなくなった場合
(3) 被験者が同意を撤回した場合
(4) 選択基準違反、除外基準抵触が判明した場合
(5) 同意取得後、Vadadustatの投薬開始までの間に適格性基準を満たさないことが判明した場合
(6) その他有害事象等以外の要因で、研究責任(分担)医師が本研究の継続が困難と判断した場合

腎性貧血 renal anemia
腎性貧血   renal anemia
あり
用量調節アルゴリズムに準じてVadadustatを投与する Vadadustat is orally administered according to the dose adjustment algorithm
治療期間各時点のHb値 Hemoglobin level at each point in the treatment period
・治療期間各時点のHb値が目標範囲内(10.0g/dL以上12.0 g/dL未満)、10.0 g/dL未満及び12.0 g/dL以上の被験者の割合
・Vadadustatの投与量
・Hb上昇速度(g/dL/week)
・ヘマトクリット値
・血小板数
・赤血球関連指標(赤血球数、網状赤血球数、MCV、MCH、MCHC)
・ヘプシジン
・鉄剤投与量
・エリスロフェロン
:Percentage of subjects whose Hb value is within target range (10.0 g/dL or more and less than 12.0g/dL), or less than 10.0 g/dL and 12.0 g/dL or more
:Vadadustat dose
:Hb rise rate (g/dL/week)
:Hematocrit value
:Platelet count
:Red blood cell-related parameters (red blood cell count, reticulocyte count, MCV, MCH, MCHC)
:Hepcidin
:Iron dose
:Erythroferrone

(2)特定臨床研究に用いる医薬品等の概要

医薬品
承認内
バダデュスタット
バフセオ®錠  150㎎、300㎎
150㎎:30200AMX00509、300㎎:30200AMX00510
田辺三菱製薬株式会社
大阪府 大阪市中央区道修町3-2-10

3 特定臨床研究の実施状況の確認に関する事項

(1)監査の実施予定

あり

(2)特定臨床研究の進捗状況

実施計画の公表日

/

研究終了

Complete

/

4 特定臨床研究の対象者に健康被害が生じた場合の補償及び医療の提供に関する事項

あり
あり
医療費・医療手当 及び 死亡・後遺障害
なし

5 特定臨床研究に用いる医薬品等の製造販売をし、又はしようとする医薬品等製造販売業者及びその特殊関係者の当該特定臨床研究に対する関与に関する事項等

(1)特定臨床研究に用いる医薬品等の医薬品等製造販売業者等からの研究資金等の提供等

田辺三菱製薬株式会社
あり
田辺三菱製薬株式会社 Mitsubishi Tanabe Pharma Corporation
該当
あり
令和3年8月23日
なし
あり
研究代表医師の監督下で研究計画書案作成、説明文書案ならびに論文案作成を支援

(2)特定臨床研究に用いる医薬品等の医薬品等製造販売業者等以外からの研究資金等の提供

なし

6 審査意見業務を行う認定臨床研究審査委員会の名称等

奈良県立医科大学臨床研究審査会 Nara Medical University Certified Review Board
CRB5200002
奈良県 橿原市四条町840番地 840 Shijo-cho Kashihara, Nara
0744-29-8835
ethics_nara@naramed-u.ac.jp
承認

7 その他の事項

(1)特定臨床研究の対象者等への説明及び同意に関する事項

(2)他の臨床研究登録機関への登録

(3)特定臨床研究を実施するに当たって留意すべき事項

該当しない
なし none
なし
該当しない
該当しない
該当しない

(4)全体を通しての補足事項等

添付書類(実施計画届出時の添付書類)

設定されていません

設定されていません

添付書類(終了時(総括報告書の概要提出時)の添付書類)

2020-002 VAF臨床研究 計画書 v1.3.pdf
2020-002 VAF臨床研究 説明同意文書 v1.2.pdf
SAP_ChallengeV_v1.1.pdf

変更履歴

種別 公表日
終了 令和5年1月11日 (当画面) 変更内容
軽微変更 令和4年8月30日 詳細 変更内容
変更 令和3年10月28日 詳細 変更内容
新規登録 令和3年9月22日 詳細