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臨床研究・治験計画情報の詳細情報です。

特定臨床研究
平成31年3月15日
令和4年12月31日
令和3年1月18日
令和3年1月18日
腎盂尿管移行部狭窄症に対するダ・ヴィンチSi/Xi手術システムを用いたロボット支援下腎盂形成術の有用性と安全性の検討 
小児へのロボット支援下腎盂形成術
山高 篤行
順天堂大学医学部附属順天堂医院
手術低侵襲でLearning curveの早いロボット支援下腎盂形成術が腹腔鏡下腎盂形成術以上に有効かつ安全であれば、da Vinci Surgical Systemを用いた手術ナビゲーションシステムの需要は今後も非常に高まる事が推測され、将来的にも推奨される有用なシステムであると考えられる。難易度の高い腎盂尿管移行部狭窄症の手術が低侵襲かつ高精度に、そして高い再現性を持って施行できるならば、現段階では保険収載されていない手技であっても充分に施行する価値があると考えられる。今後、da Vinci Surgical Systemを用いたロボット支援下腎盂形成術に対して先進医療の申請を行うことを目的とする。
2
腎盂尿管移行部狭窄症
研究終了
順天堂医院臨床研究審査委員会
CRB3180012

総括報告書の概要

管理的事項

2021年03月17日

2 臨床研究結果の要約

2021年01月18日
7
/ 研究対象7例(男6例 女1例)の年齢は平均7.4歳(3−10歳)であった。
患側は左6例 右1例であった。この7例に対してロボット支援下腎盂形
成術が行われた。
Mean age at surgery was 7.4 years old (range 3-10). Ureteropelvic junction obstruction is 6 left and 1 right. Robotic-assisted pyeloplasty was performed
/ 2018年11月より2021年1月までに7例が登録され、ロボット支援下腎盂形成術が行われた7例に対して評価を行なった。 7 patients at our institution were registered into this study
/ 7 patients at our institution were registered into this study There were no adverse events in this study
/ 「Primary endpoint」
ロボット支援下腎盂形成術の有害事象発生は認められなかった。
「Secondary endpoint」
平均手術時間は368min(範囲;243-516) 平均出血量は 6 mL(範囲;1-15)であった。術後入院期間は平均 7 日(範囲;4-12)であった。術後平均1年経過しているが、死亡症例はなく全例生存している。
< Primary endpoint >
There were no adverse events.
< Secondary endpoint >
Mean operative time and Mean blood loss were 368 min (range 243-516) and 6 mL (range 1-15), respectively. Duration of hospital stay was mean 7 days (range 1-15)
/ 本試験では腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援下腎盂形成術
は有害事象なく実施され、臨床的安全性が示された。
Robotic-assisted pyeloplasty can be performed safely and successfully without any adverse events
2022年12月31日

3 IPDシェアリング

/ Yes
/ 本試験で得られた結果は、小児外科領域の学会で発表し、小児外科学領域の専門学術誌で論文として公表する予定である。いずれの場合においても公表する結果は統計的な処理を行ったものだけとし、被験者の個人を特定できる情報は一切公表しない。 Results on the robotic-assisted pyeloplasty plan to present on
pediatric surgical meetings and publish on medical journal. These never include personal identifiable data.

管理的事項

研究の種別 特定臨床研究
届出日 令和3年3月17日
臨床研究実施計画番号 jRCTs032180286

1 特定臨床研究の実施体制に関する事項及び特定臨床研究を行う施設の構造設備に関する事項

(1)研究の名称

腎盂尿管移行部狭窄症に対するダ・ヴィンチSi/Xi手術システムを用いたロボット支援下腎盂形成術の有用性と安全性の検討  Robotic assisted pyeloplasty using da Vinci Surgical system Si/Xi for ureteropelvic junction stenosis in children.
小児へのロボット支援下腎盂形成術 Robotic assisted pyeloplasty in children.

(2)研究責任医師(多施設共同研究の場合は、研究代表医師)に関する事項等

山高 篤行 Yamataka Atsuyuki
/ 順天堂大学医学部附属順天堂医院 Juntendo University Hospital
小児外科・小児泌尿生殖器外科
113-8431
/ 東京都文京区本郷3-1-3 3-1-3 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo
03-3813-3111
yama@juntendo.ac.jp
村上 寛 Murakami Hiroshi
順天堂大学医学部附属順天堂医院 Juntendo University Hospital
小児外科・小児泌尿生殖器外科
113-8431
東京都文京区本郷3-1-3 3-1-3 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo
03-3813-3111
03-5802-2033
hmuraka@juntendo.ac.jp
髙橋 和久
あり
平成31年3月5日
自施設に当該研究で必要な救急医療が整備されている

(3)研究責任医師以外の臨床研究に従事する者に関する事項

順天堂大学
三宅 優一郎
医学部外科学教室・小児外科学講座
順天堂医院 臨床研究・治験センター
柳澤 尚武
臨床研究支援室
順天堂医院 臨床研究・治験センター
藤林 和俊
信頼性品質保証室
順天堂医院
越智 崇徳
小児外科・小児泌尿生殖器外科
該当なし
該当なし
該当なし
非該当

(4)多施設共同研究における研究責任医師に関する事項等

多施設共同研究の該当の有無 なし

2 特定臨床研究の目的及び内容並びにこれに用いる医薬品等の概要

(1)特定臨床研究の目的及び内容

手術低侵襲でLearning curveの早いロボット支援下腎盂形成術が腹腔鏡下腎盂形成術以上に有効かつ安全であれば、da Vinci Surgical Systemを用いた手術ナビゲーションシステムの需要は今後も非常に高まる事が推測され、将来的にも推奨される有用なシステムであると考えられる。難易度の高い腎盂尿管移行部狭窄症の手術が低侵襲かつ高精度に、そして高い再現性を持って施行できるならば、現段階では保険収載されていない手技であっても充分に施行する価値があると考えられる。今後、da Vinci Surgical Systemを用いたロボット支援下腎盂形成術に対して先進医療の申請を行うことを目的とする。
2
2017年07月28日
2025年07月31日
40
介入研究 Interventional
非無作為化比較 non-randomized controlled trial
非盲検 open(masking not used)
実薬(治療)対照 active control
並行群間比較 parallel assignment
治療 treatment purpose
なし
なし
なし
順天堂大学医学部附属順天堂医院 小児外科・小児泌尿生殖器外科に通院または入院中の手術適応のある腎盂尿管移行部狭窄症患者 Juntendo University Medical School Association Juntendo Medical Institute Pediatric Surgery / Childhood Urology and Orthopedic Surgery Pelvic ureteral transitional stenosis patients with surgery indications visited or hospitalized
研究責任医師及び分担医師が被験者として不適当と判断した患者 Patient who the researcher judged inappropriate as the subject
1歳 以上 1age old over
15歳 以下 15age old under
男性・女性 Both
① 被験者または親権者から研究参加の辞退の申し出や同意の撤回があった場合
② 本研究全体が中止された場合
③ その他の理由により、研究責任医師および研究分担医師が研究の中止が適当と判断した場合
腎盂尿管移行部狭窄症 Ureteropelvic part stenosis
あり
腎盂形成を行う際にda Vinci Surgical systemを使用する。 Use the da Vinci Surgical system when performing renal pelvic formation.
有害事象発生率:アプローチ時、術中・術後の合併症の有無を検討する。開腹または腹腔鏡下手術への移行、輸血施行、臓器損傷、血管損傷、術後出血、術後感染、肺梗塞、ガス塞栓 Adverse event occurrence rate: At the time of approach, consider whether there is complication after intraoperative or postoperative. Transition to laparotomy or laparoscopic surgery, blood transfusion practice, organ damage, vascular injury, postoperative bleeding, postoperative infection, pulmonary infarction, gas embolism
① 手術成績:手術時間、出血量
② 術後経過:術後Vital Sign、尿量、体温、ドレーン排液量、術後1日目、3日目、5日目の白血球/CRPの数値、術後疼痛(VAS: Visual Analog Scaleで評価)、入院期間
③ 病理学的検査:切除尿管の悪性の有無
④ 全生存期間:死亡の有無、手術から死亡までの期間
1) Surgical results: operation time, bleeding volume
2) postoperative course : postoperative Vital Sign, urine volume, body temperature, drainage volume, leukocytes / CRP values on days 1, 3 and 5 postoperatively, postoperative pain (VAS: Visual Analog Scale Evaluation), hospitalization period
3) Pathological examination : presence or absence of malignancy in resected bile duct
4) Overall survival period existence of death, period from surgery to death

(2)特定臨床研究に用いる医薬品等の概要

医療機器
適応外
機械器具12 理学診察用器具
手術用ロボット 手術ユニット
22400BZX00387000
医療機器
適応外
機械器具12 理学診察用器具
手術用ロボット 手術ユニット
22700BZX00112000

3 特定臨床研究の実施状況の確認に関する事項

(1)監査の実施予定

あり

(2)特定臨床研究の進捗状況

2017年08月31日

2018年11月21日

/

研究終了

Complete

/

4 特定臨床研究の対象者に健康被害が生じた場合の補償及び医療の提供に関する事項

あり
あり
本研究の参加に起因して重い健康被害(死亡、後遺障害1級・2級)が生じた場合、その等級に合わせて補償を給付する。 
なし

5 特定臨床研究に用いる医薬品等の製造販売をし、又はしようとする医薬品等製造販売業者及びその特殊関係者の当該特定臨床研究に対する関与に関する事項等

(1)特定臨床研究に用いる医薬品等の医薬品等製造販売業者等からの研究資金等の提供等

Intuitive Surgical社
なし
なし
なし
Intuitive Surgical社
なし
なし
なし

(2)特定臨床研究に用いる医薬品等の医薬品等製造販売業者等以外からの研究資金等の提供

なし

6 審査意見業務を行う認定臨床研究審査委員会の名称等

順天堂医院臨床研究審査委員会 Juntendo Hospital Certified Review Board
CRB3180012
東京都 文京区本郷3丁目1番3号 3-1-3,Hongo,Bunkyo-ku,Tokyo 113-8431, Tokyo
03-5802-1584
crbjun@juntendo.ac.jp
承認

7 その他の事項

(1)特定臨床研究の対象者等への説明及び同意に関する事項

(2)他の臨床研究登録機関への登録

UMIN000035800
大学病院医療情報ネットワーク研究センター
University hospital Medical Information Network Center (UMIN)

(3)特定臨床研究を実施するに当たって留意すべき事項

該当しない
なし none
あり
該当しない
該当しない
該当しない

(4)全体を通しての補足事項等

添付書類(実施計画届出時の添付書類)

設定されていません

設定されていません

添付書類(終了時(総括報告書の概要提出時)の添付書類)

研究計画書 終了時.pdf
同意説明文書(J18-024) (1)_墨消し済み (1).pdf

設定されていません

変更履歴

種別 公表日
終了 令和4年12月31日 (当画面) 変更内容
中止 令和3年1月27日 詳細 変更内容
変更 平成31年4月16日 詳細 変更内容
新規登録 平成31年3月15日 詳細