71歳以上の高齢者初発膠芽腫(75歳以下では腫瘍摘出割合が90%未満)を対象に、標準治療であるテモゾロミド併用40 Gy/15分割放射線治療に対する、総線量と分割回数を減じたテモゾロミド併用25 Gy/5分割放射線治療の全生存期間における非劣性を検証する。 | |||
3 | |||
2020年08月27日 | |||
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2027年08月26日 | ||
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264 | ||
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介入研究 | Interventional | |
Study Design |
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無作為化比較 | randomized controlled trial |
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非盲検 | open(masking not used) | |
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実薬(治療)対照 | active control | |
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並行群間比較 | parallel assignment | |
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治療 | treatment purpose | |
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なし | ||
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なし | ||
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あり | ||
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一次登録適格規準 以下の適格規準をすべて満たし、除外規準のいずれにも該当しない患者を一次登録適格例とする。 (1)摘出術または生検の術中迅速病理診断にて、悪性神経膠腫(膠芽腫もしくはWHO Grade III神経膠腫)と診断されている、あるいは手術摘出検体または生検検体の永久病理診断にて、膠芽腫(WHO Grade IV)と診断されている。他院での手術、生検、病理診断も可。 (2)MGMTプロモーター領域のメチル化判定に必要な手術検体を提出可能である(十分量の検体が採取できている)。他院での手術/生検による手術検体、未染色標本も可。 (3)神経膠腫に対して、初回の手術を除いて治療歴がない(初発例である)。ただし、初回の手術(摘出術または生検)から21日以内に残存病変に対して2回目の手術(摘出術)を行った場合は適格とする。 (4)初回手術(摘出術または生検、以下同様)後21日以内※1である(手術日を0日目として21日目までの登録を許容する)。 ※1:追加の摘出術もしくは生検術(追加手術)を行った場合は、追加の術後21日以内とする (5)初回手術前の頭部造影MRI※2にて、腫瘍がテント上にのみ存在する。 ※2:追加手術を行った場合は、追加手術前のMRI (6)初回手術前の頭部造影MRI※2にて、髄膜播種を認めない。 (7)測定可能病変の有無を問わない。 (8)登録日の年齢が71歳以上である。ただし、75歳以下では腫瘍摘出割合が90%未満。 (9)Performance status(PS)はECOGの規準で0-2、もしくは腫瘍による神経症状のみに起因するPS 3のいずれかである(PSは必ず診療録に記載すること)。 (10)頭蓋内腫瘍に対する化学療法、放射線治療、いずれの既往もない。 (11)登録前21日以内の最新の検査値(登録日の3週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。 ①好中球数≧1,500 /mm3 ②ヘモグロビン≧8.0 g/dL ③血小板数≧100,000/mm3 ④AST≦120 U/L ⑤ALT≦120 U/L ⑥血清クレアチニン:≦1.605 mg/dL(男性)、≦1.185 mg/dL(女性) (12)試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。 二次登録適格規準 (1)本試験に一次登録されており、かつ二次登録日が一次登録日から21日以内である(3週間後の同一曜日は可)。 (2)自施設で永久標本(他院から受領した標本も可)の病理診断を行い、膠芽腫(WHO Grade IV)と診断されている。 (3)MGMTプロモーター領域のメチル化/非メチル化の別が判明している。 |
First registration criteria (1) Diagnosed as glioblastoma or Grade III glioma (WHO 2016 edition) in pathological diagnosis during surgery, or histologically proven diagnosis of glioblastoma by WHO 2016 criteria. (2) Tumor specimen is available to analyze MGMT promoter methylation. (3) No history of treatments for glioma except for resection including biopsy and the second resection within 21 days after the first resection (partly resection or biopsy). (4) Within 21 days after surgery. (5) The tumor exists supratentorial region on preoperative head contrast MRI. (6) Preoperative head contrast MRI revealed no dissemination. (7) Presence of measurable lesions is not mandatory. (8) Patient' s age is 71 years or older at registration. Aged 71 to 75 years old with resection of less than 90% of contrast region. (9) ECOG performance status (PS) of 0, 1, 2, or 3 due to neurological signs caused by the tumor. (10) No prior chemotherapy or head radiation therapy for any intracranial tumors. (11) Sufficient organ function. (i) Neutrophil count >= 1,500 /mm3 (ii) Hemoglobin >= 8.0 mg/dl (iii) Platelet count >= 100,000 /mm3 (iv) AST =< 120 U/L (v) ALT =< 120 U/L (vi) Cr =< 1.605 mg/dL (male), =< 1.185 mg/dL (female) (12) Written informed consent. Second registration criteria (1) Within 21 days of the first registration (2) Histologically proven diagnosis of glioblastoma by WHO 2016 edition. (3) Judged as methylation or unmethylation in MGMT promoter region. |
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(1)活動性の重複がんを有する(同時性重複がん/多発がんおよび無病期間が2年以内の異時性重複がん/多発がん)。 (2)全身的治療を要する感染症を有する。 (3)登録時に38.0℃以上の発熱を有する。 (4)日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。 (5)脳腫瘍以外の疾患に対してステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。 (6)コントロール不良の糖尿病を合併している。 (7)不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。 (8)胸部X線で診断される、間質性肺炎、肺線維症、高度の肺気腫のいずれか、または複数を合併している。 (9)薬物アレルギーにより、ガドリニウムが使用できない。 (10)HIV抗体陽性である(HIV抗体は未検でも可)。 (11)HBs抗原陽性である。 |
(1) Synchronous or metachronous (within 2 years) malignancies. (2) Infections which needs systemic treatment. (3) Body temperature is higher than 38 degrees centigrade at registration. (4) Severe psychological disease. (5) Continuous systemic corticosteroid or immunosuppressant treatment due to the diseases except for brain tumor. (6) Uncontrollable diabetes mellitus. (7) Unstable angina pectoris, or history of myocardial infarction within 6 months. (8) Interstitial pneumonia, pulmonary fibrosis, or severe emphysema on chest X-p. (9) Gadolinium allergy. (10) Positive HIV antibody. (11) Positive HBs antigen. |
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71歳 以上 | 71age old over | |
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上限なし | No limit | |
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男性・女性 | Both | |
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<患者の中止について> 1)プロトコール治療無効と判断 2)有害事象によりプロトコール治療が継続できない場合 3)有害事象との関連がある理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 4)有害事象との関連がない理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 5)プロトコール治療中の死亡 6)その他 (研究計画書6.2.2.参照) <研究の中止について> 1)中間解析中止による試験早期中止 2)有害事象による試験早期中止 3)登録不良による試験早期中止 4)その他の理由による試験早期中止(研究計画書12.8.参照) |
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膠芽腫 | glioblastoma | |
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あり | ||
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A群:テモゾロミド併用40 Gy/15分割放射線治療+テモゾロミド維持治療 テモゾロミド併用40 Gy/15分割放射線治療 放射線治療は1日1回2.67 Gy、週5日間、計15回、総線量40 Gyとする。放射線治療開始日からテモゾロミド75 mg/m2/dayを放射線治療終了日まで連続内服(または静注)する。 テモゾロミド維持治療 最終照射日の28日後から、テモゾロミド単独療法を12コース行う。1コース28日(5日間投与+23日間休薬)とする。1コース目は150 mg/m2/dayで、2コース以降は増量規準を満たした場合は200 mg/m2/dayとする。) B群:テモゾロミド併用25 Gy/5分割放射線治療+テモゾロミド維持治療 テモゾロミド併用25 Gy/5分割放射線治療 放射線治療は1日1回5 Gy、週5日間、計5回、総線量25 Gyとする。放射線治療開始日からテモゾロミド150 mg/m2/dayを放射線治療終了日によらず、5日間連続内服(または静注)する。) テモゾロミド維持治療 最終照射日の28日後から、テモゾロミド単独療法を12コース行う。1コース28日(5日間投与+23日間休薬)とする。1コース目は150 mg/m2/dayで、2コース以降は増量規準を満たした場合は200 mg/m2/dayとする。 |
Arm A: (1) 40 Gy in 15 daily fractions with temozolomide (i) Concomitant phase, temozolomide (75 mg/m2, every day from first day to last day of radiation), radiation (2.67 Gy/day, 5 days/week, 15 times and 40 Gy in total) (ii) Maintenance phase, temozolomide (150-200 mg/m2, day1-5, every 4 weeks) 12 cycles Arm B: (1) 25 Gy in 5 daily fractions with temozolomide (i) Concomitant phase, temozolomide (150 mg/m2, 5 days from first day), radiation (5 Gy/day, 5 days/week, 5 times and 25 Gy in total) (ii) Maintenance phase, temozolomide (150-200 mg/m2, day1-5, every 4 weeks) 12 cycles |
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全生存期間 | Overall survival | |
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無増悪生存期間、有害事象発生割合、 Karnofsky Performance Status(KPS)非悪化割合、 Health-related Quality of Life (QOL)非悪化割合 |
Progression-free survival, Proportion of adverse events, Proportion of Karnofsky Performance Status (KPS) preservation, Proportion of Health-related Quality of Life (QOL) preservation |
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医薬品 | ||
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適応外 | ||
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テモゾロミド |
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テモダールカプセル20mg 等、テモダール点滴静注用100mg | ||
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21800AMX10612000 等、22200AMX00235000 | ||
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該当なし | |
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医療機器 | ||
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承認内 | ||
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A0900 医療用エックス線装置及び医療用エックス線装置用エックス線管 |
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線形加速器システム、定位放射線治療用加速器システム | ||
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20400BZG00055A01、21500BZY00309000 | ||
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該当なし | |
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あり |
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2020年08月27日 |
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2020年09月04日 |
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募集終了 |
Not Recruiting |
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なし | |
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なし |
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なし |
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MSD株式会社 等 | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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株式会社バリアンメディカルシステムズ 等、ブレインラボ株式会社 等 | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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あり | ||
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国立研究開発法人国立がん研究センター | National Cancer Center Japan | |
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非該当 |
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国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) | Japan Agency for Medical Research and Development |
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非該当 |
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国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院臨床研究審査委員会 | National Cancer Center Hospital Certified Review Board |
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CRB3180008 | |
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東京都 中央区築地五丁目一番一号 | 5-1-1 Tsukiji, Chuo-ku, Tokyo |
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03-3542-2511 | |
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ncch-irb@ml.res.ncc.go.jp | |
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承認 |
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無 | No |
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該当しない | |
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なし | none | |
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なし | ||
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該当しない | ||
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該当しない | ||
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該当しない |
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設定されていません |
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設定されていません |