縦隔リンパ節転移を有するIIIA期EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌にエルロチニブを単剤投与した後に外科的切除を施行することの有効性と安全性を評価する。 | |||
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2017年04月01日 | |||
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2027年09月30日 | ||
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介入研究 | Interventional | |
Study Design |
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単一群 | single arm study |
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非盲検 | open(masking not used) | |
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無治療対照/標準治療対照 | no treatment control/standard of care control | |
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単群比較 | single assignment | |
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治療 | treatment purpose | |
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なし | ||
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なし | ||
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なし | ||
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(1) 喀痰細胞診を除く原発巣もしくは転移リンパ節から採取した検体(組織診もしくは細胞診)によって、病理学的に非小細胞肺癌と診断されている。確定診断時の組織検体でEGFR遺伝子変異(Ex19欠失 or Ex21 L858R)が検出されている。 (2) 縦隔リンパ節転移を有するIIIAである。 (3) 対象となる肺癌に対する治療の既往が無い。 (4) 同意取得時の年齢が20歳以上 (5) ECOG performance status (PS) 0-1 (6) 切除後の予測残存一秒量が800ml以上、かつ経皮酸素飽和度SpO2 93%以上(Room air)である。 (7) 主要臓器機能が保持されている。 (8) 本試験の参加について、文書で本人の同意が得られている。 |
(1) Histologically or cytologically proven EGFR mutated (Ex19 deletions or Ex21 L858R) non-small cell lung cancer diagnosed using specimen material obtained from primary tumor or metastastatic lymph node (2) Stage IIIA- pathologically proven N2 disease (3) Without previously treatment for lung cancer (4) Age >=20 (5) ECOG PS 0-1 (6) Expected FEV 1.0 > 800ml after lung resection, SpO2 (Room air) >93% (7) Adequate organ function (8) Written informed consent |
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(1) EGFR変異(T790M)を有する。 (2) 胸部CT上、間質性肺炎または肺線維症を有する。 (3) 薬剤性間質性肺炎の既往を有する。 (4) 重度又はコントロールが困難な全身疾患(高血圧や糖尿病等)の合併を有する。 (5) 抗生物質、抗真菌剤又は抗ウイルス剤の静脈内投与を要する感染症を合併している。 (6) 症候性うっ血性心不全、不安定狭心症、治療を有する不整脈を有する。登録前1年以内に心筋梗塞の既往を有する。 (7) 未治療の骨折(骨粗鬆症に伴う圧迫骨折等は除く)又は高度の創傷を有する。 (8) 下痢を持続的に有する。(登録時点で1日3回以上の水様便がある) (9) 消化管穿孔又は憩室炎の合併あるいは登録前1年以内の既往を有する。 (10) 腸管麻痺・腸閉塞を有する。 (11) 重篤な薬物アレルギーの既往を有する。 (12) 治験薬あるいは未承認薬の投与を行っている。 (13) 本試験の対象となる肺癌以外の悪性腫瘍を有する。(但し、以下は登録可とする) ①治療終了から3年以上経過し、明らかな再発がなく、病勢がコントロールされていると考えられる悪性腫瘍 ②局所治療により治癒と判断されるCarcinoma in situ(上皮内癌) (14) 妊婦、授乳中又は妊娠している可能性のある女性または挙児を希望する男性、もしくは避妊する意思がない。 (15) その他医師が本試験を安全に実施するのに不適当と判断した場合。 |
(1) EGFR mutation T790M postive (2) Interstitial pneumonia or pulmanary fibrosis detectable on chest CT scan (3) Privious history of drug induced lung injury (4) Uncontrollable systemic disease (hyper tension, diabetes mellitus etc.) (5) Aactive infection (6) History of congestive heart failure, angina pectoris or myocardial infarction withinthe last 1 year. (7) Unterated bone fracture or serious wound (8) Severe diarrhea (9) Current or previous (within the last 1 year) history of GI perforation or diverticultis (10) Ireus (11) Severe drug allergy (12) Investigational new drug or the unapproved drug is administered (13) History of active double cancer (14) History of pregnancy or lactation (15) Any other medical condition that makes the patient unsuitable for inclusion in the study according to the opinion of the investigator |
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20歳 以上 | 20age old over | |
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上限なし | No limit | |
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男性・女性 | Both | |
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研究対象者ごとの中止基準 以下のいずれかに該当した場合、プロトコール治療(術前導入療法と手術療法)を中止する (1) 症例登録日から28日以内に術前導入療法を開始できなかった場合 (2) エルロチニブを計56日投与終了後、10.5.1.外科的切除術への移行規準を満たさず手術が施行できなかった場合 (3) 手術中に予期せぬ緊急事態(心筋梗塞、大出血など)により外科的手術が実施できなかった場合(試験開胸などになった場合も含む) (4) 有害事象によりプロトコール治療継続が不可能と判断された場合 (5) プロトコール期間中に患者が死亡した場合 (6) 患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 (7) 遠隔転移などの完全切除不能因子が出現した場合 (8) その他、プロトコール違反が判明、登録後の病理診断変更などにより不適格性が判明した場合。 臨床研究全体の中止基準 (1) 本試験の目的が達成されたと判断された場合 (2) 本試験の目的の達成確率が極めて小さいと判断された場合 (3) 10%(3例)を超える治療関連死亡(TRD)が出た場合 (4) 本試験施行中の情報により、本試験の安全性に問題があると判断された場合 (5) 本試験以外の情報に基づき、本試験の安全性に問題があると判定された場合 (6) 本試験以外の情報に基づき,本試験の意義が否定された場合 (7) 症例登録の遅延等により、本試験の完遂が困難と判断された場合-中止となった場合の追跡期間及び解析期間は最終登録日を起点として、本プロトコールの記述に従う。 |
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原発性肺癌 | Primary lung cancer | |
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縦隔リンパ節転移、EGFR遺伝子変異 | Mediastinal lymph node metastasis, EGFR gene mutaion | |
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あり | ||
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エルロチニブ150 mg/日を術前8週間連日投与(休薬した場合には計56日投与)し、投与終了日より3日目以降2週(14日目)までを目安に、手術を行う。 | The surgical resection is performed after 8 weeks of oral administration of erlotinib (150mg/day). | |
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エルロチニブ、手術 | Erlotinib, Surgery | |
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2年無増悪生存割合 | 2-year progression-free survival | |
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・5年無増悪生存割合 ・2年・5年全生存割合 ・治療完遂割合 ・完全切除施行割合 ・術前導入療法前後の画像診断による奏効割合 ・ダウンステージ割合 ・有害事象発生割合 ・組織学的治療効果(Ef) ・腫瘍マーカー(CEA/CYFRA)の推移 ・導入療法前後でのFDG-PET所見(SUVmax値)の推移 |
- 5-year progression-free survival - 2-year and 5-year overall survival - Completion rate of the protocol treatment - Complete resection rate - Radiological response rate - Down staging rate - Safety - Pathological response (Ef) - Tumor markers (CEA/CYFRA) - SUVmax on FDG-PET scan |
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医薬品 | ||
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適応外 | ||
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エルロチニブ |
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タルセバ錠25mg、タルセバ錠100mg | ||
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21900AMX01758、21900AMX01759 | ||
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あり |
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2017年04月01日 |
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2017年08月01日 |
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募集終了 |
Not Recruiting |
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なし | |
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なし |
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なし |
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中外製薬 | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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国立研究開発法人国立がん研究センター東病院臨床研究審査委員会 | National Cancer Center Hospital East Certified Review Board |
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CRB3180009 | |
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千葉県 柏市柏の葉六丁目五番一号 | 6-5-1 Kashiwanoha, Kashiwa-shiChiba-ken, 277-8577 Japan, Chiba |
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04-7133-1111 | |
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ncche-irb@east.ncc.go.jp | |
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承認 |
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無 | No |
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UMIN000026197 |
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大学病院医療情報ネットワーク(UMIN-CTR) |
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University hospital Medical Information Network |
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該当しない | |
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なし | none | |
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なし | ||
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該当しない | ||
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該当しない | ||
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該当しない |
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設定されていません |
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設定されていません |