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再生医療等提供計画情報の詳細情報です。

第二種
令和3年2月9日
令和6年5月8日
令和6年2月7日
拡張型心筋症患者に対する自家骨格筋芽細胞シートのPrecision medicineの実践
拡張型心筋症患者に対する自家骨格筋芽細胞シートのPrecision medicineの実践
大阪大学医学部附属病院
野々村 祝夫
わが国の心不全患者数は年々増加傾向にあり、2030年には130万人にのぼることが予想される。末期的重症心不全にあっては、1年死亡率が75%と致死率が高く、死亡原因の上位をしめている。これら致死的な重症心不全に対する虚血性心筋症や拡張型心筋症の根本的治療法は、心臓移植や補助人工心臓などの置換型治療が中心である。これまでに実施してきた自家骨格筋筋芽細胞シートの研究において、顕著な心機能や運動耐容能の改善が得られる症例と、得られない症例が存在することが明らかとなった。また、心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)や論文等において、拡張型心筋症患者の治療効果に関与する遺伝子が報告されている。 以上のことから、拡張型心筋症は様々な病態を有する疾患群であり、本治療法の治療メカニズムを鑑みながら、治療の受け手である患者の病態を正確に判断することが重要であると考える。
3
拡張型心筋症
募集中断
大阪大学第一特定認定再生医療等委員会
NA8140001

変更内容

管理者(多施設共同研究として実施する場合は代表管理者)
氏名:竹原 徹郎
氏名:野々村 祝夫
令和6年4月1日
管理者(多施設共同研究として実施する場合は代表管理者)
Name:Takehara Tetsuo
Name:Nonomura Norio
令和6年4月1日

1 提供しようとする再生医療等及びその内容

申請者情報

令和6年4月3日
jRCTb050200131
大阪大学医学部附属病院
大阪府吹田市山田丘2番15号
野々村 祝夫 Nonomura Norio

(1)再生医療等の名称及び分類

拡張型心筋症患者に対する自家骨格筋芽細胞シートのPrecision medicineの実践 Implement of Autologous Skeletal Myoblast Cell Sheet Transplantation for Dilated Cardio myopathy aiming Precision Medicine (Imple ment of Autologous Skeletal Myoblast Cell Sheet Transplantation for Dilated Cardiomyo pathy aiming Precision Medicine)
拡張型心筋症患者に対する自家骨格筋芽細胞シートのPrecision medicineの実践 Implement of Autologous Skeletal Myoblast Cell Sheet Transplantation for Dilated Cardio myopathy aiming Precision Medicine (Imple ment of Autologous Skeletal Myoblast Cell Sheet Transplantation for Dilated Cardiomyo pathy aiming Precision Medicine)
第二種
自家骨格筋筋芽細胞シートは、平成26年10月31日付け医政研発1031第1号厚生労働省医政局研究開発振興課長通知の図2の再生医療等技術のリスク分類チャートに照らし合わせた場合、以下のように、第二種再生医療等技術に該当すると判断される。 政令の除外技術に該当しない→人の胚性幹細胞/人工多能性幹細胞/人工多能性幹細胞様細胞に該当しない→遺伝子を導入する操作を行った細胞に該当しない→動物の細胞に該当しない→投与を受ける者以外の人の細胞に該当しない→幹細胞を利用している→培養を行っている→第二種再生医療等技術に該当する

(2)再生医療等の内容

わが国の心不全患者数は年々増加傾向にあり、2030年には130万人にのぼることが予想される。末期的重症心不全にあっては、1年死亡率が75%と致死率が高く、死亡原因の上位をしめている。これら致死的な重症心不全に対する虚血性心筋症や拡張型心筋症の根本的治療法は、心臓移植や補助人工心臓などの置換型治療が中心である。これまでに実施してきた自家骨格筋筋芽細胞シートの研究において、顕著な心機能や運動耐容能の改善が得られる症例と、得られない症例が存在することが明らかとなった。また、心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)や論文等において、拡張型心筋症患者の治療効果に関与する遺伝子が報告されている。 以上のことから、拡張型心筋症は様々な病態を有する疾患群であり、本治療法の治療メカニズムを鑑みながら、治療の受け手である患者の病態を正確に判断することが重要であると考える。
3
実施計画の公表日
2024年09月30日
4
介入研究 Interventional
単一群 single arm study
非盲検 open(masking not used)
非対照 uncontrolled control
単群比較 single assignment
治療 treatment purpose
1) 拡張型心筋症と診断されている患者
2) 「遺伝子解析研究」に参加されている患者
3) NYHA心機能分類がⅢ度以上の心不全が持続している患者
4) ジギタリス、利尿薬、ACE阻害薬、ARB、β遮断薬、抗アルドステロン薬、経口強心薬といった最大限の内服治療を行っているにもかかわらず心不全状態にある患者
5) 同意取得時に年齢が16歳以上である患者
6) 標準的な外科的(左室縮小術、僧帽弁形成術等)ならびに内科的治療を施しているにもかかわらず、心不全の悪化が危惧される患者
7) 同意取得前3カ月前から登録までの安静時におけるLVEF(心エコー図検査)が35%以下である患者
8) 本再生医療等の提供にあたり、被験者本人より当該再生医療等への参加について文書による同意取得が可能な患者。また、被験者が未成年の場合は、被験者の代諾者および被験者本人より当該再生医療等への参加の文書による同意取得が可能な患者
1)Diagnosed with dilated cardiomyopathy
2)Participate in a series of studies including genetic analysis
3)Suffering from heart failure of NYHA class III or IV
4)Worsening heart failure despite receiving maximum medical therapy such as digitalis, diuretic, angiotensin converting enzyme inhibitor, angiotensin II receptor blocker, beta blocker, aldosterone antagonist, and oral inotropic agents
5)16 years of age or older when at the time of informed consent
6)Concerned worsening heart failure despite receiving the standard surgical treatment (left ventricular reconstruction, mitral valve procedure, and so on) and medical treatment over 3 months ago
7)Left ventricular ejection fraction of <=35% in echocardiography at rest from the past 3 months before the informed consent to the enrollment
8)Patients who can consent to participate in this regenerative therapy research in writing by themselves or patients and their guardians can inform consent if they are minor
1) 骨格筋疾患の徴候を示す患者
2) 感染症( HIV、HBV、HCV、HTLV-1 )に罹患している患者
3) 心不全の悪化によるショック状態が持続している患者
4) 心臓以外の不可逆性臓器不全を有する患者
5) 悪性腫瘍を有する患者
6) 妊娠している、あるいはその可能性のある患者
7) 輸血ができない患者
8) 同意取得日前 6ヶ月以内にアルコール中毒症または薬物依存症の既往を有する患者
9) 抗生物質、ウシ胎仔由来血清等動物由来原料に過敏症を有する患者
10) 高度の肺高血圧症を有する患者
11) 治験(プログラム又はプログラムを記録した記録媒体は除く)又は介入終了後 6ヶ月以内の患者
12) その他、実施責任者または再生医療等を行う医師又は歯科医師の判断により本再生医療等の対象として不適当と認めた患者
1)Having symptoms of musculoskeletal disease
2)Infected with HIV, HBV, HCV, or HTLV-1
3)Cardiogenic shock due to worsening heart failure
4)Having irreversible organ failure other than their hearts
5)Having malignant tumor
6)Pregnant or possibility of pregnant
7)Refusal of transfusion
8)Having past history of drug or alcohol addiction in the past 6 months before the informed consent
9)Allergy of antibiotics or raw material of animal origin such as fetal bovine serum
10)Having severe pulmonary hypertension
11)Participation in another clinical trial(except for the programing device) or intervention in the past 6 months
12)Patients judged inappropriate to participate in this regenerative therapy with any reasons by the principal investigator or subinvestigators
16歳 以上 16age old over
上限なし No limit
男性・女性 Both
下記に該当した場合には、実施責任者または再生医療等を行う医師又は歯科医師は、当該被験者の評価を中止する。なお、当該再生医療等を行った後に中止した場合は、可能な範囲で安全性を確認する。
1) 被験者が当該再生医療等の参加の中止を申し出た場合。
2) 骨格筋組織の採取を2回行っても、筋芽細胞が分離・培養できない等により再生医療等製品が作製できなかった場合。
3)再生医療等製品の提供開始前までに被験者が適格性基準を満たしていなかったことが判明した場合
4)実施責任者または再生医療等を行う医師又は歯科医師が当該被験者に対し当該再生医療等の提供が不適当と判断した場合。
5) 疾病等の発現を認め、実施責任者または再生医療等を行う医師又は歯科医師が当該被験者の観察を継続することが困難と判断した場合。
6) 被験者が来院しなくなり、検査および観察ができなくなった場合。
7) その他、実施責任者または再生医療等を行う医師又は歯科医師が当該被験者の評価を中止することが必要であると判断した場合。

実施責任者は、以下の場合に再生医療等を中断または中止する。
1) 実施医療機関の管理者が認定再生医療等委員会の答申を受け、再生医療等を継続すべきでないと決定し、実施責任者に通知した場合、本再生医療等を中止する。
2) 再生医療等の安全確保等に関する法律施行規則又は本研究計画書に違反することにより、適正な当該再生医療等の提供に支障を及ぼした場合、当該再生医療等を中断する。
3) 重大な事態が発生した場合、当該再生医療等を中断する。
4) 新たな被験者の安全または当該再生医療等の提供に悪影響を及ぼす可能性のある重大な情報を入手した場合、当該再生医療等を中断する。
5)その他の理由により実施責任者が当該再生医療等を中止すべきである、または継続が不可能であると判断した場合、当該再生医療等を中止する。

1)、5)による中止の場合、実施責任者は新たな被験者の登録を中止し、実施中の被験者の当該再生医療等を可能な時点で中止する。
2)〜4)による中断の場合は、実施責任者は速やかに、再生医療等の提供を行う実施医療機関の管理者及び認定再生医療等委員会に報告するとともに、実施中の被験者の再生医療等を可能な時点で中断し、必要に応じて適切な処置及び原因究明を行う。また、実施責任者は新たな被験者の登録を中断する。なお、認定再生医療等委員会が、継続可能であるとの決定を下した場合は再開することができるが、継続すべきでないとの決定を下した場合には、当該再生医療等を中止する。
拡張型心筋症 dilated cardiomyopathy
開胸手術により、自家骨格筋芽細胞シートを心臓表面へ移植 Transplantation of the autologous skeletal my oblast cell sheets on the surface of the heart by open-heart surgery
左室駆出率の改善度 Improvement of LV ejection fraction
1)左室リモデリングの変化
2)運動耐容能
3)BNP/ NT-proBNPの推移
4)疾病等の確認
5)NYHA
1) LV reverse remodeling
2)exercise tolerability
3)BNP/ NT-proBNP
4)safety
5)NYHA
<製造前に行う事項>
(1)患者から骨格筋を採取する。なお、神経筋疾患の診断で行われている筋生検の手技を基本とし、採取部位は大腿部を標準とするが、患者の状態等を考慮し適切な部位から採取する。採取した骨格筋は骨格筋容器へ入れて製造販売業者の指定する施設へ輸送する。
(2)患者から採血して血清を分離する。分離した血清は容器に入れて製造販売業者の指定する施設へ輸送する。
<患者に移植する際に行う事項>
(1)副構成体を用いて、凍結保存細胞から骨格筋芽細胞シートを調製する。なお、各操作は無菌的に行う。
(2)調製した骨格筋芽細胞シートは、全身麻酔下で、心臓表面に移植する。

2 人員及び構造設備その他の施設等

(1)人員及び構造設備その他の施設に関する事項

医師
宮川 繁 miyagawa shigeru
大阪大学医学部附属病院 Osaka University Hospital
心臓血管外科
565-0871
大阪府吹田市山田丘2番15号 2-15 yamadaoka suita
0668793154
miyagawakenkyu@surg1.med.osaka-u.ac.jp
自施設
大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター   病床数:集中治療室20床  設備:2管球ヘルカルCT、XperCT機能付き透視装置 、超音波検査装置、心電図装置、臨床検査室、ドクターヘリを常時運行

(2)その他研究の実施体制に関する事項

伊藤 仁人 ito yoshito
大阪大学医学部附属病院 Osaka University Hospital
心臓血管外科
565-0871
大阪府吹田市山田丘2番15号 2-15 yamadaoka suita
06-6879-3154
06-6879-3163
y-ito@surg1.med.osaka-u.ac.jp
医師
宮川 繁
大阪大学医学部附属病院
心臓血管外科
医師
河村 拓史
大阪大学医学部附属病院
心臓血管外科
医師
伊藤 仁人
大阪大学医学部附属病院
心臓血管外科
大阪大学医学部附属病院
西村 有起
大阪大学医学部附属病院
未来医療開発部 データセンター
大阪大学医学部附属病院
平尾 美樹
大阪大学医学系研究科
心臓血管外科
大阪大学医学部附属病院
山田 知美
大阪大学医学部附属病院
未来医療開発部 データセンター
澤 芳樹 sawa yoshiki
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 Osaka University Graduate School of Medicine Division of Health Sciences
未来医療学寄附講座
非該当

(3)多施設共同研究に関する事項

3 再生医療等に用いる細胞の入手の方法並びに特定細胞加工物の製造及び品質管理の方法等

(1)再生医療等に用いる細胞の入手の方法(特定細胞加工物を用いる場合のみ記載)

(2)特定細胞加工物の製造及び品質管理の方法(特定細胞加工物を用いる場合のみ記載)

(3)再生医療等製品に関する事項(再生医療等製品を用いる場合のみ記載)

ハートシート
ヒト(自己)骨格筋由来細胞シート
テルモ株式会社
関連学会の定める「ヒト(自己)骨格筋由来細胞シートの使用要件等の基準について」において定められた実施施設基準に準じた施設で実施する。
<本品の製造前に行う事項>
(1)患者から骨格筋を採取する。なお、神経筋疾患の診断で行われている筋生検の手技を基本とし、採取部位は大腿部を標準とするが、患者の状態等を考慮し適切な部位から採取する。採取した骨格筋は骨格筋容器へ入れて製造販売業者の指定する施設へ輸送する。
(2)患者から採血して血清を分離する。分離した血清は容器に入れて製造販売業者の指定する施設へ輸送する。
<本品を患者に適用する際に行う事項>
(1)副構成体を用いて、凍結保存細胞から骨格筋芽細胞シート5枚(予備を含め6枚調製することが望ましい)を調製する。なお、各操作は無菌的に行う。
開胸手術により、細胞数として3×10^8個を心臓表面へ移植する。移植の際には、他の心臓手術は実施しない。投与期間は当該再生医療等製品の移植に開胸手術を必要とするため、再生医療等製品の使用は、1回のみとする。また、できる限り広い範囲に当該再生医療等製品を移植すること。移植可能な部位が狭い場合は、再生医療等製品の一部を重ねて移植することも可とする。

(4)再生医療等に用いる未承認又は適応外の医薬品又は医療機器に関する事項(未承認又は適応外の医薬品又は医療機器を用いる場合のみ記載)

4 再生医療等技術の安全性の確保等に関す措置

(1)利益相反管理に関する事項

① 再生医療等に対する特定細胞加工物製造事業者からの研究資金等の提供その他の関与

② 再生医療等に対する医療薬品等製造販売業者等からの研究資金等の提供その他の関与

テルモ株式会社
有償での再生医療等製品(ハートシート)の提供
シート化作製業務の労務提供

③ 再生医療等に対する特定細胞加工物製造事業者又は医療品等製造販売業者等以外からの研究資金

日本医療研究開発機構 Japan Agency for Medical Research and Development
非該当

(2)その他再生医療等技術の安全性の確保等に関する措置

拡張型心筋症(DCM)を対象とした臨床研究2件、医師主導治験1件を実施したがいずれの試験においても、因果関係を否定できない主要な心血管イベント(MACE)や重篤な不整脈の発生はなかったことから安全性について問題ないと判断した。
様々な心不全動物モデルにおいて、筋芽細胞シート移植後、心機能の改善、血管新生、線維化率の縮小ならびに心筋肥大の抑制効果を有することを確認し、さらにそれらの効果は細胞から分泌されるサイトカイン(成長因子、ケモカインなど)を介したパラクライン効果によるものであることを報告しており(Miyagawa S, et al Transplantation. 2005, Memon IA, et al. J Thorac Cardiovasc Surg. 2005, Kondoh H et al. J Thorac Cardiovasc Surg. 2005, Sekiya N, et al. J Thorac Cardiovasc Surg. 2009, Hoashi T, et al.J Thorac Cardiovasc Surg. 2009, Kainuma S,et al. Mol Ther. 2015)、第1相臨床試験として7例のヒト重症虚血性心筋症患者に対して筋芽細胞シート移植治療を施行し、本治療の実現可能性と安全性を報告した(Sawa Y, et al. 2015 Circ J)。これらの結果をうけ、重症虚血性心筋症患者に対し自己骨格筋筋芽細胞シート移植術は、2015年に「再生医療等製品」として条件付き承認を得るに至っている。拡張型心筋症にも応用して行った第1相臨床試験において、心機能改善効果、運動耐容能効果などを検証したところ、虚血性心筋症で認められた治療効果が必ずしもすべての拡張型心筋症患者では認められないことも示された(Miyagawa S, J Am Heart Assoc. 2017)。つまり、本治療を受けた重症心筋症患者の中には顕著な心機能や運動耐容能の改善が得られる症例(レスポンダー)と、得られない症例(ノンレスポンダー)が存在することが明らかとなった。これまでの臨床研究で得られた結果から、拡張型心筋症は様々な病態を有する疾患群であり、本治療法の治療メカニズムを鑑みながら、治療の受け手である患者の病態を正確に判断し、本治療法に反応しうると予測される患者にターゲットを絞ることが重要であることから、当該再生医療等の提供は妥当と考える。
1.決定を行う時期  自家骨格芽細胞シート移植、当日に移植の可否の決定を行う。
2.決定を行う者  実施責任者又は、再生医療等を行う医師又は歯科医師

出荷判定結果を確認し、規格試験に適合していることを確認する。
製造販売業者は、安全性に疑義が生じた場合は、実施責任者に連絡する。実施責任者は、再生医療等の提供の可否について決定する。
当該再生医療等が提供された後に判明した場合は、患者に疑義の内容を説明し、適切な処置を施し、
移植後6ヶ月まで安全性を確認する。
余剰筋肉及び凍結細胞の一部を10年
感染性廃棄物として、廃棄する。
疾病等の発現が認められた場合は、再生医療等を行う医師又は歯科医師は、大阪大学医学部附属病院病院長及び実施責任者に速やかに報告する。実施責任者は、当該再生医療等との因果関係や再生医療等の継続の可否について検討し、認定再生医療等委員会に適否についての意見を聴き、必要な場合は再生医療等の提供を中止する。
重篤な疾病等の発現の報告を受けた病院長は、当該再生医療等を行う医師等に対し、当該再生医療等に対し 、当該再生医療等の中止その他の必要な措置を講ずるよう指示し、再生医療等に従事する者に情報共有する 。
再生医療等提供後6ヶ月の経過観察を行う。再生医療等提供後6ヶ月まで疾病等の確認を行い、再生医療等提供後24週後、検査を実施し効果について検証する。
患者の健康状態等を把握するため、経過観察期間において、定期的に来院を促す。来院が難しい場合は、電話等で健康状態を確認する。
実施計画の公表日
2023年01月27日
募集中断 Suspended

5 細胞提供者及び再生医療等を受ける者に対する健康被害の補償の方法

細胞提供者について

再生医療等を受ける者について

6 審査等業務を行う認定再生医療等委員会に関する事項

大阪大学第一特定認定再生医療等委員会 The first certified special committee for rege nerative medicine, Osaka University
NA8140001
大阪府吹田市山田丘2-2 2-2 yamadaoka suita, Osaka
06ー6210ー8293
nintei@dmi.med.osaka-u.ac.jp
第一種再生医療等又は第二種再生医療等を審査することができる構成
2021年01月07日

7 その他

再生医療を受ける者(当該再生医療等においては、細胞提供者と再生医療を受ける者は同じ)から同意を取得した後はデータ管理、製造管理など、症例の取り扱いにおいては、全て匿名化された被験者識別コード又は登録番号により管理され、被験者識別コードと氏名の対照表は施錠可能な書類保管庫に厳重に保管する。また、公表に際しては被験者の名前が直接公表されることがない等、被験者の個人情報の保護については十分に配慮する。
Yes
匿名化された被験者個々のデータは、他の研究に使用される予定である。 The anonymized individual subject data will be used for other studies.
1)病院長は実施責任者及び再生医療等を行う医師又は歯科医師に大阪大学医学部附属病院臨床試験部の実施する講習会への受講させる。
2)実施責任者及び再生医療等を行う医師又は歯科医師は、再生医療学会認定医の取得または、再生医療学会の講習を受講させる。
3)病院長は本再生医療等の目的や方法について、再生医療等を行う医師又は歯科医師及び当該再生医療等に従事する者が十分に理解しながら実施沿って業務に従事できるように、研究実施計画書や留意点等について説明し、また適切な継続教育を実施する。
本臨床研究についての相談・苦情等は、診療科が受付し、実施責任者または担当医師へ連絡し適切な対処を行う。
担当診療科(部) 心臓血管外科 
実施責任者 氏名:宮川 繁
担当医師  氏名:伊藤 仁人  
連絡先電話番号   :06-6879-3154
時間外緊急連絡先):06-6816-4035
非該当
なし none
非該当
非該当
非該当

添付資料

4 再生医療等を受ける者に対する説明文書及び同意文書の様式 【登録版】患者説明文書_再生医療_DCM_Ver.2.5_230315.pdf

変更履歴

種別 公表日
軽微変更 令和6年5月8日 (当画面) 変更内容
変更 令和6年3月28日 詳細 変更内容
中止 令和6年2月19日 詳細 変更内容
変更 令和5年4月27日 詳細 変更内容
届出外変更 令和5年2月10日 詳細 変更内容
変更 令和4年10月5日 詳細 変更内容
軽微変更 令和4年4月11日 詳細 変更内容
軽微変更 令和3年10月12日 詳細 変更内容
軽微変更 令和3年4月26日 詳細 変更内容
変更 令和3年3月29日 詳細 変更内容
新規登録 令和3年2月9日 詳細