企業治験 | ||
主たる治験と拡大治験のいずれにも該当しない | ||
平成30年9月25日 | ||
令和6年11月20日 | ||
令和2年4月28日 | ||
ASP8302 第II相試験 低活動膀胱患者を対象としたランダム化二重盲検プラセボ対照多施設共同試験(Proof of Concept Study) | ||
低活動膀胱患者を対象としたASP8302試験 | ||
本試験は6週間の治験薬服用期間と2週間のフォローアップ期間で構成される。被験者はプラセボ投与群及びASP8302投与群のいずれかに1:1の比で割り付けられる。 | ||
2 | ||
低活動膀胱(UAB) | ||
参加募集終了 | ||
ASP8302、プラセボ | ||
博多クリニック 臨床試験審査委員会 | ||
2024年11月20日 |
2020年04月28日 | ||
135 | ||
/ | 二重盲検期間に治験薬を1回以上投与され,ベースライン及び治療終了時の標準膀胱充満後にカテーテル法で測定した排尿後残尿量(PVRC2)の値があるランダム化された全ての被験者の集団(FAS-PVR)で,年齢の中央値はASP8302群で66.0歳,プラセボ群で63.0歳であり,ASP8302群では44.3%,プラセボ群では52.4%の患者が65歳未満であった。両群とも患者の多くは男性(ASP8302群で60.7%,プラセボ群で57.1%)及び白人(ASP8302群で55.7%,プラセボ群で52.4%)であった。 | |
/ | 本試験では,210例の患者から同意を取得した。これらの患者のうち,135例の患者がASP8302(65例)又はプラセボ(70例)のいずれかにランダム化され,75例がランダム化前に中止となった。中止理由は,患者による中止(6例),有害事象(4例)及びその他(65例;1例の患者[患者都合]を除き,選択/除外基準への違反)であった。ランダム化された135例のうち,8例(ASP8302群3例,プラセボ群5例)が試験を中止した。中止の主な理由は,患者による中止(ASP8302群2例,プラセボ群2例),プロトコル逸脱(ASP8302群1例,プラセボ群1例),有害事象(プラセボ群1例)及びその他(プラセボ群1例)であった。 | |
/ | ASP8302群では,有害事象は33.3%(21/63例),治験薬との関連性が否定できない有害事象は9.5%(6/63例)の患者にみられた。ASP8302群で2%以上の患者にみられた有害事象は,膀胱炎(6.3%,4/63例),上咽頭炎(4.8%,3/63例),細菌尿及び多汗症(各3.2%,2/63例)であった。プラセボ群では,有害事象は31.4%(22/70例),治験薬との関連性が否定できない有害事象は4.3%(3/70例)の患者にみられた。プラセボ群で2%以上の患者にみられた有害事象は,尿路感染(10.0%,7/70例),膿尿(4.3%,3/70例),上咽頭炎及び背部痛(各2.9%,2/70例)であった。 本試験では死亡例はみられなかった。重篤な有害事象は,プラセボ群の2.9%(2/70例)の患者のみにみられた。報告された重篤な有害事象は心房細動,尿路感染及び循環虚脱(各1.4%,1/70例)であり,循環虚脱は治験薬との関連性が否定されなかった。 投与中止に至った有害事象はプラセボ群の1.4%(1/70例)の患者のみにみられた。本患者にみられた中止に至った有害事象は尿路感染及び循環虚脱であり,循環虚脱は治験薬との関連性が否定されなかった。 |
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/ | FAS-PVRで,PVRC2のベースラインからvisit 4(week 4)までの変化量の中央値は,ASP8302群で-40.0 mL,プラセボ群で-35.0 mLであった。変化量の中央値の差には,群間で統計的に有意な差はみられなかった(-5.0 mL,90% CI:-42.0,34.0,P = 0.960) | |
副次的評価項目の解析結果 / Secondary Outcome Measures | FAS-PVRで,標準膀胱充満後の排尿時の排尿量(VV_St)のvisit 4(week 4)での中央値は,ASP8302群で368.0 mL,プラセボ群で306.0 mLであった。Visit 4でのVV_Stの中央値の差には,群間で統計的に有意な差はみられなかった(62.0 mL,90% CI:8.0,112.0,P = 0.170)。 FAS-PVRで,PVRC2及びVV_Stから算出した膀胱排尿効率(BVEC2)のvisit 4(week 4)での中央値は,ASP8302群で53.10%,プラセボ群で54.60%であった。Visit 4でのBVEC2の中央値の差には,群間で統計的に有意な差はみられなかった(3.30%,90% CI:-4.90,10.60,P = 0.489)。 | |
/ | ASP8302は,有効性評価項目のいずれにおいてもプラセボと比較して大きな差はみられなかった。よって,ASP8302の低活動膀胱に対する有効性は確認されなかった。 ASP8302の忍容性は良好であり,群間で臨床的に意味のある安全性の違いはみられなかった。 |
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出版物の掲載 / Posting of iournal publication | 無 | absence |
/ | 無 | No |
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/ | 本試験では、患者レベルデータへのアクセスは提供されない。アステラス製薬のデータ共有ポリシーの詳細についてはhttps://www.clinicaltrials.astellas.com/transparency/に示されている。 | Access to anonymized individual participant level data will not be provided for this trial. Further details on Astellas’ data sharing policy can be found at https://www.clinicaltrials.astellas.com/transparency/. |
試験等の種別 | 企業治験 |
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主たる治験と拡大治験のいずれにも該当しない | |
登録日 | 2024年11月20日 |
jRCT番号 | jRCT2080224060 |
ASP8302 第II相試験 低活動膀胱患者を対象としたランダム化二重盲検プラセボ対照多施設共同試験(Proof of Concept Study) | |||
低活動膀胱患者を対象としたASP8302試験 |
アステラス製薬株式会社 | Astellas Pharma Inc. | ||
東京都中央区日本橋本町2-5-1 | 2-5-1, Nihonbashi-Honcho, Chuo-ku, Tokyo | ||
0120-189-371 | |||
clinicaltrialregistration@astellas.com |
くすリ相談センター | Medical Information Center | ||
アステラス製薬株式会社 | Astellas Pharma Inc. | ||
東京都中央区日本橋本町2-5-1 | 2-5-1, Nihonbashi-Honcho, Chuo-ku, Tokyo | ||
0120-189-371 | |||
clinicaltrialregistration@astellas.com |
2018年10月05日 |
国内外約25施設 |
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/ | |||
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本試験は6週間の治験薬服用期間と2週間のフォローアップ期間で構成される。被験者はプラセボ投与群及びASP8302投与群のいずれかに1:1の比で割り付けられる。 | |||
2 | 2 | ||
2018年12月27日 | |||
2018年10月31日 | |||
2020年06月30日 | |||
130 | |||
介入研究 | Interventional | ||
ランダム化二重盲検プラセボ対照 |
Randomized controlled trial, Double blind, Placebo control |
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治療 |
treatment purpose |
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/ | 欧州/日本 | Europe/Japan | |
/ | Visit 1 |
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/ | Visit 1: |
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/ | 20歳以上 |
20age old over |
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/ | 上限なし |
No limit |
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/ | 男性・女性 |
Both |
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/ | 低活動膀胱(UAB) | ||
/ | |||
/ | 試験対象薬剤等 一般的名称等:ASP8302 薬剤・試験薬剤:- 薬効分類コード:259 その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬 用法・用量、使用方法:1日1回経口投与する。 対象薬剤等 一般的名称等:プラセボ 薬剤・試験薬剤:- 薬効分類コード:--- その他 用法・用量、使用方法:- |
investigational material(s) Generic name etc : INN of investigational material : - Therapeutic category code : 259 Other agents for uro-genital and anal organ Dosage and Administration for Investigational material : control material(s) Generic name etc : INN of investigational material : - Therapeutic category code : --- Other Dosage and Administration for Investigational material : |
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/ | |||
/ | 有効性 排尿後残尿量(PVRC2)の変化量 標準膀胱充満後にカテーテル法で測定し,べースラインからの変化量を求める。 評価期間: 治療期間終了時まで |
efficacy | |
/ | 有効性 排尿量 (VVST) 来院時に標準膀胱充満後,測定する。 評価期間: フォローアップ期間終了時まで 有効性 膀胱排尿効率 (BVEC2) BVEC2 = [VVST/(PVRC2+ VVST)]x100により算出する。 評価期間: フォローアップ期間終了時まで |
efficacy efficacy |
医薬品 | medicine | |||
ASP8302 | ||||
- | - | |||
259 その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬 | 259 Other agents for uro-genital and anal organ | |||
1日1回経口投与する。 | ||||
プラセボ | ||||
- | - | |||
--- その他 | --- Other | |||
- |
参加募集終了 | completed | |
/ | 試験完了 |
completed |
Astellas Pharma Europe B.V. (APEB) | ||
Astellas Pharma Europe B.V. (APEB) |
- | ||
- | ||
- |
博多クリニック 臨床試験審査委員会 | Hakata Clinic Institutional Review Board | |
福岡県福岡市博多区店屋町6番18号 | 6-18, Tenyamachi, Hakata-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka | |
承認 | approved |
有 | presence | |
NCT03702777 | ||
ClinicalTrials.gov | ClinicalTrials.gov | |
2017-003693-13 | ||
EU Clinical Trials Register (EU-CTR) | EU Clinical Trials Register (EU-CTR) | |
JapicCTI-184121 | ||
アステラス試験番号:8302-CL-0201 | |||
設定されていません |
||
設定されていません |
https://www.clinicaltrials.jp/file/mZJnoFRcd | |||
8302-cl-0201-clp-08-reissue-v3-tr-jp-redacted.pdf |
設定されていません |
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3.0 | |||
2019年07月22日 | |||
設定されていません |
|||
設定されていません |