保留 | ||
平成22年4月14日 | ||
令和2年9月17日 | ||
平成27年12月29日 | ||
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子座に転座または逆位がある進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象としてPF-02341066を投与した場合の有効性と安全性を評価する非盲検,単群,第2相試験(治験実施計画書番号:A8081005) | ||
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子に遺伝子変異がある進行非小細胞肺癌の患者を対象とした治験薬PF-02341066の第2試験 | ||
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子に遺伝子変異がある進行非小細胞肺癌の患者を対象とした治験薬PF-02341066の第2試験 | ||
2 | ||
非小細胞肺癌 | ||
参加募集終了 | ||
PF-02341066、- | ||
- | ||
2020年09月14日 |
2015年12月29日 | ||
1069 | ||
/ | 本治験全体の被験者集団 における平均年齢(標準偏差)は,52.2(12.33)歳,範囲は19~84歳であった。白人が49.9%,アジア人が46.4%,黒人が1.9%,その他が1.8%であった。非喫煙者は65.9%,喫煙もしくは喫煙経験者が34.1%であった。 | |
/ | ALK融合遺伝子陽性のNSCLC患者のみを本治験に組み入れた。蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法を主要な検査法として用いて,腫瘍組織内のALK融合遺伝子の有無を確認した。中央検査機関および治験実施医療機関 の検査結果によりALK融合遺伝子陽性と判定された被験者を,それぞれIUO 集団および非IUO集団と定義した。 本治験の目標症例数を約1100例とし,1069例を登録した。クリゾチニブの投与を1回以上受けた1066例を安全性解析対象(SA)集団とした。登録されたが治験薬を投与されなかった3例は,不適格であり,誤って音声自動応答システムに入力されたため,治験薬投与前に治験を中止した。なお,A8081007試験の標準化学療法群143例およびクリゾチニブ群に割り付けられたが治験薬の投与を受けなかった1例を含む合計144例(13.5%)がA8081005試験に登録され,クリゾチニブの投与を受けた。 |
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/ | SA集団の有害事象の発現状況を以下に要約する。 有害事象が発現した被験者の割合 ほとんどの被験者(96%)に治験薬と関連のある有害事象が発現し,11.5%の被験者に治験薬と関連のある重篤な有害事象が発現した。5.7%の被験者が治験薬と関連のある有害事象により治験薬の投与を中止した。 重篤な有害事象 治験薬と関連のある重篤な有害事象は,発現頻度が高い順に以下のとおりであった。 肺臓炎(1.31%) 腎嚢胞(1.22%) 肺炎および呼吸困難(各0.56%) 末梢性浮腫およびアラニンアミノトランスフェラーゼ増加(各0.47%) 発熱性好中球減少症,悪心,肺塞栓症および深部静脈血栓症(各0.38%) 死亡,薬物性肝障害,肝毒性,肺感染 および急性腎障害(各0.28%) 下痢,胃腸出血,全身性浮腫,蜂巣炎,腎嚢胞感染,脱水,低ナトリウム血症,皮膚有棘細胞癌および間質性肺疾患(各0.19%) 好塩基球増加症,好酸球増加症,単球増加症,血小板増加症,心房細動,心停止,心不全,心筋炎,上室性頻脈,頻脈,白内障,視神経萎縮,大腸炎,便秘,血性下痢,胃潰瘍,イレウス,食道炎,腹膜障害,胸痛,疲労,全身健康状態悪化,腫瘤,肝不全,肝炎,肝細胞損傷,腹部膿瘍,腎膿瘍,脊椎圧迫骨折,血中アルブミン減少,血中クレアチニン増加,血中乳酸脱水素酵素増加,心電図QT延長,肝酵素上昇,食欲減退,高カルシウム血症,低カリウム血症,低リン酸血症,胸壁腫瘤,筋骨格痛,全身性エリテマトーデス,基底細胞癌,悪性黒色腫,小細胞肺癌,浮動性めまい,錐体路症候群,痙攣発作,錯乱状態,腎結石症,胞隔炎,喀血,胸水,呼吸不全,発疹,血腫,低血圧,起立性低血圧,血栓性静脈炎および血管炎(各0.09%) 非重篤な有害事象: 治験薬と関連のある主な非重篤な有害事象は,視覚障害(vision disorder) ,悪心,嘔吐,下痢であった。 死亡: 治験期間中に報告された全死因による死亡は727例であり,主な死因は試験対象疾患で653例(61.3%)であった。全体で236例(22.1%)が治験薬の最終投与後28日以内に死亡し,491例(46.1%)が治験薬の最終投与後28日より後に死亡した。 治験薬と関連のあるGrade 5の有害事象: Grade 5の治験薬と関連のある有害事象が合計17例(1.6%)に認められ,主な有害事象は間質性肺疾患であった。 有害事象による投与中止: 治験薬の投与中止に至った因果関係を問わない有害事象および治験薬と関連のある有害事象のうち,発現頻度が1%以上(11例以上)の事象は間質性肺疾患であった。 |
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/ | 奏効率(ORR) 腫瘍縮小効果評価(RE)集団の最良総合効果を示す。IUO−ALK陽性RE集団および非IUO −ALK陽性RE集団のORRは,それぞれ54.1%[95%信頼区間(CI):50.8,57.4]および40.5%(95% CI:32.8,48.6)であった。 |
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副次的評価項目の解析結果 / Secondary Outcome Measures | 奏効期間(DR) IUO−ALK陽性および非IUO−ALK陽性RE集団におけるDRの中央値は,それぞれ11.8ヵ月(95% CI:10.4,12.8)および9.5ヵ月(95% CI:6.9,15.2)であった。 奏効までの期間(TTR) IUO−ALK陽性および非IUO−ALK陽性RE集団におけるTTRの中央値は,それぞれ6.1週間および6.3週間であった。 病勢コントロール率(DCR) IUO−ALK陽性および非IUO−ALK陽性RE集団におけるDCRは,6週時点が81.7%(95% CI:79.0,84.2)および69.6%(61.8,76.7)であり,12週時点が70.8%(95% CI:67.7,73.8)および61.4%(53.3,69.0)であった。 無増悪生存期間(PFS) IUO−ALK陽性および非IUO−ALK陽性SA集団 におけるPFSの中央値は,8.4ヵ月および6.9ヵ月であった。 全生存期間(OS)および生存率 IUO−ALK陽性SA集団における,OSの中央値は21.8ヵ月(95% CI:19.4,24.0)であり,6ヵ月後および1年後の生存率はそれぞれ81.7%(95% CI:79.0,84.0)および66.5%(95% CI:63.3,69.5)であった。 非IUO−ALK陽性SA集団における,OSの中央値は16.9ヵ月(95% CI:13.4,21.5)であり,6ヵ月後および1年後の生存率はそれぞれ77.5%(95% CI:70.1,83.3)および62.4%(95% CI:54.3,69.6)であった。 患者報告アウトカム: European Organization for Research and Treatment of Cancer(EORTC)QLQ-C30およびQLQ-LC13のスコア EORTC QLQ-C30全般的QoL 全般的QoLについて,統計的に有意であり(95% CIに0が含まれない),臨床的に意味のある(10ポイント以上)ベースラインからの改善が認められた(サイクル3~14)。 被験者の大多数で,投与期間中(全サイクルを含む)に全般的QoLスコアの改善(被験者の42.5%)または安定(被験者の38.5%)が認められた。 薬力学の結果: 分子プロファイリング(ALK陽性判定) 908例がIUO検査によりALK陽性と判定された。ALK陽性の腫瘍細胞の割合の平均値は59.49%であった。 分子プロファイリングの結果 検体の安定性が限られている等の技術的な理由から,ALK融合遺伝子とALKタンパク質および融合転写物の存在との関係を検討する解析は実施しなかった。 バイオマーカー シグナル伝達経路でみられるバイオマーカーの発現量のベースラインからの変化量の解析は,解析に必要なベースライン時と投与期間中(サイクル2)の腫瘍組織(任意採取)の対を入手できなかったため,実施しなかった。 ファーマコゲノミクスの結果: 候補対立遺伝子 の評価 4種類の候補対立遺伝子HLA-DQA1*02:01,HLA-DQB1*02:02,HLA-DRB1*07:01およびTNXB/rs12153855の割合はALT群とALT対照群で類似しており,肝毒性のリスクが高い被験者を同定する際のこれらのマーカーの予測(すなわち診断)値を支持または示唆する統計学的有意差は認められなかった。なお,ALT群は,ベースライン時のアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)値が基準値上限(ULN)以内であり,治験期間中に1回以上ULNの3倍を超えた被験者と定義し,ALT対照群は,ベースライン時および治験期間中のALTがULN以内であった被験者と定義した。 | |
/ | クリゾチニブ250 mg BID経口投与は,少なくとも一次化学療法が無効であったALK陽性進行NSCLC患者における単剤投与に臨床的に意味のある抗腫瘍活性を示した。IUO−ALK陽性RE集団のORRは54.1%(95% CI:50.8,57.4)であり,また奏効は早期に得られ(TTR中央値:6.1週間)かつ長期に持続した(DR中央値:11.8ヵ月)。 | |
出版物の掲載 / Posting of iournal publication | 有 | presence |
2017年08月17日 | ||
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5703388/ |
/ | 有 | Yes |
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/ | ファイザーは,匿名化された個別被験者のデータおよび関連文書(治験実施計画書,統計解析計画書,総括報告書など)に研究者がアクセスできる環境を提供しています。当社の臨床試験データの共有に関する基準およびアクセス申請の詳細は,https://www.pfizer.com/science/clinical_trials/trial_data_and_results/data_requestsに掲載されています。 |
研究の種別 | 保留 |
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登録日 | 2020年09月14日 |
jRCT番号 | jRCT2080221069 |
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子座に転座または逆位がある進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象としてPF-02341066を投与した場合の有効性と安全性を評価する非盲検,単群,第2相試験(治験実施計画書番号:A8081005) | |||
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子に遺伝子変異がある進行非小細胞肺癌の患者を対象とした治験薬PF-02341066の第2試験 |
ファイザーR&D合同会社 | |||
クリニカル・リサーチ統括部 | |||
東京都渋谷区代々木3丁目22-7 | |||
- | |||
clinical-trials@pfizer.com,お問合せにはe-Mailにて返信いたしますので,@Pfizer.comドメインからの受信およびURL付きメールの受信を許可する設定にしてください。 |
ファイザーR&D合同会社 | |||
クリニカル・リサーチ統括部 | |||
東京都渋谷区代々木3丁目22-7 | |||
- | |||
clinical-trials@pfizer.com,お問合せにはe-Mailにて返信いたしますので,@Pfizer.comドメインからの受信およびURL付きメールの受信を許可する設定にしてください。 |
2010年03月10日 |
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未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子に遺伝子変異がある進行非小細胞肺癌の患者を対象とした治験薬PF-02341066の第2試験 | |||
2 | 2 | ||
2010年06月17日 | |||
2010年01月01日 | |||
2014年12月01日 | |||
1100 | |||
介入研究 | Interventional | ||
非盲検,単群 |
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治療 |
treatment purpose |
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/ | 日本/アジア(日本以外)/北米/南米/欧州/オセアニア | Japan/Asia except Japan/North America/South America/Europe/Oceania | |
/ | ・組織学的または細胞学的に診断の確定した非小細胞肺癌患者 |
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/ | ・PF-02341066 による治療経験 |
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/ | 18歳以上 |
18age old over |
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/ | 上限なし |
No limit |
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/ | 男性・女性 |
Both |
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/ | 非小細胞肺癌 | ||
/ | |||
/ | 試験対象薬剤等 一般的名称等:PF-02341066 薬剤・試験薬剤:Crizotinib 薬効分類コード:429 その他の腫瘍用薬 用法・用量、使用方法:1回250mgを1日2回経口投与 対象薬剤等 一般的名称等:- 薬剤・試験薬剤:- 薬効分類コード: 用法・用量、使用方法:- |
investigational material(s) Generic name etc : INN of investigational material : Crizotinib Therapeutic category code : 429 Other antitumor agents Dosage and Administration for Investigational material : control material(s) Generic name etc : INN of investigational material : - Therapeutic category code : Dosage and Administration for Investigational material : |
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/ | |||
/ | 安全性 有効性 ・奏効率(ORR) ・有害事象の種類,発現率,重症度,重篤度,治験薬との因果関係および,全ての臨床検査値異常 同上 |
safety efficacy |
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/ | 安全性 有効性 検証的 探索性 薬物動態 ファーマコゲノミクス その他 ・奏効期間(DR) ・病勢コントロール率(DCR) ・無増悪生存期間(PFS) ・全生存期間(OS) ・QOL ・血漿中PF-02341066濃度など 同上 |
safety efficacy confirmatory exploratory pharmacokinetics pharmacogenomics other |
医薬品 | medicine | |||
PF-02341066 | ||||
Crizotinib | Crizotinib | |||
429 その他の腫瘍用薬 | 429 Other antitumor agents | |||
1回250mgを1日2回経口投与 | ||||
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- | - | |||
- |
参加募集終了 | completed | |
/ | 試験完了 |
completed |
ファイザーR&D合同会社 | ||
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- | ||
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- | ||
承認 | approved |
有 | presence | |
NCT00932451 | ||
ClinicalTrials.gov | ClinicalTrials.gov | |
JapicCTI-101102 | ||
試験実施地域 : 日本、米国、オーストラリア、韓国、香港など 試験の目的 : 治療 試験の現状 : 試験終了 関連ID名称 : ClinicalTrials.gov ID 関連ID番号 : NCT00932451 | |||
ファイザー医薬品情報 | |||
https://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html | |||
添付文書 | |||
新薬の承認審査に関する情報 | |||
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/ | |||
審査報告書,申請資料概要 |
設定されていません |
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設定されていません |
設定されていません |
設定されていません |
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設定されていません |
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設定されていません |