保留 | ||
平成21年3月24日 | ||
令和元年8月21日 | ||
平成26年3月1日 | ||
転移性腎細胞癌患者に対する二次治療としてのaxitinib(AG-013736)の第3相試験:AXIS trial(治験実施計画書番号:A4061032) | ||
転移性腎細胞癌患者に対する二次治療としてのaxitinib(AG-013736)の第3相試験 | ||
一次治療に治療抵抗性を示した転移性腎細胞癌患者を対象として,AG-013736の腫瘍の進行を抑える効果がソラフェニブよりも優れていることを検証する。 | ||
3 | ||
腎細胞癌 | ||
参加募集終了 | ||
アキシチニブ、ソラフェニブ | ||
- | ||
2019年08月21日 |
2014年03月01日 | ||
723 | ||
/ | 人口統計学的特性およびベースライン患者背景は,両群間で同様であった。両群の大半の患者は,年齢は65 歳未満[アキシチニブ群で238 例(65.9%),ソラフェニブ群で238 例(65.7%)]で,男性[アキシチニブ群で265 例(73.4%),ソラフェニブ群で258 例(71.3%)]で,白人[アキシチニブ群で278 例(77.0%),ソラフェニブ群で269 例(74.3%))であった。両群のほぼ半数の患者は,ECOGPS 0[アキシチニブ群で195 例(54.0%),ソラフェニブ群で200 例(55.2%)]で,MSKCC のリスク分類がintermediate[アキシチニブ群で199 例(55.1%),ソラフェニブ群で210 例(58.0%)]であった。 | |
/ | アキシチニブ群で116 例(32.1%),ソラフェニブ群で77 例(21.3%)が15サイクル以上の治療を開始した。主な投与中止理由は両群共に腫瘍の増悪または再発であり,アキシチニブ群で265 例(73.4%),ソラフェニブ群で246例(68.0%)であった。主な治験中止理由は両群共に死亡で,アキシチニブ群で280 例(78.0%),ソラフェニブ群で276 例(77.7%)であった。 | |
/ | 有害事象および重篤な有害事象の発現頻度: 2016 年2 月25 日までのすべての患者の安全性の結果を含む。安全性解析対象集団は,治験薬を少なくとも1 回投与された患者で構成され,実際に投与された治験薬に従って群を割り当てた。両投与群で95%を超える患者に少なくとも1 件の因果関係を問わない有害事象が発現した。 重篤な有害事象:2016 年2 月25 日までのすべての患者の安全性の結果を含む。多く発現した重篤な有害事象の器官別大分類は一般・全身障害および投与部位の状態および胃腸障害であった。 有害事象:2016 年2 月25 日までのすべての患者の安全性の結果を含む。多く発現した非重篤な有害事象の器官別大分類は胃腸障害,一般・全身障害および投与部位の状態であった。 有害事象による中止:2016 年2 月25 日までのすべての患者の安全性の結果を含む。治験薬との因果関係を否定できない有害事象により治験を中止した患者はアキシチニブ群で17 例(4.7%),ソラフェニブ群で28 例(7.9%)であった。さらに,治験薬との因果関係を否定された有害事象により治験を中止した患者はアキシチニブ群で6 例(1.7%),ソラフェニブ群で5 例(1.4%)であった。 死亡:2016 年2 月25 日までのすべての患者の安全性の結果を含む。アキシチニブ群では治験期間中に48 例(13.4%),フォローアップ期間中に232 例(64.6%),合計280 例(78.0%)が死亡した。ソラフェニブ群では治験期間中に32 例(9.0%),フォローアップ期間中に244 例(68.7%),合計276 例(77.7%)が死亡した。 |
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/ | 無増悪生存期間(PFS):盲検下独立効果判定委員会(IRC)の評価による全体での層別解析の結果(データカットオフ日:2010 年8 月31 日),アキシチニブ群のイベントは192 例(53.2%)で認められ,中央値は6.7 ヵ月であった[95%信頼区間(6.3,8.6)]。ソラフェニブ群では210 例(58.0%)でイベントが認められ,中央値は4.7 ヵ月であった[95%信頼区間(4.6,5.6)]。ECOG PS および前治療薬により層別した層別ハザード比は,0.665[95%信頼区間(0.544,0.812)]で,片側層別ログランク検定により算出したp 値は0.0001 未満であった。 盲検下IRC の評価によるスニチニブを含むレジメンでの前治療による層別解析の結果,アキシチニブ群のイベントは117 例(60.3%)で認められ,中央値は4.8 ヵ月であった[95%信頼区間(4.5,6.4)]。ソラフェニブ群では120 例(61.5%)でイベントが認められ,中央値は3.4 ヵ月であった[95%信頼区間(2.8,4.7)]。ECOG PS により層別した層別ハザード比は,0.741[95%信頼区間(0.573,0.958)]で,片側層別ログランク検定により算出したp値は0.0107 であった。 盲検下IRC の評価によるサイトカインを含むレジメンでの前治療による層別解析の結果,アキシチニブ群のイベントは50 例(39.7%)で認められた。PFS の中央値は12.1 ヵ月であった[95%信頼区間(10.1,13.9)]。ソラフェニブ群では69 例(55.2%)でイベントが認められ,中央値は6.5 ヵ月であった[95%信頼区間(6.3,8.3)]。ECOG PS により層別した層別ハザード比は,0.464[95%信頼区間(0.318,0.676)]であり,片側層別ログランク検定により算出したp 値は0.0001 未満であった。 |
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副次的評価項目の解析結果 / Secondary Outcome Measures | 全生存期間(OS):OS の最終解析のデータカットオフ日は2011 年11 月1日であった。PFS の最終解析に続き,患者は割り付けられた投与群として,安全性およびOS を含む有効性の評価のために追跡を継続した。OS の最終解析のデータカットオフ日の2011 年11 月1 日時点における死亡は,アキシチニブ群で211 例(58.4%),ソラフェニブ群で214 例(59.1%)に認められた。最終的なOS の結果は中間解析の結果とほぼ一致していた。最終解析では,アキシチニブと対照実薬のソラフェニブ間での最終的なOS に有意な差は認められなかった。 奏効率(ORR):ORR のデータカットオフ日は2010 年8 月31 日であった。盲検下IRC の評価による全体での層別解析では,確定奏効(完全奏効+部分奏効)はアキシチニブ群で70 例[19.4%,95%信頼区間(15.4%,23.9%)],ソラフェニブ群で34 例[9.4%,95%信頼区間(6.6%,12.9%)]に認められ,リスク比(アキシチニブ群:ソラフェニブ群)は2.056 であった[95%信頼区間(1.408,3.003),p 値=0.0001]。1 を超えるリスク比はアキシチニブ群で奏効率が高いことを示し,1 未満のリスク比はソラフェニブ群で奏効率が高いことを示している。 奏効期間(DR):盲検下IRC の評価によるDR のデータカットオフ日は2010年8 月31 日であった。アキシチニブ群の中央値は11 ヵ月[95%信頼区間(7.4,NE)],ソラフェニブ群は10.6 ヵ月であった[95%信頼区間(8.8,11.5)]。治験責任医師の評価に基づくDR の結果は,盲検下IRC の評価と同様であった。 | |
/ | IRC 評価によるPFS において,アキシチニブ群で統計学的に有意な改善が認められ,主要評価項目を達成した。 PFS の主要解析の結果が感度分析で確認されたことにより,有効性の結果は頑健であることが示された。副次評価項目であるORR の結果によってもソラフェニブ群に対するアキシチニブ群の優越性が確認された。 有害事象は,全般的に許容可能かつ臨床的にコントロール可能であった。 新たに認められた重要な安全性のシグナルはなかった。 |
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出版物の掲載 / Posting of iournal publication | 有 | presence |
2011年12月03日 | ||
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0140673611616139?via%3Dihub |
/ | 有 | Yes |
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/ | ファイザーは,匿名化された個別被験者のデータおよび関連文書(治験実施計画書,統計解析計画書,総括報告書など)に研究者がアクセスできる環境を提供しています。当社の臨床試験データの共有に関する基準およびアクセス申請の詳細は, https://www.pfizer.com/science/clinical_trials/trial_data_and_results/data_requestsに掲載されています。 |
研究の種別 | 保留 |
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登録日 | 2019年08月21日 |
jRCT番号 | jRCT2080220702 |
転移性腎細胞癌患者に対する二次治療としてのaxitinib(AG-013736)の第3相試験:AXIS trial(治験実施計画書番号:A4061032) | |||
転移性腎細胞癌患者に対する二次治療としてのaxitinib(AG-013736)の第3相試験 |
ファイザーR&D合同会社 | |||
クリニカル・リサーチ統括部 | |||
東京都渋谷区代々木3丁目22-7 | |||
- | |||
clinical-trials@pfizer.com |
ファイザーR&D合同会社 | |||
クリニカル・リサーチ統括部 | |||
東京都渋谷区代々木3丁目22-7 | |||
- | |||
clinical-trials@pfizer.com |
2009年04月22日 |
/ |
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一次治療に治療抵抗性を示した転移性腎細胞癌患者を対象として,AG-013736の腫瘍の進行を抑える効果がソラフェニブよりも優れていることを検証する。 | |||
3 | 3 | ||
2008年09月03日 | |||
2008年07月02日 | |||
2014年03月01日 | |||
540 | |||
介入研究 | Interventional | ||
無作為化,非盲検,群間割付 |
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治療 |
treatment purpose |
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/ | 日本/アジア(日本以外)/北米/南米/欧州 | Japan/Asia except Japan/North America/South America/Europe | |
/ | ・ 組織学的または細胞学的に淡明細胞癌のコンポーネントを有する転移性腎細胞癌と診断された患者 |
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/ | ・ 転移性腎細胞癌に対して1レジメン(一次治療)を超える全身療法の治療を受けた患者 |
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/ | 20歳以上 |
20age old over |
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/ | 上限なし |
No limit |
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/ | 男性・女性 |
Both |
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/ | 腎細胞癌 | ||
/ | |||
/ | 試験対象薬剤等 一般的名称等:アキシチニブ 薬剤・試験薬剤:- 薬効分類コード:429 その他の腫瘍用薬 用法・用量、使用方法:5 mg 1日2回経口投与 対象薬剤等 一般的名称等:ソラフェニブ 薬剤・試験薬剤:- 薬効分類コード:429 その他の腫瘍用薬 用法・用量、使用方法:400 mg 1日2回経口投与 |
investigational material(s) Generic name etc : INN of investigational material : - Therapeutic category code : 429 Other antitumor agents Dosage and Administration for Investigational material : control material(s) Generic name etc : INN of investigational material : - Therapeutic category code : 429 Other antitumor agents Dosage and Administration for Investigational material : |
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/ | |||
/ | 有効性 検証的 無増悪生存期間 群間比較 |
efficacy confirmatory |
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/ | 安全性 有効性 ・ 生存期間 ・ 奏効率 ・ 奏効期間 ・ 安全性 群間比較 |
safety efficacy |
医薬品 | medicine | |||
アキシチニブ | ||||
- | - | |||
429 その他の腫瘍用薬 | 429 Other antitumor agents | |||
5 mg 1日2回経口投与 | ||||
ソラフェニブ | ||||
- | - | |||
429 その他の腫瘍用薬 | 429 Other antitumor agents | |||
400 mg 1日2回経口投与 |
参加募集終了 | completed | |
/ | 試験完了 |
completed |
ファイザー株式会社 | ||
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- | ||
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- | ||
承認 | approved |
有 | presence | |
NCT00920816 | ||
ClinicalTrials.gov | ClinicalTrials.gov | |
JapicCTI-090729 | ||
試験実施地域 : 日本,米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、イタリア、韓国、ポーランド、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、台湾、英国など 試験の目的 : 治療 試験の現状 : 試験終了 関連ID名称 : ClinicalTrials.gov ID 関連ID番号 : NCT00678392 | |||
ファイザー医薬品情報 | |||
http://pfizerpro.jp/documents/lpd/inl01lpd.pdf | |||
添付文書 | |||
新薬の承認審査に関する情報 | |||
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/P201200096/671450000_22400AMX00737_A100_1.pdf | |||
審査報告書,申請資料概要 | |||
新薬の承認審査に関する情報 | |||
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/P201200096/index.html | |||
審査報告書,申請資料概要 |
設定されていません |
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設定されていません |
設定されていません |
設定されていません |
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設定されていません |
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設定されていません |