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臨床研究・治験計画情報の詳細情報です。

企業治験
主たる治験
令和4年6月9日
令和6年9月2日
Programmed cell death protein 1(PD-1)/Programmed cell death-ligand 1(PD-L1)阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者の一次治療としてDatopotamab Deruxtecan(Dato-DXd)と医師選択化学療法を比較検討する第III相非盲検無作為化試験(TROPION-Breast02試験)
PD-1/PD-L1阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者を対象としたDatopotamab Deruxtecan (Dato-DXd, DS-1062a)の第Ⅲ相試験
井ノ口 明裕
第一三共株式会社
PD-1/PD-L1阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者を対象に、ICCと比較したDato-DXd の有効性と安全性を評価する。
3
乳癌
募集終了
ダトポタマブ デルクステカン、パクリタキセル、Nab-パクリタキセル、カルボプラチン、カペシタビン、エリブリン
なし、未定、未定、未定、未定、未定
独立行政法人国立病院機構四国がんセンター治験審査委員会

管理的事項

研究の種別 企業治験
治験の区分 主たる治験
登録日 令和6年9月2日
jRCT番号 jRCT2061220029

1 試験等の実施体制に関する事項及び試験等を行う施設の構造設備に関する事項

(1)試験等の名称

Programmed cell death protein 1(PD-1)/Programmed cell death-ligand 1(PD-L1)阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者の一次治療としてDatopotamab Deruxtecan(Dato-DXd)と医師選択化学療法を比較検討する第III相非盲検無作為化試験(TROPION-Breast02試験)
A Phase 3, Open-label, Randomised Study of Datopotamab Deruxtecan (Dato-DXd) Versus Investigator's Choice of Chemotherapy in Patients Who Are Not Candidates for PD-1/PD-L1 Inhibitor Therapy in First-line Locally Recurrent Inoperable or Metastatic Triple-negative Breast Cancer (TROPION Breast02)
PD-1/PD-L1阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者を対象としたDatopotamab Deruxtecan (Dato-DXd, DS-1062a)の第Ⅲ相試験
A Study of Dato-DXd Versus Investigator's Choice Chemotherapy in Patients With Locally Recurrent Inoperable or Metastatic Triple-negative Breast Cancer, Who Are Not Candidates for PD-1/PD-L1 Inhibitor Therapy

(2)治験責任医師等に関する事項

井ノ口 明裕 Inoguchi Akihiro
/ 第一三共株式会社 DAIICHI SANKYO Co.,Ltd.
開発統括部
140-8710
/ 品川区広町1-2-58 1-2-58, Hiromachi, Shinagawa-ku, Tokyo
03-6225-1111
dsclinicaltrial@daiichisankyo.co.jp
臨床試験情報公開窓口  Contact for Clinical Trial Information Akihiro
第一三共株式会社 DAIICHI SANKYO Co.,Ltd.
140-8710
品川区広町1-2-58 1-2-58, Hiromachi, Shinagawa-ku, Tokyo
03-6225-1111
dsclinicaltrial@daiichisankyo.co.jp
令和4年5月18日

(3)その他の試験等に従事する者に関する事項

(4)多施設共同試験等における治験責任医師等に関する事項など

多施設共同試験等の該当の有無 あり
/

 

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社会医療法人 博愛会 相良病院

Sagara Hospital

鹿児島県

 

鹿児島県

 
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昭和大学病院

Showa University Hospital

東京都

 

東京都

 
/

 

/

東海大学医学部付属病院

Tokai University Hospital

神奈川県

 

神奈川県

 
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/

新潟県立がんセンター新潟病院

Niigata Cancer Center Hospital

新潟県

 

新潟県

 
/

 

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国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院

Center Hospital of the National Center for Global Health and Medicine

東京都

 

東京都

 
/

 

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国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院

National Cancer Center Hospital

東京都

 

東京都

 
/

 

/

国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院

National Cancer Center Hospital East

千葉県

 

千葉県

 
/

 

/

公益財団法人がん研究会有明病院

Cancer Institute Hospital of JFCR

東京都

 

東京都

 
/

 

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公立大学法人福島県立医科大学附属病院

Fukushima Medical University Hospital

福島県

 

福島県

 
/

 

/

名古屋市立大学病院

Nagoya City University Hospital

愛知県

 

愛知県

 
/

 

/

京都大学医学部附属病院

Kyoto University Hospital

京都府

 

京都府

 
/

 

/

独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター

Shikoku Cancer Center

愛媛県

 

愛媛県

 
/

 

/

地方独立行政法人広島市立病院機構広島市立広島市民病院

Hiroshima City Hiroshima Citizens Hospital

広島県

 

広島県

 
/

 

/

地方独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター

Kanagawa Cancer Center

神奈川県

 

神奈川県

 
/

 

/

埼玉県立がんセンター

Saitama Prefectural Cancer Center

埼玉県

 

埼玉県

 
/

 

/

兵庫医科大学病院

Hyogo Medical University Hospital

兵庫県

 

兵庫県

 
/

 

/

名古屋大学医学部附属病院

Nagoya University Hospital

愛知県

 

愛知県

 
/

 

/

国立大学法人東北大学 東北大学病院

Tohoku University Hospital

宮城県

 

宮城県

 
/

 

/

筑波大学附属病院

University of Tsukuba Hospital

茨城県

 

茨城県

 
/

 

/

愛知県がんセンター

Aichi Cancer Center Hospital

愛知県

 

愛知県

 
/

 

/

国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学医学部附属病院

Gifu University Hospital

岐阜県

 

岐阜県

 
/

 

/

国立大学法人三重大学医学部附属病院

Mie University Hospital

三重県

 

三重県

 

設定されていません

2 試験等の目的及び内容並びにこれに用いる医薬品等の概要

(1)試験等の目的及び内容

PD-1/PD-L1阻害剤治療の候補とならない局所再発手術不能又は転移性トリプルネガティブ乳癌患者を対象に、ICCと比較したDato-DXd の有効性と安全性を評価する。
3
2022年06月30日
2022年06月27日
2022年06月27日
2025年12月03日
600
介入研究 Interventional
無作為化比較 randomized controlled trial
非盲検 open(masking not used)
実薬(治療)対照 active control
並行群間比較 parallel assignment
治療 treatment purpose
なし
なし
あり
アルゼンチン/ベルギー/ブラジル/カナダ/中国/フランス/ドイツ/ハンガリー/インド/イタリア/韓国/メキシコ/フィリピン/ポーランド/シンガポール/南アフリカ共和国/スペイン/台湾/タイ/トルコ/英国/米国 Argentina/Belgium/Brazil/Canada/China/France/Germany/Hungary/India/Italy/Korea/Republic of Mexico/Philippines/Poland/Singapore/South Africa/Spain/Taiwan/Thailand/Turkey/United Kingdom/United States
年齢
1. スクリーニング時点で18歳以上
対象被験者及び疾患の特性
2. 局所再発手術不能TNBC、すなわち根治目的の治療ができないもの、又は転移性TNBCであることが組織学的又は細胞学的に確認されている。TNBCの定義は以下のとおりである。
- IHCにてER陽性腫瘍細胞が1%未満でER陰性である。
- IHCにてプロゲステロン受容体陽性腫瘍細胞が1%未満でプロゲステロン受容体陰性である。
- ASCO-CAP HER2ガイドラインに従い、IHC法0もしくは1+、又はIHC法2+かつin situハイブリダイゼーション法陰性でHER2陰性である。
3. 転移性又は局所再発手術不能乳癌に対する化学療法及びその他の全身抗がん療法による治療歴がない。
4. 以下の定義のとおり、PD-1/PD-L1阻害剤治療の候補とならない。
- PD-L1陰性腫瘍の患者
- 以下に該当するPD-L1陽性腫瘍の患者
1) 早期乳癌に対するPD-1/PD-L1阻害剤による前治療歴後に再発
2) PD-1/PD-L1阻害剤が禁忌となる併存疾患
3) ペムブロリズマブの使用が規制上許可されていない(スクリーニング時点で被験者の国が薬事承認を取得していない)
5. 照射歴がなく、ベースラインの時点でRECIST 1.1のTLの条件を満たし、ベースラインの時点で正確な反復測定に適したコンピューター断層撮影(computed tomography: CT)又は磁気共鳴映像法(magnetic resonance imaging: MRI)による正確な測定が可能で最長径が10 mm以上(ただし、リンパ節は短径15 mm以上)である測定可能病変が少なくとも1つ
6. ECOG PSが0又は1で、ベースライン又は初回投与日前の2週間に低下がみられない。
7. ICCとして記載されている化学療法薬(パクリタキセル、nab-パクリタキセル、カペシタビン、カルボプラチン、又はエリブリン)のいずれかが適応となるとDFIおよびタキサン系の使用歴に基づき治験責任(分担)医師により判定されている。
8. Cycle 1 Day 1前に、無治療期間を以下の定義のとおり十分に確保できた患者
- 大手術: 3週間以上
- 胸部の緩和的放射線治療を含む放射線治療: 4週間以上(その他の領域への緩和的放射線治療は2週間以上)
- 中枢神経系転移に対する副腎皮質ステロイド療法: 3日超
- ホルモン療法を含む抗がん療法: 3週間以上(低分子標的薬の場合: 2週間又は5半減期以上のいずれか長い方)
- ニトロソウレア系薬剤又はマイトマイシンC: 6週間以上
- 抗体による抗がん療法: 4週間以上。ただし、核内因子κB活性化受容体リガンド(receptor activator of nuclear factor-κB ligand: RANKL)阻害薬(例: 骨転移の治療を目的としたデノスマブ)は除く。
- 免疫療法(抗体以外を用いた治療)、レチノイド療法: 2週間以上又は薬剤の終末相消失半減期の5倍以上のいずれか長い方
- クロロキン/ヒドロキシクロロキン: 14日間以上
9. 組み入れ前には腫瘍検体が得られたことを書面で確認する必要があり、腫瘍検体は無作為化前に得られていなければならない。すべての被験者では、スクリーニング前3ヵ月以内に採取された転移性(骨を除く)又は局所再発手術不能腫瘍のFFPE検体(ブロックを推奨するが、新たに切り出した腫瘍スライド20枚以上でもよい)が得られていなければならない。直近の生検から十分なFFPEブロック及び20枚以上のスライドのいずれも得られない場合、又は安全上の理由から生検を実施できず、その旨が明確に記録されている場合でも、Global治験チームからの承認を待って局所再発手術不能又は転移性乳癌の診断前に得られた保存腫瘍試料を提出してもよい。
10. 症状が認められず、放射線治療の急性毒性から回復しており、ステロイドや抗けいれん薬による治療を要さない既治療の腫瘍による脊髄圧迫又は無症候性の安定している脳転移の既往を有する患者は本治験への登録を可能とする。放射線治療の終了時からCycle 1 Day 1までの期間は少なくとも2週間以上でなければならない。中枢神経系転移に対する副腎皮質ステロイド療法の終了時からCycle 1 Day 1までの期間は少なくとも3日以上でなければならない。
11. 無作為化前7日以内の臓器機能及び骨髄機能が十分であり、以下を満たす。
- ヘモグロビン(Hemoglobin: Hb): 9.0 g/dL以上。スクリーニング評価前1週間以内の赤血球/血漿輸血は認められない。
- 好中球数(absolute neutrophil count: ANC): 1.5 × 10^9/mm3以上。スクリーニング評価前1週間以内の顆粒球コロニー刺激因子の投与は認められない。
- 血小板数: 100 × 10^9/mm3以上。(スクリーニング評価前1週間以内の血小板輸血は認められない。)
- 総ビリルビン(total bilirubin: TBL): 基準値上限(upper limit of normal: ULN)の1.5倍以下、ジルベール症候群(非抱合型高ビリルビン血症)が確認されている場合はULNの3倍未満
- HBVが認められる場合を除き、ALT及びAST: AST/ALTについてULNの2.5倍以下(肝転移がある場合はULNの5倍未満)。HBVが認められる場合の要件は、除外基準5を参照する。
- CrCL算出値: Cockcroft-Gault式による算出で30 mL/min以上
12. 平均余命が12週間以上である。
性別
13. 男性及び女性
男女とも避妊法は臨床試験の被験者の避妊法に関する現地の規制に従う。
妊娠に関して
14. 妊娠の可能性がある女性(women of childbearing potential: WOCBP)の場合、妊娠検査(血清)で陰性。
15. 女性被験者は、閉経後1年以上であるか、不妊手術を受けているか、又は少なくとも1つ以上の効果の高い避妊法のいずれかを使用しなければならない(効果の高い避妊法は、1年間正しく継続使用した場合の妊娠率が1%未満の避妊法と定義)。妊娠の可能性があり、避妊手術を受けていない男性パートナーと性行為を行う女性は、少なくとも1つ以上の効果の高い避妊法のいずれかを用いることに同意しなければならない。選択した避妊法をCycle 1 Day 1前少なくとも3ヵ月間及び最終投与後少なくとも7ヵ月間継続する必要がある(効果の高い避妊法を網羅した一覧は添付資料 Gを参照)。女性被験者は、組み入れ以降の治験期間中及び治験薬の最終投与後少なくとも7ヵ月間は卵子提供又は自己使用のための卵子採取及び授乳を控えなければならない。妊娠の可能性がある女性の避妊手術を受けていない男性パートナーは、上述の期間を通して殺精子剤つき男性用コンドーム(殺精子剤が承認されていない国ではコンドーム単体)を使用しなければならない。
16. 妊娠の可能性がある女性パートナーと性行為を行う意思のある男性被験者は、パートナーの妊娠を避けるため、女性パートナーが効果の高い避妊法を使用するのに加えて、避妊手術を受けているか、スクリーニング時点から治験期間全体及び休薬期間(治験薬の最終投与後少なくとも6ヵ月間)を通して許容される避妊法を使用しなければならない。男性被験者は、上述の期間中に精子の提供及び保存をしてはならない。精子の保存は無作為化前に検討する。試験中及び休薬期間中に異性間性行為を行わない方法(性的禁欲)は許容される(被験者が通常の生活習慣として選好する場合)が、周期的/不定期な禁欲法、リズム法、及び膣外射精法は避妊法として認められない。
17. 署名による同意取得が可能であり、同意説明文書(informed consent form: ICF)及び本CSPに記載の要求事項及び制限事項を遵守する被験者
18. ゲノミクスイニシアチブを構成する任意の遺伝子研究用の試料を採取する前に、署名及び日付を記載した任意の遺伝子研究に関するICFを提出した被験者
Age
1. Participant must be >= 18 years at the time of screening.
Type of Participant and Disease Characteristics
2. Histologically or cytologically documented locally recurrent inoperable TNBC, which cannot be treated with curative intent, or metastatic TNBC. TNBC is defined as:
- Negative for ER with < 1% of tumour cells positive for ER on IHC.
- Negative for progesterone receptor with < 1% of tumour cells positive for progesterone receptor on IHC.
- Negative for HER2 with 0 or 1+ intensity on IHC or 2+ intensity on IHC and negative by in situ hybridisation per the ASCO-CAP HER2 guideline.
3. No prior chemotherapy or other systemic anti-cancer therapy for metastatic or locally recurrent inoperable breast cancer.
4. Not a candidate for PD-1/PD-L1 inhibitor therapy, defined as:
- Participants whose tumours are PD-L1-negative, or
- Participants whose tumours are PD-L1-positive and have:
a. relapsed after prior PD-1/PD-L1 inhibitor therapy for early-stage breast cancer,
b. comorbidities precluding PD-1/PD-L1 inhibitor therapy, or
c. no regulatory access to pembrolizumab [participant's country does not have regulatory approval at the time of screening]).
5. At least 1 measurable lesion not previously irradiated that qualifies as a RECIST 1.1 TL at baseline and can be accurately measured at baseline as >= 10 mm in the longest diameter (except lymph nodes, which must have short axis >= 15 mm) with computed tomography (CT) or magnetic resonance imaging (MRI), and is suitable for accurate repeated measurements.
6. ECOG PS 0 or 1 with no deterioration over the previous 2 weeks prior to baseline or day of first dosing.
7. Eligible for one of the chemotherapy options listed as ICC (paclitaxel, nab-paclitaxel, capecitabine, carboplatin, or eribulin), based on DFI and prior taxane exposure, per investigator assessment.
8. Has had an adequate treatment washout period before Cycle 1 Day 1, defined as:
- Major surgery: >= 3 weeks.
- Radiation therapy including palliative radiation to chest: >= 4 weeks (palliative radiation therapy to other areas >= 2 weeks).
- Corticosteroid therapy for central nervous system metastatic disease: > 3 days.
- Anti cancer therapy including hormonal therapy: >= 3 weeks (for small molecule targeted agents: >= 2 weeks or 5 half-lives, whichever is longer).
- Nitrosoureas or mitomycin C: >= 6 weeks.
- Antibody-based anti cancer therapy: >= 4 weeks with the exception of receptor activator of nuclear factor kappa-B ligand (RANKL) inhibitors (eg, denosumab for the treatment of bone metastases).
- Immunotherapy (non-antibody-based therapy), retinoid therapy: >= 2 weeks or 5 times the terminal elimination half-life of the agent, whichever is longer.
- Chloroquine/hydroxychloroquine: > 14 days.
9. Written confirmation of tumour sample needs to be available prior to enrolment and tumour samples should be available prior to randomisation. All participants must have a FFPE metastatic (excluding bone) or locally recurrent inoperable tumour sample (block preferred, or a minimum of 20 freshly cut slides) available, collected <= 3 months prior to screening. If neither an adequate FFPE block nor the minimum of 20 slides are available from the most recent biopsy, or if a biopsy is not feasible for safety reasons, and this is clearly documented, an archival tumour specimen obtained before the diagnosis of locally recurrent inoperable or metastatic breast cancer may be submitted, pending approval by the Global Study Team.
10. Participants with a history of previously treated neoplastic spinal cord compression or asymptomatic, stable brain metastases, who require no treatment with corticosteroids or anticonvulsants may be included in the study, if they are no longer symptomatic and have recovered from acute toxic effects of radiotherapy. A minimum of 2 weeks must have elapsed between the end of radiotherapy and Cycle 1 Day 1. A minimum of 3 days must have elapsed between the end of corticosteroid therapy for central nervous system metastatic disease and Cycle 1 Day 1.
11. Adequate organ and bone marrow function within 7 days before randomisation as follows:
- Haemoglobin >= 9.0 g/dL (red blood cell/plasma transfusion is not allowed within 1 week prior to screening assessment).
- Absolute neutrophil count >= 1.5 x 10^9/L (granulocyte colony stimulating factor administration is not allowed within 1 week prior to screening assessment).
- Platelet count >= 100 x 10^9/L (platelet transfusion is not allowed within 1 week prior to screening assessment).
- Total bilirubin (TBL) <= 1.5 x upper limit of normal (ULN) or < 3 x ULN in the presence of documented Gilbert's syndrome (unconjugated hyperbilirubinemia).
- Except in the setting of HBV, Alanine aminotransferase (ALT) and aspartate aminotransferase (AST) <= 2.5 x ULN for AST/ALT (< 5 x ULN in participants with liver metastases). See Exclusion Criterion 5 for requirements in the setting of HBV.
- Calculated CrCL >= 30 mL/minute as determined by Cockcroft Gault.
12. Minimum life expectancy of 12 weeks.
Sex
13. Male or female. Contraceptive use by men or women should be consistent with local regulations regarding the methods of contraception for those participating in clinical studies.
Reproduction
14. Negative pregnancy test (serum) for women of childbearing potential.
15. Female participants must be at least 1 year post-menopausal, surgically sterile, or using at least 1 highly effective form of birth control (a highly effective method of contraception is defined as one that can achieve a failure rate of less than 1% per year when used consistently and correctly.) Women of childbearing potential who are sexually active with a non sterilised male partner must agree to use at least 1 highly effective method of birth control. They should have been stable on their chosen method of birth control for a minimum of 3 months before Cycle 1 Day 1 and continue for at least 7 months after the last dose. Female participants must refrain from egg cell donation or retrieval for their own use, and breastfeeding from enrolment throughout the study and for at least 7 months after the last dose of study drug. Any non sterilised male partner of a woman of childbearing potential must use a male condom plus spermicide (condom alone in countries where spermicides are not approved) throughout this period.
16. Male participants who intend to be sexually active with a female partner of childbearing potential must be surgically sterile or use an acceptable method of contraception from the time of screening throughout the total duration of the study and the drug washout period (at least 6 months after the last dose of study intervention), in addition to the female partner using a highly effective contraceptive method, to prevent pregnancy in a partner. Male participants must not donate or bank sperm during this same time period. Preservation of sperm should be considered prior to randomisation. Not engaging in heterosexual activity (sexual abstinence) for the duration of the study and drug washout period is an acceptable practice, if this is the preferred usual lifestyle of the participant. Periodic or occasional abstinence, the rhythm method, and the withdrawal method are not acceptable methods of contraception.
17. Capable of giving signed informed consent, which includes compliance with the requirements and restrictions listed in the ICF and in this protocol.
18. Provision of signed and dated written Optional Genetic Research Information informed consent prior to collection of sample for optional genetic research that supports Genomic Initiative.
医学的状態
1. 患者の治験参加が望ましくなくなると治験責任(分担)医師が判断するか、もしくはCSPの遵守に支障をきたすと思われる疾患(例: 重度又はコントロール不良の全身性疾患、コントロール不良の高血圧、同種臓器移植歴、活動性の出血性疾患、持続性/活動性の感染症、重要な心臓状態又は心理状態)及び/又は物質乱用が認められると治験責任(分担)医師が判断した。
2. 別の原発性悪性腫瘍の既往。ただし、根治療法が行われ、治験薬の初回投与前3年以内に活動性疾患が認められず、再発リスクが低い悪性腫瘍は除く(治験責任[分担]医師の判定による)。例外には、十分な切除が行われた非黒色腫皮膚癌(皮膚基底細胞癌又は皮膚有棘細胞癌)及び根治療法が行われた上皮内癌が該当する。
3. 以前の抗がん療法による毒性が持続しており、グレード1以下又はベースラインまで回復していない(脱毛症は除く)。不可逆的な毒性が認められた患者であっても、治験責任(分担)医師の判断で治験薬によって悪化しないとの予想が妥当な場合は(例: 難聴)、組み入れを認める場合がある。
4. 抗菌薬、抗ウイルス薬、又は抗真菌薬の点滴静注を要するコントロール不良な感染症を有するか、その疑いがあるか(例: 前駆症状)、又はその感染症を除外できない(皮膚又は爪の限局性真菌感染症を有する患者は適格とする)。
5. 活動性又はコントロール不良のB型肝炎又はC型肝炎感染が確認されている。
6. コントロール不良のヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus: HIV)感染が確認されている。以下のすべての基準が満たされた場合にHIV感染はコントロール良好と定義される: 「ウイルスRNAが検出限界未満である」、「CD4+数/量が350 cells/mm3超である」、「過去12ヵ月以内にAIDS指標疾患となる日和見感染症の既往がない」、「同一の抗HIV薬で4週間以上安定している」。
7. 以下のコントロール不良又は重要な心疾患を有する。
- C1D1前6ヵ月以内の心筋梗塞もしくはコントロール不良/不安定狭心症
- うっ血性心不全(congestive heart failure: CHF)(New York Heart Association心機能分類II~IV度)
- コントロール不良もしくは重要な不整脈、又は
- コントロール不良の高血圧(安静時収縮期血圧180 mmHg超又は拡張期血圧110 mmHg超)
8. 安静時心電図に臨床的な異常所見が認められる。
9. コントロール不良の高カルシウム血症: イオン化カルシウム1.5 mmol/L(6 mg/dL)超、血清カルシウム(アルブミン未補正値)3 mmol/L(12 mg/dL)超、もしくは補正血清カルシウム値ULN超、又は臨床的に重要な(症状を伴う)高カルシウム血症
10. ステロイドを要する(非感染性)ILD/肺臓炎の既往のある者、現在ILD/肺臓炎である者、及びスクリーニング時の画像検査でILD/肺臓炎の疑いを除外できない者。
11. 重度の肺機能障害を有する。
12. 髄膜癌腫症を有する。
13. 臨床的に重要な角膜疾患を有する。
14. 活動性の結核感染症(臨床歴、身体所見、及びX線所見などの臨床評価、並びに実施医療機関の診療に沿った結核検査)の既往。
前治療/併用療法
15. 以下の前治療歴:
- トポイソメラーゼIを標的とする化学療法薬を用いた治療(ADCを含む)
- TROP2標的療法
- 同一ICC薬による前治療
- 無作為化前14日間を超える十分な無治療期間が設けられていないクロロキン/ヒドロキシクロロキン
16. 抗がん療法の併用。
17. 全身ホルモン補充療法[hormone replacement therapy: HRT](例: エストロゲン及びプロゲステロン)の併用。ただし、がん関連以外の病態に対するホルモン(例: 糖尿病に対するインスリン又は甲状腺機能低下症に対するレボチロキシン)の併用は許容される。
18. 治験薬の初回投与前3週間以内の大手術(血管アクセスの留置は除く)もしくは重大な外傷、又は治験中に大手術が必要となることが予想される。
19. 治験薬の初回投与前30日以内に弱毒生ワクチンの接種を受けた患者。
20. 有害事象の管理を除く、長期の全身ステロイド療法(静脈内又は経口)又は他の免疫抑制薬の併用(本治験では吸入ステロイド又は関節内ステロイド注射は許容される)。
過去/現在の臨床試験経験
21. 本治験で無作為化されたことがある。
22. 別の臨床試験に参加して治験薬の初回投与前4週間以内に治験薬又は治験機器を使用した(無作為化前に安全性プロファイルが確立されている場合を除く)、又は治療割付内容を問わず過去のT-DXd又はDato-DXd試験で無作為化された、又は現在別の臨床試験に組み入れられている。ただし、観察臨床研究(非介入)である場合及び介入試験の追跡調査期間中である場合を除く。
23. Dato-DXdもしくはICCの薬剤又は成分(例: ポリソルベート80)のいずれかに対する重度の過敏反応の既往歴がある。
24. 他のモノクローナル抗体に対する重度の過敏症反応の既往。
その他の除外基準
25. 本治験の計画及び/又は実施に関与する者(治験依頼者及び/又は治験実施医療機関の両方のスタッフに適用)
26. 試験手順、制限事項、及び要求事項を遵守する可能性が低く、本治験に参加すべきでないと治験責任(分担)医師が判断した被験者
27. 現在妊娠している(妊娠検査陽性で確定)、もしくは授乳中であるか、又は妊娠を計画している。
Medical Conditions
1. As judged by the investigator, any evidence of diseases (such as severe or uncontrolled systemic diseases, uncontrolled hypertension, history of allogeneic organ transplant, and active bleeding diseases, ongoing or active infection, or significant cardiac or psychological conditions), and/or substance abuse which, in the investigator's opinion, makes it undesirable for the participant to participate in the study or that would jeopardise compliance with the protocol.
2. History of another primary malignancy except for malignancy treated with curative intent with no known active disease within 3 years before the first dose of study intervention and of low potential risk for recurrence (per investigator assessment). Exceptions include adequately resected non-melanoma skin cancer (basal cell carcinoma of the skin or squamous cell carcinoma of the skin) and curatively treated in situ disease.
3. Persistent toxicities caused by previous anti-cancer therapy, excluding alopecia, not yet improved to Grade <= 1 or baseline. Participants with irreversible toxicity that is not reasonably expected to be exacerbated by study intervention in the opinion of the investigator may be included (eg, hearing loss).
4. Uncontrolled infection requiring IV antibiotics, antivirals or antifungals; suspected infections (eg, prodromal symptoms); or inability to rule out infections (participants with localised fungal infections of skin or nails are eligible).
5. Known active or uncontrolled hepatitis B or C virus infection.
6. Known human immunodeficiency virus (HIV) infection that is not well controlled. All of the following criteria are required to define an HIV infection that is well controlled: undetectable viral RNA, cluster of differentiation (CD)4+ count > 350 cells/mm3, no history of an acquired immune deficiency syndrome-defining opportunistic infection within the past 12 months, and stable for at least 4 weeks on the same anti-HIV medications.
7. Uncontrolled or significant cardiac disease including:
- Myocardial infarction or uncontrolled/unstable angina within 6 months prior to Cycle 1 Day 1
- Congestive heart failure (New York Heart Association Class II to IV), or
- Uncontrolled or significant cardiac arrhythmia, or
- Uncontrolled hypertension (resting systolic blood pressure > 180 mmHg or diastolic blood pressure > 110 mmHg).
8. Resting ECG with clinically abnormal findings.
9. Uncontrolled hypercalcaemia: > 1.5 mmol/L (> 6 mg/dL) ionised calcium, or serum calcium (uncorrected for albumin) > 3 mmol/L (> 12 mg/dL), or corrected serum calcium > ULN, or clinically significant (symptomatic) hypercalcaemia.
10. History of non-infectious ILD/pneumonitis that required steroids, has current ILD/pneumonitis, or has suspected ILD/pneumonitis that cannot be ruled out by imaging at screening.
11. Has severe pulmonary function compromise.
12. Leptomeningeal carcinomatosis.
13. Clinically significant corneal disease.
14. Known active tuberculosis infection (clinical evaluation that may include clinical history, physical examination and radiographic findings, or tuberculosis testing in line with local practice).
Prior/Concomitant Therapy
15. Prior exposure to:
- Any treatment (including ADC) containing a chemotherapeutic agent targeting topoisomerase I
- TROP2-targeted therapy
- Prior treatment with same ICC agent
- Chloroquine/hydroxychloroquine without an adequate treatment washout period of > 14 days prior to randomisation.
16. Any concurrent anti cancer treatment.
17. Concurrent use of systemic hormone replacement therapy (HRT; eg, oestrogen and progesterone). However, concurrent use of hormones for other non-cancer-related conditions (eg, insulin for diabetes or levothyroxine for hypothyroidism) is acceptable.
18. Major surgical procedure (excluding placement of vascular access) or significant traumatic injury within 3 weeks of the first dose of study intervention or an anticipated need for major surgery during the study.
19. Receipt of live, attenuated vaccine within 30 days prior to the first dose of study treatment.
20. Concomitant use of chronic systemic (IV or oral) corticosteroids or other immunosuppressive medications except for managing AEs (inhaled steroids or intra articular steroid injections are permitted in this study).
Prior/Concurrent Clinical Study Experience
21. Previous randomisation in the present study.
22. Participation in another clinical study with a study intervention or investigational medicinal device administered in the last 4 weeks prior to first dose of study intervention (unless the safety profile is known prior to randomisation), randomisation into a prior T-DXd or Dato DXd study regardless of treatment assignment, or concurrent enrolment in another clinical study, unless it is an observational (non interventional) clinical study or during the follow-up period of an interventional study.
23. Participants with a known history of severe hypersensitivity reactions to either the drug or any excipients (including but not limited to polysorbate 80) of Dato-DXd or ICC.
24. Known history of severe hypersensitivity reactions to other monoclonal antibodies.
Other Exclusions
25. Involvement in the planning and/or conduct of the study (applies to both AstraZeneca staff and/or staff at the study site).
26. Judgment by the investigator that the participant should not participate in the study if the participant is unlikely to comply with study procedures, restrictions and requirements.
27. Currently pregnant (confirmed with positive pregnancy test) or breast feeding or planning to become pregnant.
18歳 以上 18age old over
上限なし No limit
男性・女性 Both
乳癌 Breast Cancer
あり
1群: Dato-DXd
別名: ダトポタマブデルクステカン (Dato-DXd, DS-1062a)
100mgバイアル, 静注, 被験薬

2群: 実薬対照: 医師選択化学療法(ICC)
タキサン系の使用歴がないか、又は[術前]術後補助療法としてタキサン系の使用歴があり無再発期間[disease-free interval: DFI]が12ヵ月超の場合はパクリタキセル又はnab-パクリタキセル
タキサン系の使用歴がありDFIが12ヵ月以下の場合はカペシタビン、カルボプラチン、又はエリブリン
- パクリタキセル
静注、実薬対照
- Nab-パクリタキセル
静注、実薬対照
- カルボプラチン
静注, 実薬対照
- カペシタビン
錠剤, 経口投与, 実薬対照
- エリブリン
静注, 実薬対照
Arm 1: Dato-DXd
Experimental: Dato-DXd
Experimental drug. Provided in 100mg vials. IV infusion.
Other Name: Datopotamab deruxtecan (Dato-DXd, DS-1062a)

Arm 2:
If no prior taxane, or prior taxane in the (neo)adjuvant setting and DFI > 12 months, paclitaxel or nab-paclitaxel
If prior taxane and DFI <= 12 months: capecitabine, carboplatin, or eribulin.
Active Comparator: Investigator's Choice of Chemotherapy (ICC)
- Paclitaxel
IV Infusion. Active comparator
- Nab-paclitaxel
IV infusion. Active comparator
- Carboplatin
IV infusion. Active comparator
- Capecitabine
Tablet. Oral route of administration. Active comparator
- Eribulin mesylate
IV infusion. Active comparator
1. BICRによる無増悪生存期間(PFS) [期間:無作為化からBICRによる進行、又は原因を問わない死亡まで(最長26ヶ月間と想定)]
PFSは、無作為化からRECIST 1.1に基づくBICRによる進行、又は原因を問わない死亡までの期間と定義されます。
解析対象は、無作為化されたすべての被験者とし、無作為化された治療を中止したか、別の抗がん療法を受けたか、又はRECIST 1.1に基づく進行の前に臨床上進行したかどうかを問わず、割り付けられた投与群に従う。ただし、2回以上連続で来院しなかった直後に進行又は死亡した被験者は、それらの未来院の前に最後に評価可能であった判定の時点で打ち切りとする。解析対象の測定項目はPFSのHRとする。

2. 全生存期間(OS) [期間:無作為化から原因を問わない死亡日まで(最長42ヶ月と想定)]
OSは、無作為化から原因を問わない死亡日までの期間と定義する。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、割り付けられた投与群に従う。解析対象の測定項目はOSのHRとする。
1. Progression Free Survival (PFS) [ Time Frame: From randomization until progression as assessed by BICR or death due to any cause (anticipated to be up to 26 months) ]
PFS is defined as time from randomisation until progression per RECIST 1.1 as assessed by BICR, or death due to any cause.
The analysis will include all randomised participants, as randomised, regardless of whether the participant withdraws from randomised therapy, receives another anti-cancer therapy or clinically progresses prior to RECIST 1.1 progression. However, if the participant progresses or dies immediately after 2 or more consecutive missed visits, the participant will be censored at the time of the latest evaluable assessment prior to the 2 missed visits.
The measure of interest is the hazard ratio [HR] of PFS.
2. Overall Survival (OS) [ Time Frame: From randomisation until the date of death due to any cause (approximately 42 months) ]
OS is defined as the time from randomisation until the date of death due to any cause.
The analysis will include all randomised participants, by treatment group as randomised. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of OS.
1. 奏効率(ORR) [期間:無作為化から進行まで(最長で26カ月と想定)]
ORRは、RECIST 1.1に基づくBICR/治験責任(分担)医師の判定による確定CR又はPRが認められた被験者の割合と定義する。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、割り付けられた投与群に従う。
被験者が治療を中止したかどうかを問わず、無作為化から進行までのデータ、又は進行が認められていない状態で行われた最後の評価可能な判定結果をORRの評価対象とする。奏効又は進行が認められることなく投与を中止し、次の抗がん療法を受け、その後奏効が認められた被験者は、ORRの奏効者に含めない。解析対象の測定項目はORRのオッズ比とする。
2. 奏効期間(DoR) [期間:無作為化から進行まで(最長で26カ月と想定)]
DoRは、確定奏効が最初に確認された日からRECIST 1.1に基づくBICR/治験責任(分担)医師の判定による進行が最初に確認された日又は原因を問わない死亡日までの期間と定義する。
解析対象は無作為化され、確定奏効が認められたすべての被験者とし、治療を中止したか、別の抗がん療法を受けたかRECIST 1.1に基づく進行の前に臨床上進行したかどうかを問わず、割り付けられた投与群に従う。
解析対象の測定項目はDoRの中央値とする。
3. 治験責任(分担)医師の判定によるPFS [期間:無作為化からRECIST 1.1に基づく治験責任(分担)医師の判定による進行、又は原因を問わない死亡まで(最長で26カ月と想定)]
PFSは、無作為化からRECIST 1.1に基づく治験責任(分担)医師の判定による進行、又は原因を問わない死亡までの期間と定義する。
解析対象は、無作為化されたすべての被験者とし、無作為化された治療を中止したか、別の抗がん療法を受けたか、又はRECIST 1.1に基づく進行の前に臨床上進行したかどうかを問わず、割り付けられた投与群に従う。
解析対象の測定項目はPFSのHRとする。
4. 病勢コントロール率(DCR)[期間: 無作為化後11週間以上23ヶ月を想定]
12週時のDCRは、RECIST 1.1に基づくBICR/治験責任(分担)医師の判定及び無作為化後11週間以上の腫瘍の生データにより、確定CRもしくはPR又はSDが認められた被験者の割合と定義する。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、割り付けられた投与群に従う。
被験者が治療を中止したかどうかを問わず、無作為化から進行までのデータ、又は進行が認められていない状態で行われた最後の評価可能な判定結果をDCRの評価対象とする。11週後に至る前に次の抗がん療法を受けた被験者は、解析では病勢コントロールが得られていないとみなす。解析対象の測定項目はDCRのオッズ比とする。
5. Dato-DXd群の疼痛の悪化までの期間(TTD)をICC群と比較し評価する[期間:無作為化日から悪化した日まで(無作為化から進行後18週まで)]
EORTC IL146の痛みのスケールに基づく疼痛のTTD
TTDは、無作為化日から悪化した日までの期間と定義する。悪化は、ベースラインからの変化量が臨床的に意味のある悪化の閾値に達した状態と定義する。解析対象は無作為化されたすべての被験者とする。
解析対象の測定項目は疼痛のTTDのHRとする。
6. Dato-DXd群の身体機能のTTDをICC群と比較し、評価する[期間:無作為化日から悪化した日まで(無作為化から進行後18週まで)]
EORTC IL146の身体機能のスケールに基づく身体機能のTTD
TTDは、無作為化日から悪化した日までの期間と定義する。悪化は、ベースラインからの変化量が臨床的に意味のある悪化の閾値に達した状態と定義する。解析対象は無作為化されたすべての被験者とする。
解析対象の測定項目は身体機能のTTDのHRとする。
7. Dato-DXd群の乳房及び腕の症状のTTDをICC群と比較し評価する[期間:無作為化日から悪化した日まで(無作為化から進行後18週まで)]
- EORTC IL116の乳房の症状のスケールに基づく乳房の症状のTTD
- EORTC IL116の腕の症状のスケールに基づく腕の症状のTTD
TTDは、無作為化日から悪化した日までの期間と定義する。悪化は、ベースラインからの変化量が臨床的に意味のある悪化の閾値に達した状態と定義する。解析対象は無作為化されたすべての被験者とする。
解析対象の測定項目は乳房の症状/腕の症状のTTDのHRとする。
8. Dato-DXd群のGHS/QoLのTTDをICC群と比較し評価する[期間:無作為化日から悪化した日まで(無作為化から進行後18週まで)]
EORTC IL146のGHS/QoLのスケールに基づくGHS/QoLのTTD
TTDは、無作為化日から悪化した日までの期間と定義する。悪化は、ベースラインからの変化量が臨床的に意味のある悪化の閾値に達した状態と定義する。解析対象は無作為化されたすべての被験者とする。
解析対象の測定項目はGHS/QoLのTTDのHRとする。
9. 最初の後治療までの期間(TFST) [期間:無作為化から、割り付けられた治療の中止後最初の抗がん後治療を開始した日、又は原因を問わない死亡まで(最長で26カ月と想定)]
TFSTは、無作為化から、割り付けられた治療の中止後最初の抗がん後治療を開始した日、又は原因を問わない死亡までの期間と定義される。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、進行の有無を問わず、割り付けられた投与群に従う。
解析対象の測定項目はTFSTのHRとする。
10. 2回目の後治療までの期間(TSST) [期間:無作為化から、割り付けられた治療の中止後最初の抗がん後治療を開始した日、又は原因を問わない死亡まで(最長で26カ月と想定)]
TSSTは、無作為化から最初の後治療の中止後2回目の抗がん後治療を開始した日まで、又は原因を問わない死亡までの期間と定義される。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、治験薬投与中の進行の有無又は最初の抗がん後治療を問わず、割り付けられた投与群に従う。
解析対象の測定項目はTSSTのHRとする。
11. 2回目の病勢進行又は死亡までの期間 [期間:無作為化から2回目の病勢進行(最初の後治療後初めて認められた病勢進行イベント)又は死亡まで(最長で26カ月と想定)]
PFS2は、無作為化から2回目の病勢進行(最初の後治療後初めて認められた病勢進行イベント)又は死亡までの期間と定義される。2回目の病勢進行日は、治験責任(分担)医師がeCRFに記録し、実施医療機関の標準診療に従って定める。
解析対象は無作為化されたすべての被験者とし、被験者が後治療を中止したかどうか及び未来院を問わず、割り付けられた投与群に従う。
解析対象の測定項目はPFS2のHRとする。
12. Dato-DXdのPK [期間:初回投与から投与終了まで(最長で26カ月と想定)]
Dato-DXd、総抗TROP2抗体、及びMAAA-1181aの血漿中濃度
13. Dato-DXdの免疫原性 [期間:初回投与から最終投与後安全性追跡まで(最長で26カ月と想定)]
Dato-DXdに対するADAの有無(確認結果: 陽性又は陰性、抗体価)
14. Dato-DXdの安全性及び忍容性
AE(CTCAE Version 5.0によりグレード分類)及び下記項目に基づいて安全性及び忍容性を評価する。
1. Objective Response Rate (ORR) [ Time Frame: From randomisation up until progression (anticipated to be up to 26 months) ]
ORR is defined as the proportion of participants who have a confirmed CR or PR, as determined by BICR/investigator assessment, per RECIST 1.1.
The analysis will include all randomised participants, by treatment group as randomised.
Data obtained from randomisation up until progression, or the last evaluable assessment in the absence of progression, will be included in the assessment of ORR, regardless of whether the participant withdraws from therapy. Participants who go off treatment without a response or progression, receive a subsequent anti-cancer therapy, and then respond will not be included as responders in the ORR.
The measure of interest is the odds ratio of the ORR.
2. Duration of Response (DoR) [ Time Frame: From the date of first documented confirmed response until date of documented progression per RECIST 1.1, as assessed by BICR/investigator assessment or death due to any cause (anticipated to be up to 26 months) ]
3. PFS by Investigator assessment [ Time Frame: From randomisation until progression per RECIST 1.1 as assessed by the investigator, or death due to any cause (anticipated to be up to 26 months) ] PFS is defined as time from randomisation until progression per RECIST 1.1 as assessed by the investigator, or death due to any cause. The analysis will include all randomised participants, as randomised, regardless of whether the participant withdraws from randomised therapy, receives another anti-cancer therapy or clinically progresses prior to RECIST 1.1 progression. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of PFS.
4. Disease Control Rate (DCR) [Time Frame: At least 11 weeks after randomization to 23 months] DCR at 12 weeks is defined as the percentage of participants who have a confirmed CR or PR or who have SD, per RECIST 1.1, as assessed by BICR/investigator assessment and derived from the raw tumour data for at least 11 weeks after randomisation.
The analysis will include all randomised participants by treatment group as randomised.
Data obtained from randomisation up until progression, or the last evaluable assessment in the absence of progression, will be included in the assessment of DCR, regardless of whether the participant withdraws from therapy. Participants who receive a subsequent anticancer therapy prior to Week 11 will not be considered to have disease control in the analysis.
The measure of interest is the odds ratio of the DCR.
5. Time to deterioration (TTD) in pain in participants treated with Dato DXd compared with ICC [ Time Frame: From the date of randomisation to the date of deterioration (from randomization to 18 weeks post-progression) ] TTD in pain as measured by the pain scale from EORTC IL146. TTD is defined as time from the date of randomisation to the date of deterioration. Deterioration is defined as change from baseline that reaches a clinically meaningful deterioration threshold. The analysis will include all randomised participants. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TTD in pain.
6. TTD in physical functioning in participants treated with Dato DXd compared with ICC [ Time Frame: From the date of randomisation to the date of deterioration (from randomization to 18 weeks post-progression) ] TTD in physical functioning as measured by the physical functioning scale from EORTC IL146. TTD is defined as time from the date of randomisation to the date of deterioration. Deterioration is defined as change from baseline that reaches a clinically meaningful deterioration threshold. The analysis will include all randomised participants. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TTD in physical functioning.
7. TTD in breast and arm symptoms in participants treated with Dato DXd compared to ICC [ Time Frame: From the date of randomisation to the date of deterioration (from randomization to 18 weeks post-progression) ] TTD in breast symptoms as measured by the breast symptoms scale from EORTC IL116. TTD in arm symptoms as measured by the arm symptoms scale from EORTC IL116. TTD is defined as time from the date of randomisation to the date of deterioration. Deterioration is defined as change from baseline that reaches a clinically meaningful deterioration threshold. The analysis will include all randomised participants. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TTD in breast symptoms/arm symptoms.
8. TTD in GHS/QoL in participants treated with Dato DXd compared with ICC [ Time Frame: From the date of randomisation to the date of deterioration (from randomization to 18 weeks post-progression) ] TTD in GHS/QoL as measured by the GHS/QoL scale from EORTC IL146. TTD is defined as time from the date of randomisation to the date of deterioration. Deterioration is defined as change from baseline that reaches a clinically meaningful deterioration threshold. The analysis will include all randomised participants. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TTD in GHS/QoL.
9. Time to First Subsequent Therapy (TFST) [ Time Frame: From randomisation until the start date of the first subsequent anti-cancer therapy after discontinuation of randomised treatment, or death due to any cause (anticipated to be up to 26 months) ] TFST is defined as the time from randomisation until the start date of the first subsequent anti-cancer therapy after discontinuation of randomised treatment, or death due to any cause. The analysis will include all randomised participants as randomised, regardless of progression status. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TFST.
10. Time to Second Subsequent Therapy (TSST) [ Time Frame: From randomisation until the start date of the second subsequent anti cancer therapy after discontinuation of first subsequent treatment, or death due to any cause (anticipated to be up to 26 months) ] TSST is defined as the time from randomisation until the start date of the second subsequent anti cancer therapy after discontinuation of first subsequent treatment, or death due to any cause. The analysis will include all randomised participants as randomised, regardless of progression status on study treatment or first subsequent treatment. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of TSST.
11. PFS2 [ Time Frame: From randomisation to the earliest of the progression event (following the initial progression), subsequent to first subsequent therapy, or death (anticipated to be up to 26 months) ] PFS2 will be defined as the time from randomisation to the earliest of the progression event (following the initial progression), subsequent to first subsequent therapy, or death. The date of second progression will be recorded by the investigator in the eCRF and defined according to local standard clinical practice. The analysis will include all randomised participants as randomised regardless of whether the participant withdraws from subsequent therapy and regardless of missed visits. The measure of interest is the hazard ratio [HR] of PFS2.
12. Pharmacokinetics of Dato-DXd [ Time Frame: From first dose to end of treatment (anticipated to be up to 26 months) ] Concentration of Dato DXd, total anti-TROP2 antibody, and MAAA-1181a in plasma.
13. Immunogenicity of Dato-DXd [ Time Frame: From first dose to end of treatment safety follow-up (anticipated to be up to 26 months) ] Presence of ADAs for Dato-DXd (confirmatory results: positive or negative, titres).
14. Safety of Dato-DXd [ Time Frame: From first dose to end of treatment safety follow-up (anticipated to be up to 26 months) ] Safety will be evaluated in terms of AEs (graded by CTCAE version 5.0)

(2)試験等に用いる医薬品等の概要

医薬品
未承認
ダトポタマブ デルクステカン
なし
なし
医薬品
未承認
パクリタキセル
未定
なし
医薬品
未承認
Nab-パクリタキセル
未定
なし
医薬品
未承認
カルボプラチン
未定
なし
医薬品
未承認
カペシタビン
未定
なし
医薬品
未承認
エリブリン
未定
なし

3 試験等の実施状況の確認に関する事項

(1)監査の実施予定

(2)試験等の進捗状況

/

募集終了

Not Recruiting

/

4 試験等の対象者に健康被害が生じた場合の補償及び医療の提供に関する事項

5 依頼者等に関する事項

(1)依頼者等に関する事項

第一三共株式会社
Daiichi Sankyo Co., Ltd.

(2)依頼者以外の企業からの研究資金等の提供

あり
アストラゼネカ AstraZeneca
該当

6 IRBの名称等

独立行政法人国立病院機構四国がんセンター治験審査委員会 National Hospital Organization Shikoku Cancer Center IRB
愛媛県松山市南梅本町甲160 160 Minamiumemotomachi-Kou, Matsuyama-shi, Ehime
089-999-1111
承認

7 その他の事項

(1)試験等の対象者等への説明及び同意に関する事項

(2)他の臨床研究登録機関への登録

NCT05374512
ClinicalTrials.gov
ClinicalTrials.gov

(3)臨床研究を実施するに当たって留意すべき事項

(4)IPD(individual clinical trial participant-level data)シェアリング(匿名化された臨床研究の対象者単位のデータの共有)

Yes
概要: 資格のある研究者は、リクエストポータルを介して、アストラゼネカグループがスポンサーとなっている臨床試験の匿名化された個々の患者レベルのデータへのアクセスをリクエストできます。 すべてのリクエストは、AZ開示規定(https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosure.)に従って評価されます。 IPDデータを共有する計画が有の場合はデータ共有のリクエストをすることができますが、すべてのリクエストに対しデータが共有されるわけではありません。 関連文書: 試験実施計画書 統計解析計画書(Statistical Analysis Plan: SAP) タイムフレーム: アストラゼネカはEFPIA Pharma Data Sharing Principlesに合致又はそれを超えるデータ利用を確保します。スケジュールの詳細は以下の開示規定を確認してください。 https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosure. データへのアクセス条件: リクエストが承認されると、アストラゼネカは承認されたツールで匿名化された個々の患者レベルのデータへのアクセスを提供します。 リクエストされた情報にアクセスする前に、データ共有のための契約(データアクセス者のための交渉不可能な契約)を締結する必要があります。さらに、すべてのユーザーがアクセスするには、SAS MSEの利用規約に同意する必要があります。 詳細については、https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosureで開示規定を確認してください。 URL: https://astrazenecagroup-dt.pharmacm.com/DT/Home Plan Description: Qualified researchers can request access to anonymized individual patient-level data from AstraZeneca group of companies sponsored clinical trials via the request portal. All request will be evaluated as per the AZ disclosure commitment: https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosure Yes, indicates that AZ are accepting requests for IPD, but this does not mean all requests will be shared. Supporting Materials: Study Protocol Statistical Analysis Plan (SAP) Time Frame: AstraZeneca will meet or exceed data availability as per the commitments made to the EFPIA Pharma Data Sharing Principles. For details of our timelines, please rerefer to our disclosure commitment at https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosure. Access Criteria: When a request has been approved AstraZeneca will provide access to the de-identified individual patient-level data in an approved sponsored tool . Signed Data Sharing Agreement (non-negotiable contract for data accessors) must be in place before accessing requested information. Additionally, all users will need to accept the terms and conditions of the SAS MSE to gain access. For additional details, please review the Disclosure Statements at https://astrazenecagrouptrials.pharmacm.com/ST/Submission/Disclosure. URL: https://astrazenecagroup-dt.pharmacm.com/DT/Home

(5)全体を通しての補足事項等

Other Study ID Numbers: D926PC00001

添付書類(実施計画届出時の添付書類)

設定されていません

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変更履歴

種別 公表日
変更 令和6年9月2日 (当画面) 変更内容
変更 令和6年7月5日 詳細 変更内容
変更 令和5年9月30日 詳細 変更内容
変更 令和5年8月28日 詳細 変更内容
変更 令和4年9月12日 詳細 変更内容
変更 令和4年7月5日 詳細 変更内容
新規登録 令和4年6月9日 詳細