術後腹膜播種のリスクが高い4型進行胃癌を対象として、全身・腹腔内併用化学療法の全身化学療法に対する術後または周術期補助化学療法としての無病生存期間における優越性を検証する。 | |||
3 | |||
2020年08月17日 | |||
2020年10月20日 | |||
2020年06月01日 | |||
2030年05月31日 | |||
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262 | ||
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介入研究 | Interventional | |
Study Design |
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無作為化比較 | randomized controlled trial |
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非盲検 | open(masking not used) | |
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実薬(治療)対照 | active control | |
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並行群間比較 | parallel assignment | |
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治療 | treatment purpose | |
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なし | ||
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なし | ||
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あり | ||
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あり | ||
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なし | none | |
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仮登録前に確認する基準 1) 病理学的に一般型の腺癌と診断された胃癌。 2) 肉眼型が4型(びまん浸潤型)である。 4型(びまん浸潤型):著明な潰瘍形成も周堤もなく、胃壁の肥厚・硬化を特徴とし、病巣と周囲粘膜との境界が不明瞭なもの。 3) 画像診断にて 原発巣の漿膜下層以深への浸潤が疑われる (cT3-4)。 4) CTにてBulky Nリンパ節転移を認めない。 Bulky Nリンパ節転移:腹腔動脈・総肝動脈、脾動脈・固有肝動脈周囲、上腸間膜静脈前面のいずれかに、長径1.5 cm以上のリンパ節が2個以上互いに接して存在しているか、単独もしくは多数個の大小リンパ節が集塊を形成し全体の長径が3.0 cm以上となったリンパ節が存在するもの。 5) 画像診断にて明らかな遠隔転移を認めない (cM0)。 6) 年齢:20歳以上75歳以下 7) ECOG Performance Status:0または1 8) 胃癌に対して化学療法や放射線療法を受けていない。 9) 登録前14日以内の検査により以下の骨髄・肝・腎機能を有する。 ① 好中球数 1,500 /mm3以上 ② 血色素量 8.0 g/dL以上 ③ 血小板数 100,000 /mm3以上 ④ AST, ALT 100 U/L以下 ⑤ 総ビリルビン 2.0 mg/dL以下 ⑥ クレアチニンクリアランス 50 mL/min以上(Cockcroft-gault式による推定値) 10) 経口摂取が可能である。 補助的な経口、経腸または静脈栄養が必要な場合も可とする。手術や消化 管ステント留置等の処置により経口摂取状態の改善が見込める場合も可とす る。 11) 患者本人の自由意思による文書同意が得られている。 本登録前に確認する基準 12) 審査腹腔鏡にて肉眼的な腹膜播種を認めない (P0)。 13) 腹腔洗浄細胞診及び手術後の腫瘍遺残について、以下のいずれかに該当する。 ・腹腔洗浄細胞診陰性 (CY0) であり、肉眼的治癒切除 (R0-1) が施行された。 ・腹腔洗浄細胞診陽性 (CY1) であり、肉眼的治癒切除 (R0-1) が可能と考えられる。 |
Confirmation before temporary registration 1) Pathologically diagnosed as gastric adenocarcinoma of the general type. 2) The naked eye type is type 4 (diffuse infiltration type) 3) Suspected invasion of the primary lesion to the subserosal layer(cT3-4) by diagnostic imaging 4) No Bulky N lymph node metastasis on CT. 5) No clear distant metastasis on image diagnosis. 6) Age >=20, <75 7) ECOG Performance Status:0 or 1 8) No chemotherapy or radiation for gastric cancer. 9) Adequate function of important organs (within 14 days before registration) 1.NEU >=1,500/mm3 2.Hemoglobin >=8.0g/dL 3.Platelet >=100,000/mm3 4.AST <=100U/L, ALT <=100U/L 5.T-Bilirubin <=2.0mg/dL 6.Creatinine clearance >=50mL/min 10) Possible to oral intake. 11) Written informed consent. Confirmation before main registration 12) Examination Laparoscopy does not show gross peritoneal dissemination 13) Regarding the residual tumor after peritoneal lavage cytology and surgery, one of the following applies. 1.Peritoneal lavage cytology was negative (CY0) and gross curative resection (R0-1) was performed. 2.Peritoneal lavage cytology is positive (CY1) and macroscopic curative resection (R0-1) is considered possible. |
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1) 同時活動性の重複癌(上皮内癌や粘膜内癌相当の病変は除く)を有する。 2) 重篤な合併症(間質性肺炎、肺線維症、コントロールが困難な糖尿病、コントロール不良の高血圧症、心不全、腎不全、肝硬変、肝不全など)を有する。 3) テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(以降S-1)、ドセタキセル水和物(以降ドセタキセル)、パクリタキセルまたはオキサリプラチンの投与禁忌である。 4) 妊婦、授乳婦*1及び妊娠している可能性のある女性*2、あるいは治験薬投与期間中及び治験薬最終投与後の一定期間避妊*3することに同意しない患者。 5) その他、治験責任(分担)医師が本治験の対象として不適切と判断した患者。 *1授乳を中止し、再開しないことに同意した場合は組み入れ可とする。 *2閉経前の女性,最終月経後1年未満又は薬剤投与などの医学的理由により1年以上月経のない女性及び永久的な避妊術を受けていない女性を妊娠可能な女性とし、生理周期等から妊娠が否定できる場合を除き、登録前に妊娠検査を実施する。 *3避妊については、男性患者または相手男性の精管切除もしくはコンドーム、あるいは女性患者または相手女性の卵管結紮、避妊ペッサリー、子宮内避妊器具もしくは経口避妊薬のうち、いずれか2種類の有効な方法による二重避妊を行う。避妊期間は少なくとも6か月間とし、治験薬投与終了後の治療内容等を考慮して決定する。 |
1) Simultaneously active double cancer. 2) Severe complication (interstitial pneumonia, pulmonary fibrosis, uncontrollable diabetes, uncontrolled hypertension, heart failure, renal failure, cirrhosis, liver failure, etc.) 3) Contraindication to tegafur, gimeracil, oteracil potassium(S-1), docetaxel hydrate(docetaxel), paclitaxel or oxaliplatin. 4) Pregnancy, breast feeding or intention to become pregnant. 5) Judged inappropriate for this trial for other reasons. |
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20歳 以上 | 20age old over | |
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75歳 以下 | 75age old under | |
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男性・女性 | Both | |
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1) 患者の自由意思による同意撤回の申し入れがあった場合。 2) 胃癌の再発または増悪が確認された場合 CY0症例 術後に再発を認めた場合 CY1症例 術前または術後に腫瘍増悪を認めた場合 胃切除時に多数の腹膜播種を認めた場 合、原発巣の切除が困難と判断された場 合、肉眼的腫瘍遺残を認めた (R2) 場合 3) 治験責任(分担)医師により、合併症の悪化の発生のため治験の継続が困難と判断された場合 4) 治験責任(分担)医師により、重篤な有害事象(間質性肺疾患、腎不全、肝不全など)の発生のため治験の継続が困難と判断された場合 5)併用禁止薬を投与する必要性が生じた場合または投与した場合 6) 治験実施手順書の重大な不遵守を認めた場合 7) 妊娠が判明した場合 8) 治験全体が中止された場合 9) その他、治験責任医師または治験分担医師により治験治療継続が困難と判断された場合 |
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4型進行胃癌 | Type 4 advanced gastric cancer | |
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あり | ||
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・S-1単剤療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 ・S-1/DOC療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 第1日にドセタキセル40 mg/m2を経静脈投与する。 ・S-1+ip PTX療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 第1, 8日にパクリタキセル20 mg/m2を腹腔内投与する。 ・S-1/PTX+ip PTX療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 第1, 8日にパクリタキセル50 mg/m2を経静脈投与、20 mg/m2を腹腔内投与する。 ・SOX療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 第1日にオキサリプラチン100 mg/m2を経静脈投与する。 ・SOX+ip PTX療法 21日間を1コースとして、S-1 80 mg/m2を14日間内服し、7日間休薬する。 第1日にオキサリプラチン100 mg/m2を経静脈投与、第1, 8日にパクリタキセル40 mg/m2を腹腔内投与する。 |
S-1 monotherapy oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. S-1/DOC therapy intravenous docetaxel 40 mg/m2 on day 1, oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. S-1+ip PTX therapy intraperitoneal paclitaxel 20 mg/m2 on days 1 and 8, oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. S-1/PTX+ip PTX therapy intraperitoneal paclitaxel 20 mg/m2, intravenous paclitaxel 50 mg/m2 on days 1 and 8, oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. SOX therapy intravenous oxaliplatin 100 mg /m2 on day 1, oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. SOX+ip PTX therapy intraperitoneal paclitaxel 40 mg/m2 on day 1 and 8,intravenous oxaliplatin 100 mg /m2 on days 1, oral S-1 80 mg/m2/day on days 1-14, q3 weeks. |
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無病生存期間 | Disease-free survival | |
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全生存期間、無腹膜播種生存期間、有害事象発現状況、術前化学療法の完遂割合、治癒切除割合、組織学的奏効割合 | Overall survival, Peritoneal dissemination survival, Adverse event occurrence status, Preoperative chemotherapy completion rate, Curative resection rate, Histologic response rate |
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医薬品 | ||
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適応外 | ||
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パクリタキセル |
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パクリタキセル注30mg/5mL「NK」 | ||
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21800AMZ10212 | ||
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日本化薬株式会社 | |
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東京都 千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル20F |
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あり |
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募集中 |
Recruiting |
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あり | |
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あり |
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医療関係者の過失によらずに健康被害が生じた場合は、次の条件を満たした場合に限り、その補償として研究代表医師が加入する臨床研究等保険の支払限度額の範囲内で医療費の一部や医療手当を負担する。・健康被害の治療が30日間を越えた場合:31日目以降に健康被害の治療に要した医療費のうち、患者が負担した金額(公的医療保険による給付は控除)・入院治療を必要とする程度の健康被害が発生した場合:健康被害の治療に要した医療費以外の費用に充当することを目的とした医療手当(月額 36,000円)※差額ベッド料金の補填、休業補償、死亡または後遺障害に対する補償はなし。 | |
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なし |
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なし | |
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東京大学医学部附属病院治験審査委員会 | the Institutional Review Board,the University of Tokyo Hospital |
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東京都文京区本郷7-3-1 | 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo |
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03-5800-8743 | |
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IRBjimu-tokyo@umin.ac.jp | |
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承認 |
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該当しない |
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該当しない | |
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該当しない | |
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該当しない |
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無 | No |
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設定されていません |
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設定されていません |