未治療高腫瘍量濾胞性リンパ腫患者に対するオビヌツズマブ+ベンダムスチン(OB)療法による導入療法後に効果判定を行い、CMR(complete metabolic response)が得られた患者に対してオビヌツズマブ維持療法が省略可能であるかを検証する。 | |||
3 | |||
2021年10月20日 | |||
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2033年04月19日 | ||
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500 | ||
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介入研究 | Interventional | |
Study Design |
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無作為化比較 | randomized controlled trial |
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非盲検 | open(masking not used) | |
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実薬(治療)対照 | active control | |
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並行群間比較 | parallel assignment | |
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治療 | treatment purpose | |
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なし | ||
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なし | ||
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あり | ||
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一次登録適格規準 (1)リンパ腫病変からの生検標本の病理組織診断にて濾胞性リンパ腫(Grade 1、2、1-2、3Aのいずれか)と診断され、CD20抗原陽性が確認されている。 (2)臨床病期(Ann Arbor分類)が、II期、III期、IV期のいずれかである。 (3)一次登録前の最新の造影CT(造影剤アレルギーの既往、気管支喘息、腎機能障害を有する場合には単純CTでも可)所見、理学所見または検査値(一次登録日8週間前の同一曜日は可)が、(i)~(viii)のいずれかを満たす。 (i)腫瘍最大径≧※7 cm ※ 手術や生検で切除し、消失した部位がある場合は、当該部位を含めて判断する (ii)長径≧3 cmの腫大リンパ節を有するリンパ節領域が3領域以上である※ ※手術や生検で切除し、消失した部位がある場合は、当該部位を含めて判断する (iii)末梢血リンパ腫細胞>5,000/mm3 (iv)B症状を認める (v)巨脾(CTにて頭尾側径が16 cm以上)を認める ※CTの冠状断再構成画像で頭尾側方向の径が16 cm以上、または横断面像で頭尾側方向に16 cm分以上のスライスにて脾臓が描出 (vi)有症状でドレナージを要する、胸水もしくは腹水を認める (vii)濾胞性リンパ腫が原因で生じる臓器(硬膜、尿管、眼窩、消化管、気管など)圧迫症状がある (viii)リンパ腫の骨髄浸潤を認め、かつ血球減少を認める ※好中球数<1,000/mm3、ヘモグロビン<10 g/dL、血小板数<100,000/mm3のいずれか1つ以上 (4)一次登録日の年齢が20歳以上である。 (5)Performance status(PS)はECOGの規準で0から2である。 (6)測定可能病変(CT横断面像にて直交する2方向で明確に計測可能かつ長径が1.5 cm以上)を有する。 (7)臨床診断で中枢神経系浸潤がない(髄液検査、脳MRIは必須ではない)。 (8)濾胞性リンパ腫に対する治療(化学療法・放射線治療・インターフェロン・抗体療法)を受けていない。 (9)一次登録前14日以内の最新の検査値(一次登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。 (i)好中球数≧1,000/mm3(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧500/mm3) (ii)ヘモグロビン≧10 g/dL(登録に用いた検査の採血日前28日以内に赤血球輸血を行っていないこと)(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧8 g/dL) (iii)血小板数≧75,000/mm3(リンパ腫の骨髄浸潤がある場合は≧50,000/mm3) (iv)総ビリルビン≦2.0 mg/dL (v)AST≦100 U/L (vi)ALT≦100 U/L (vii)血清クレアチニン≦2.0 mg/dL (viii)室内気にてSpO2≧93% (10)試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。 二次登録適格規準 (1)本試験に一次登録されている。 (2)以下(i)(ii)のいずれかを満たす。 (i)OB療法:6コースを完了し、FDG-PET/CTによる効果判定でCMRが得られている。 (ii)有害事象などでOB療法の継続が困難な場合、完了コース数が4コースもしくは5コース、かつFDG-PET/CTによる効果判定でCMRが得られている。 (3)Grade 2以上の非血液毒性を認めない。 (4)二次登録前14日以内の最新のPSはECOGの規準で0-1である。 (5)二次登録前14日以内の最新の検査値(二次登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。 (i)好中球数≧1,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前7日以内にG-CSFを投与していないこと) (ii)白血球数≧2,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前7日以内にG-CSFを投与していないこと) (iii)ヘモグロビン≧8 g/dL(登録に用いた検査の採血日前28日以内に赤血球輸血を行っていないこと) (iv)血小板数≧50,000/mm3(登録に用いた検査の採血日前28日以内に血小板輸血を行っていないこと) (v)総ビリルビン≦2.0 mg/dL (vi)AST≦100 U/L (vii)ALT≦100 U/L (viii)血清クレアチニン≦2.0 mg/dL (6)OB療法の最終コース投与開始日をday 1としてday 42~day 98である。 |
Primary registration criteria (1) Follicular lymphoma (Grade1, 2 or 3A) with CD20 positive. (2) Ann Arbor CS II, III or IV diagnosed by CT and bone marrow examination. (3) Any of the following (i) to (viii) are fulfilled by physical findings and CT within 56 days before entry (i) Largest nodal or extra nodal mass more than 7cm (ii) More then three nodal sites with a diameter of 3cm or more (iii) Lymphoma cell in peripheral blood more than 5000/mm3 (iv) The presence of B symptoms (v) Spleen size is more than 16cm by CT (vi) Massive serous effusions (vii) Critical organ compression (viii) Cytopenia due to lymphomatous bone marrow involvement(fullfills one or more of the following three) Absolute neutrophil count < 1000/mm3 Hemoglobin concentration < 10 g/dL Absolute platelet count < 100000/mm3 (4) Aged 20 or older (5) ECOG performance status (PS) of 0 to 2 (6) Measurable lesions (7) No CNS involvement on clinical diagnosis (spinal fluid studies and brain MRI are not always necessary). (8) No prior chemotherapy, radiotherapy, interferon-alfa, or antibody therapy (9) Patients with sufficient organ functions (10) Written informed consent Secondary registration criteria (1) Primary registration for this trial (2) Following (i) or (ii) is satisfied. (i)OB therapy (6 courses) was completed and CMR was obtained by FDG-PET/ CT (ii)OB therapy (only 4 or 5 courses) was completed due to adverse events and CMR was obtained by FDG-PET/CT (3)No Grade 2 or higher non-hematological toxicity (4)ECOG performance status (PS) of 0 to 1 (5)Patients with sufficient organ functions (6)Within 42-98 days from the last administration of OB therapy |
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(1)活動性の重複がんを有する(同時性重複がん/多発がんおよび無病期間が5年以内の異時性重複がん/多発がん)。 (2)全身的治療を要する感染症を有する。 (3)登録時に38.0℃以上の発熱(感染や薬剤熱が否定できる場合は除く)を有する。 (4)妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、授乳中のいずれかに該当する女性。パートナーの妊娠を希望する男性。 (5)日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。 (6)ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。 (7)コントロール不良の糖尿病を合併している。 (8)コントロール不良の高血圧症を合併している。 (9)不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。 (10)HBs抗原陽性またはHCV抗体陽性である。 (11)HBV既往感染例(HBs抗原陰性でHBc抗体陽性 and/or HBs抗体陽性)、かつHBV-DNA量が20 IU/mL(1.3 logIU/mL)以上である。 (12)HIV抗体陽性である(HIV抗体は未検でも可)。 |
(1) Synchronous double or multiple cancer or metachronous double or multiple cancer with progression free period less than 5 years. (2) Infectious disease requiring systemic treatment. (3) A fever over 38 degrees (except when infection or drug fever can be ruled out) (4) Female during pregnancy, within 28 days of postparturition, or during lactation and male expecting partner's pregnancy. (5) Severe psychological disorder. (6) Receiving continuous systemic corticosteroid or immunosuppressant treatment. (7) Uncontrollable diabetes mellitus (8) Uncontrollable hypertension (9) Unstable angina pectoris, or history of myocardial infarction within six months. (10) HBs-Ag positive or HCV-Ab positive (11) HBs-Ab positive or HBc-Ab positive with HBV DNA levels of 20 IU/mL (1.3 logIU/mL) or more (12) Positive HIV antibody |
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20歳 以上 | 20age old over | |
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上限なし | No limit | |
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男性・女性 | Both | |
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<患者の中止について> (1) プロトコール治療無効と判断 (2) 有害事象によりプロトコール治療が継続できない場合 (3) 有害事象との関連がある理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 (4) 有害事象との関連がない理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 (5) プロトコール治療中の死亡 (6) その他、登録後治療開始前の増悪(急速な増悪によりプロトコール治療が開始できなかった)、プロトコール違反が判明、登録後の病理診断変更などにより不適格性が判明して治療を変更、社会的理由や安全管理上の問題によりプロトコール治療の継続が困難と判断された場合など (研究計画書6.2.2.参照) <研究の中止について> (1)中間解析中止による試験早期中止 (2)有害事象による試験早期中止 (重篤な有害事象(致死的な有害事象)が試験全体で15例に発生した場合) (3)登録不良による試験早期中止 (研究計画書12.8.参照) |
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濾胞性リンパ腫 | Untreated, advanced-stage high tumor burden follicular lymphoma | |
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あり | ||
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導入療法:オビヌツズマブ+ベンダムスチン(OB)療法 以下のレジメンを4週1コースとして最大6コース繰り返す。 1コース オビヌツズマブ(1,000 mg/body) day 1,8,15+ベンダムスチン(90 mg/m2) day 1,2 2-6コース オビヌツズマブ(1,000 mg/body) day 1+ベンダムスチン(90 mg/m2) day 1,2 維持療法 A群:オビヌツズマブ維持療法群 オビヌツズマブ(1,000 mg/body) day 1、8週毎、12コース B群:経過観察群 無治療経過観察 |
Induction therapy:OB therapy Course 1 Obinutuzumab 1,000 mg/body (day 1,8,15)+Bendamustine 90 mg/m2 (day 1,2) Course 2-6 Obinutuzumab 1,000 mg/body (day 1)+Bendamustine 90 mg/m2 (day 1,2), every 4 weeks Maintenance therapy Group A:Obinutuzumab maintenance therapy Obinutuzumab 1,000 mg/body (day 1),every 8 weeks,12 cycles Group B:observation Patients receive follow-up observation |
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無増悪生存期間 | PFS:progression-free survival | |
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全生存期間 二次治療開始までの期間 24か月以内の増悪または死亡割合 奏効割合 完全奏効割合 完全代謝奏効割合 有害事象発生割合 重篤な有害事象発生割合 形質転換割合 |
OS:overall survival TTNT:time to next treatment POD24:progression of disease within 24 months ORR:overall response rate CRR:complete response rate CMRR:complete metabolic response rate adverse events severe adverse events histological/clinical transformation |
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医薬品 | ||
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承認内 | ||
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オビヌツズマブ、ベンダムスチン塩酸塩、ベンダムスチン塩酸塩水和物 |
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ガザイバ点滴静注1000mg、トレアキシン点滴静注用25mg、トレアキシン点滴静注液100mg/4mL | ||
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23000AMX00488、22800AMX00700000、30200AMX00927000 | ||
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該当なし | |
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あり |
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2021年10月20日 |
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2021年10月26日 |
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募集中 |
Recruiting |
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なし | |
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なし |
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なし |
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中外製薬株式会社、シンバイオ製薬株式会社 | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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あり | ||
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国立研究開発法人国立がん研究センター | National Cancer Center Japan | |
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非該当 |
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国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) | Japan Agency for Medical Research and Development |
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非該当 |
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国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院臨床研究審査委員会 | National Cancer Center Hospital Certified Review Board |
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CRB3180008 | |
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東京都中央区築地五丁目一番一号 | 5-1-1 Tsukiji, Chuo-ku, Tokyo |
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03-3542-2511 | |
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ncch-irb@ml.res.ncc.go.jp | |
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承認 |
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無 | No |
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該当しない | |
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なし | none | |
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なし | ||
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該当しない | ||
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該当しない | ||
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該当しない |
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設定されていません |
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設定されていません |