術前治療なしでは根治切除(癌の遺残のない切除:胃癌取扱い規約でのR0切除)が困難か、根治切除が行えても予後が極めて不良な高度リンパ節転移を有する胃癌に対する、術前化学療法としてのドセタキセル+オキサリプラチン+S-1併用療法の有効性と安全性を評価することを目的とする。 | |||
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2018年09月01日 | |||
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2028年02月28日 | ||
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介入研究 | Interventional | |
Study Design |
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単一群 | single arm study |
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非盲検 | open(masking not used) | |
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ヒストリカルコントロール | historical control | |
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単群比較 | single assignment | |
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治療 | treatment purpose | |
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なし | ||
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なし | ||
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なし | ||
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1) 組織学的に胃癌であることが確認されている。 2) 原発巣の生検検体でHER2陽性でないことが確認されている。 3) 上腹部造影CTにて以下のいずれかを認める。 ① 大動脈周囲リンパ節(No.16a2/b1)転移*2 ② Bulkyリンパ節転移 ③ No.16a2/b1転移とBulkyリンパ節転移の両方 4) 胸部造影CT、上腹部造影CT、骨盤造影CTにて、No.13リンパ節とNo.16a2/16b1リンパ節以外の遠隔転移を認めない。 5) 肉眼型が4 型あるいは大型(8 cm 以上)の3 型ではない。 6) 食道浸潤がない、もしくは食道浸潤が3 cm 以内と診断される。 7) 残胃癌でない。 8) 臨床的に遠隔転移がないと判断される。 9) 登録時の年齢が20 歳以上、75 歳以下である。 10) Performance Status(ECOG)が0、1 のいずれかである。 11) 腹腔鏡検査あるいはバイパス手術時の開腹所見にて、肝転移・腹膜転移がなく、かつ腹腔洗浄細胞診にて癌細胞を認めない。 12) 開胸による食道切除を伴う胃切除、左上腹部内臓全摘、Appleby手術を行わなくてもR0切除が可能と判断される。 13) 他のがん種に対する治療も含めて化学療法・放射線療法・内分泌療法の既往がない。 14) 胃癌に対して一切の手術療法の既往がない。ただし、胃のバイパス手術及び内視鏡的粘膜切除を除く。 15) 十分な経口摂取が可能である。バイパス手術により経口摂取可能となった状態も含める。 16) 登録前14日以内の最新の検査値(登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。 ① 好中球数≧2,000/mm3 ② ヘモグロビン≧8.0 g/dL(登録に用いた検査の採血日前14日以内に輸血を行っていないこと) ③ 血小板数≧10×104 /mm3 ④ 総ビリルビン≦1.5 mg/dL ⑤ AST≦100 IU/L ⑥ ALT≦100 IU/L ⑦ クレアチニンクリアランス≧50 mL/min 17) 試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。 |
1) Histologically proven gastric adenocarcinoma 2) HER2 negative has to be confirmed 3) Enhanced abdominal CT revealed having any of the followings: i) Paraaortic lymph node metastasis (No.16a2/ 16b1) ii) Bulky lymph node (>=3cmx1 or >=1.5cmx2) iii) Both of No.16a2/ 16b1 and Bulky lymph node 4) Enhanced thoracic/ abdominal/ pelvic CT revealed having no distant metastasis other than No.13 or No.16a2/ 16b1 lymph node metastasis 5) Neither Borrmann type 4 nor large (8cm or more) type 3 6) Length of esophageal invasion less or equal to 3cm 7) Not stump cancer of stomach 8) Clinically no sign of distant metastasis 9) Age between 20 and 75 at registration 10) Performance Status(ECOG) 0 or 1. 11) No peritoneal metastasis and CY0 by laparoscopy or laparotomy 12) Total gastrectomy with thoracotomy, left upper abdominal exenteration or Appleby's operation is not required to achieve the R0 resection 13) No prior treatment of chemotherapy or radiation therapy or endocrine therapy against any other malignancies 14) 1No prior surgery for gastric carcinoma except for bypass surgery and endoscopic resection 15) Fair oral intake with or without bypass surgery 16) Sufficient organ function. i. Neutrophil >= 2,000/mm3 ii. Hb >= 8.0 g/dL iii. Platelet >= 100,000/mm3 iv. T.Bil <= 1.5 mg/dL v. AST <= 100 IU/L vi. ALT <= 100 IU/L vii. CCr >= 50mL/min/body 17) Written informed consent from patient. |
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1) 活動性の重複がん(同時性重複がん/多発がんおよび無病期間が5年以内の異時性重複がん/多発がん)を有する。 2) 全身的治療を要する感染症を有する。 3) 登録時に38℃以上の発熱を有する。 4) 妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、授乳中のいずれかに該当する女性。 5) 精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。 6) ステロイド剤またはその他の免疫抑制剤の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。 7) フルシトシン、フェニトイン、ワーファリンカリウムのいずれか、もしくは複数の継続使用が必要である。 8) 不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。 9) コントロール不良の、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症を有する。 10) 胸部CTで診断される、間質性肺炎、肺線維症、高度の肺気腫のいずれか、もしくは複数を合併している。 11) コントロール不良の糖尿病を合併している。 12) コントロール不良の高血圧症を合併している。 13) HBs抗原が陽性である。 |
1) Synchronous or metachronous (within 5 years) malignancies. 2) Infectious disease requiring systemic treatment. 3) Body temperature of 38 degrees Celsius or higher. 4) During pregnancy, within 28 days of postparturition, or during lactation. 5) Severe mental disease. 6) Receiving continuous systemic corticosteroid or immunosuppressant treatment. 7) Under treatment with flucytosine, phenytoin, or warfarin. 8) History of unstable angina pectoris within three weeks or myocardial infarction within six months before registration. 9) Poorly controlled valve disease, dilated or hypertrophic cardiomyopathy 10) Interstitial pneumonia, pulmonary fibrosis, or severe emphysema based on chest CT 11) Poorly controlled diabetes 12) Poorly controlled hypertension 13) HBs antigen positive |
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20歳 | 20age old | |
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75歳 | 75age old | |
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男性・女性 | Both | |
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<プロトコール治療中止基準> 1)プロトコール治療無効と判断した場合 2) 有害事象によりプロトコール治療が継続できない場合 3) 有害事象との関連が否定できない理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 4) 有害事象との関連が否定できる理由により、患者がプロトコール治療の中止を申し出た場合 5) プロトコール治療中の死亡(術前化学療法中の死亡、周術期死亡、術後補助化学療法中の死亡) 6) その他、登録後治療開始前の増悪(急速な増悪によりプロトコール治療が開始できなかった)、プロトコール違反が判明、登録後の病理診断変更などにより不適格性が判明して治療を変更、社会的理由や 安全管理上の問題によりプロトコール治療の継続が困難と判断された場合など (プロトコール6.2.3.参照) |
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胃がん | Gastric cancer | |
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あり | ||
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Docetaxel+Oxaliplatin+S-1による術前補助化学療法ののちに、胃切除+D2+No.16リンパ節郭清 | Preoperative chemotherapy with Docetaxel, Oxaliplatin, and S-1 followed by gastrectomy with D2+No.16 lymph node dissection | |
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組織学的奏効割合 | Pathological response rate | |
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全生存期間、R0切除例における無再発生存期間、R0切除割合、奏効割合(RECIST v1.0)、手術までの治療完遂割合、術後補助化学療法までの治療完遂割合、有害事象発生割合 | overall survival, progression-free survival in patients with R0 resection, proportion of R0 resection, response rate of preoperative chemotherapy by RECIST ver1.0, proportion of completion of surgery, proportion of completion of protocol treatment, toxicities |
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医薬品 | ||
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適応外 | ||
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ドセタキセル水和物、オキサリプラチン、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム |
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タキソテール点滴静注用20mg 等、エルプラット点滴静注液50mg 等、ティーエスワン配合カプセルT20 等 | ||
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22100AMX01407、22100AMX02237、22100AMX00886000 | ||
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該当せず | |
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あり |
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2018年09月01日 |
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募集中 |
Recruiting |
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なし | |
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なし |
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なし | |
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なし |
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サノフィ株式会社 等、株式会社ヤクルト本社 等、大鵬薬品工業株式会社 等 | |
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なし | |
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なし | |
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なし | |
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あり | |
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国立研究開発法人国立がん研究センター | Nationcal Cancer Center Japan |
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非該当 |
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国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院臨床研究審査委員会 | National Cancer Center Hospital Certified Review Board |
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CRB3180008 | |
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東京都 中央区築地五丁目一番一号 | 5-1-1 Tsukiji, Chuo-ku, Tokyo, 104-0045 Japan, Tokyo |
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03-3542-2511 | |
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ncch-irb@ml.res.ncc.go.jp | |
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承認 |
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該当しない | |
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日本 | Japan | |
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なし | ||
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該当しない | ||
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該当しない | ||
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該当しない |
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設定されていません |
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設定されていません |